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団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

我慢しない生き方ができることに感謝

2023年10月11日 | 生き方

雑誌プレジデントの特集「我慢しない生き方」は興味深い内容

だった、我慢をやめるだけで人生劇的好転とインパクトのある

メッセージがあったが、齢を重ねていくにつれてやりたいこと

を我慢することがふえていくのが現実である。

 

お金、健康、人間関係、特に対人関係で気に入らない人とうま

くやろうとしたら自分の態度を変えるしかない、我慢が生きて

いくうえで基本の心構えと思い現役時代を私自身過ごしてきた、

我慢することで生活できる、あれも買える、旅行にもいけると

思ったものだ。

 

リタイヤしてからは無理することがなくなった、今は自分の弱

さを素直に認められる、思いどうりの人生を歩んできたとは思

ってないが、今は我慢しない生き方ができる、このことに感謝

したい。


ふたつよいことないものよ

2023年09月27日 | 生き方

「ふたつよいことないものよ」今は亡き臨床心理士の河合隼雄

氏の著書「心の処方箋」に書かれてる名言である、ひとつよい

ことがあると、ひとつ悪いことがある、自分にとって幸福が誰

かにとって不幸ということもある、いいことずくめの人生など

ないということである。

 

家庭や学校や職場で問題を抱えてるときにこの言葉に出会い支

えられた人は多い、例えば学校でいい成績をとった、会社で仕

事を評価された、いいことなんだけど仲間から妬まれ人間関係

がぎくしゃくしたとか、ひとついいこと起きたのにひとつ悪い

事が起きたとかよくある話である。

 

人間の一生は晴れもあり嵐もある、どんなに苦しい悲惨な状況

でも永久に続くことはない、逆に生れてから死ぬまで幸福の連

続ということもない、浮かぶ日もあるし沈む日もある、だから

悲観も楽観もしない、そういう姿勢でこの「ふたつよいことさ

てないものよ」とつぶやくと不思議と気持ちが楽になるような

気がする。


人間の価値感は変わるもの

2023年07月23日 | 生き方

世の中の多くの人は社会において人を判断するとき、学歴や経

歴、そして報酬や資産、そして社会的地位を尺度にすることが、

ほとんどである、それはその人のものさし、いわゆる価値観で

ある。

 

それでも人間の価値感なんてちょっとしたことで変わるもの、

変貌自在である、環境や経験によってずっと同じということは

ない、人間の心は矛盾した考えと欲望を持っているからである。

 

重要なのは収入や社会的地位、学歴、経歴だけが人の価値を計る

尺度ではないということ、それは老年になるにつれ理解できるも

である、誰かの価値基準にとらわれる必要はない、自分なりの

価値基準を見つけてそれを大切にする生き方こそ真の生き方だと

思っている。


ドキュメント72時間「大病院の屋上庭園で」

2023年07月20日 | 生き方

NHKのドキュメント72時間、舞台は大病院の屋上庭園、東京

御茶ノ水駅周辺にある東京医科歯科大学、病床数800の大病

院の屋上庭園での定点観測、患者や家族が訪れる人たちの声が

聞けた。

 

私が印象に残ったのは54歳会社員の男性、悪性リンパ腫と診

断され入院、奥様と3人の子供(27歳、25歳、9歳)がい

るが特に末っ子の9歳の長男は父親に瓜二つで可愛い、この息

子のためにも生きていたい、そして息子さんが書いた父親の似

顔絵と寄せ書き「パパ、がん、がんばって、まってるよ」大切

にしてる父親の笑顔が辛い闘病生活を乗り切る覚悟のようなも

のが一瞬垣間見えた。

 

日常でありながら非日常的な病院、闘病してる人にとって病気で

ない状態はきっとまぶしい幸せの根源なのかもしれない、難病と

診断され、本人にとっても家族にとっても人生の色合いが変わっ

てしまう、回復して元の平穏な生活に戻られることを願うばかり

だ。

 

 


〇〇したいと〇〇しなければの違い

2023年07月19日 | 生き方

日常のなかで誰もが経験してる、〇〇したい、〇〇しなければ、

そんな局面に遭遇したとき、どちらを選択するか迷うものであ

る、〇〇さんに会いたい、〇〇さんに会わなければ、飲み会に

参加したい、飲み会に参加しなければ、この違いは大きい。

 

環境が変わったり、好みが変わったり、かつては大切だった人、

大切だったモノが色褪せてしまう、人間の心なんて矛盾してる

もので時間が経過して変化するのは仕方がないことである。

 

たとえば人間関係で〇〇さんと会う約束をする、以前は楽しみ

で会いたい人だったが、今は気が進まない、それでも会わなけ

れば…そんな時相手の都合が悪いという連絡が入る、なぜかほ

っとする自分がいる、〇〇したいと〇〇しなければの違いは

きいと感じる瞬間である。

 


大谷翔平が愛読する「運命を拓く」

2023年06月22日 | 生き方

「私は力だ、力の結晶だ、何ものにも打ち克つ力の結晶だ、だ

から何ものにも負けないのだ、病にも運命にも、否あらゆるす

べてのものに打ち克つ力だ、そうだ!強い強い、力の結晶だ」

 

これは昭和の実業家、思想家である中村天風氏(1876~1

976)の著書「運命を拓く」のなかの言葉である、運命も健

康も自分の心の思い、考え方でよくも悪くもなる、言葉は人生

を左右する力がある、積極的な言葉を使う習慣をつけよう、例

えば頭が痛い、耳が痛い、痛いのは痛いでいい、そのあとがよ

くない、痛くてしょうがない、もうだめだ、これがよくない、

極的な言葉だと斬り捨ててる。

 

天命はどうすることもできない、男に生まれた、女に生まれた、

現代に生まれた、昔に生まれた、しかし宿命は人間の力で打ち

開いて行くことができるという天風氏、大リーグで大活躍の大

谷翔平が愛読してる理由がわかるような気がする、きっと自分

を鼓舞するためにも必読書なのだろう。


努力は必ずしもむくわれるとは限らないけれど

2023年04月10日 | 生き方

努力が必ず報われるとしたら、勝利は努力の量に比例するはず

である、しかし現実はそうではない、努力は必ずしもむくわれ

るとは限らない。

 

この言葉は作家の五木寛之が「折れない言葉」のなかで紹介し

てるプロスケーター羽生結弦の言葉である、そしてこの言葉に

続いて「しかし努力には意味がある」と続けてることに注目

したい。

 

どんなに努力をしても勝てなければ人からは評価されない、他

者からの評価は重要である、努力をすれば自分に手応えや満足

を感じられる、努力は必ずしも報われないかもしれない、それ

でも努力をしたことは大切だし価値があるということを言いた

かったのでは?と思う。


この5年はあなたにとってどんな歳月でしたか?

2023年03月09日 | 生き方

「みをつくし料理帖」「銀二貫」の作者である小説家、高田郁

さんは顔出ししないことで有名であるが、サイン会には積極的

に参加し読者と親交を深めてる、顔と顔を見合わせて言葉を交

わせることが無上の喜びと感じており、ひとりひとりに「この

5年はあなたにとってどんな歳月でしたか?」と必ず問いかけ

るという。

 

転職、退職、結婚など人生の転機を迎えた人、無難に過ごした人、

山あり谷ありだった人、質問したとたん泣き出す人、頑張ったけ

夢は叶えられず挫折した人、ひとりひとりに寄り添う高田さん、

作品と同じように温かいものが感じられる。

 

5年という歳月は重い、私の5年間を振り返ると、妻が関節リウ

マチで入院、同時期に母が認知症、大腸がんで翌年逝去、実家の

処分と忘れられない出来事だった、またブログをやってることで

日経新聞とNHK出版から取材を受けたことはメリハリのない生活

の中で、いい刺激になったとは間違いない、5年単位で振り返

って見る、果たして皆さんにとってこの5年はどんな歳月でした

か?


相手の身になって考えるということは

2023年03月08日 | 生き方

相手の身になって考える、日常生活の中で、人生の色んな局面

で遭遇する問題である、相手の身になって考えるということは

長い人生のなかで誰もが経験することかもしれない。

 

その時に大切なことは想像力、他人の心を想像する力があるか、

相手が寂しいのか、悲しいのか、それに気づくのがその人の想

像力、人を理解するのは会話が必要だが会話があってもわから

ないことがある、そんなときこそ想像することで理解するしか

ない。

 

人から悩みを打ち明けられとき、もし自分が相手の立場だった

らどう感じてどう対応するか、他人の苦しみを自分のものとし

て想像すること、それが相手の身になって考えることだと思っ

ている。

 


人間はひとりひとり違う

2023年02月12日 | 生き方

人は生きてくうえで心の中に葛藤、不安、とまどい、自己嫌悪

抱えている、日常は楽しいことばかりでなく誰もが難題を抱

えながら今日を明日へつないで生きている。

 

人間はひとりひとり違う、それぞれ別の人生を歩んでる、似て

ようで育ちも環境も違う、同じことをしても楽しいという人

もいればつまらないという人もいる、いわゆる価値観は似てる

ようで違う、だから人に誤解されても褒められてもけなされて

も、私はあまり一喜一憂しないようにしてる、そもそも人に正

確に理解されることなど、なかなかないと思っている。

 

人に対して期待しすぎない、他人をあてにしない、他人を変え

うとしない、人から受けた恩は忘れない、そし自分がされ

ていなことは人にしない、人間関係で私が気をつけてること

である。