2016年2月4日 外気温:13.7℃ 室温:19.7℃ 15:10頃
春分の日。天気も良く過ごしやすいが寒い事には変わりは無いですね。
今日は昨日迄部品を変えてもすぐに電源のFUSEが飛ぶ、USBドライブの
電源基盤交換で直ったので動作状態を見ていますが安定していますので、
参考になればと投稿致します。
今時、P-ATAのUSB-DRIVEなど使っている方は稀と思いますが。(汗)
1.入手
ハードオフの「540円」のものです。2006年10月に生産終了品
USB2.0対応の理由で入手。但しHDDは抜かれていました。
画像は修理完了後のものです。
仕様
電源 電源定格 AC100V (50/60Hz)
外形寸法 49.0(W)×193.9(D)×174.9(H)mm ※突起部を除く
設置条件 縦置き
インターフェイス USB 2.0/USB 1.1
コネクタ形状 USB(Bコネクタ)×1
データ転送速度 USB 2.0環境:480Mbps(Max)(理論値)、
USB 1.1環境:12Mbps(Max)(理論値)
ドライブ回転速度 7,200回転/分
2.動作確認
手持ちの80GBのHDD実装で問題なく動作していましたが、WD2500JBに交換後、
1日経過で、電源が入らなくなりました。
3.修理経過
FUSEが飛んでいる。125v-2.5A 代替交換も飛ぶ。
ここからSW電源基盤の調査になります。(部品は秋月電子から)
3.1 分かったこと
①1次SW-FETのD-Sショート
:MS7KM-12A-三菱-600V-7-21A→TK10A60D-toshiba-600V-10-40A交換
②12VSW-FETのD-Sショート
:2SK2466-toshiba-100V-30-120A→fki10531-Sanken-100V-18-35A交換
③15VZ-DIODEのショート
:15B3→同等品15V-1Wと交換
これで、電源が入りましたが、HDD:WD2500JBを「HDTUNE」を走らせていると
16Vの電解コンデンサが熱いし、FETの放熱板も熱いと思っていると、電源落ち。
交換したFUSEやFETのD-S間ショートが起きていました。
電解コンデンサやシャントレギュレータを交換してFETも交換して無負荷で
様子を見るが、再び電源が落ちました。
これは回路定数とFETの互換性の問題なのか原因がはっきりしません。
SW電源基盤が原因と分かっているが、原因が特定出来ず使用を止めました。
3.2 SW電源基盤の交換
同じものは当然に無いですが、手持ち品を調べていると、見つかりました。
上が元の基盤、下が交換基盤です。コネクタ類が違いますので、AC側DC側工夫しています。
左端は見えにくいが、12Vの小型FANです。
基盤の固定は出来ないので、透明のプラ(耐熱性)ケースを流用して押さえ込んでいます。
3.3動作確認
HDD:WD2500JBを繋ぎ、負荷テストでも問題が発生しません。2日目ですが異常なし。
4.HDD:WD2500JBについて
参考URL:http://pcrescue.easter.ne.jp/pc_hdd03.htm
USBドライブには、ONーOFF-AUTOのSWが有りますが、AUTOにしておくと、
USB端子を繋ぐと電源が入ります(SW電源には無負荷で動作)が、
WD2500JBのピンをマスター設定だとAUTOだと認識が変?でしたので、
ケーブルセレクトにしたら快適に認識する用になりました。
これでUSB端子に繋ぐと自動でHDDに電源が入ります。
しかし、そうで無い時はSW電源は無負荷動作ですのでACコードを抜くのが良いです。
5.終わりに
簡単だと思った基盤の部品交換でしたが、2006年より前の基盤と仮定すると、
10年以上経過していますので、電解コンデンサもその他の消耗部品、パターン劣化
等ありえるので、あさはかな部品交換修理での失敗をしました。
でも、こういう失敗が次回の修理や中古品の購入に役立ちます。
参考になれば幸いです。
2016.2/4 追記
20:30迄通電状態のHDDの状態です。問題無いようです。
春分の日。天気も良く過ごしやすいが寒い事には変わりは無いですね。
今日は昨日迄部品を変えてもすぐに電源のFUSEが飛ぶ、USBドライブの
電源基盤交換で直ったので動作状態を見ていますが安定していますので、
参考になればと投稿致します。
今時、P-ATAのUSB-DRIVEなど使っている方は稀と思いますが。(汗)
1.入手
ハードオフの「540円」のものです。2006年10月に生産終了品
USB2.0対応の理由で入手。但しHDDは抜かれていました。
画像は修理完了後のものです。
仕様
電源 電源定格 AC100V (50/60Hz)
外形寸法 49.0(W)×193.9(D)×174.9(H)mm ※突起部を除く
設置条件 縦置き
インターフェイス USB 2.0/USB 1.1
コネクタ形状 USB(Bコネクタ)×1
データ転送速度 USB 2.0環境:480Mbps(Max)(理論値)、
USB 1.1環境:12Mbps(Max)(理論値)
ドライブ回転速度 7,200回転/分
2.動作確認
手持ちの80GBのHDD実装で問題なく動作していましたが、WD2500JBに交換後、
1日経過で、電源が入らなくなりました。
3.修理経過
FUSEが飛んでいる。125v-2.5A 代替交換も飛ぶ。
ここからSW電源基盤の調査になります。(部品は秋月電子から)
3.1 分かったこと
①1次SW-FETのD-Sショート
:MS7KM-12A-三菱-600V-7-21A→TK10A60D-toshiba-600V-10-40A交換
②12VSW-FETのD-Sショート
:2SK2466-toshiba-100V-30-120A→fki10531-Sanken-100V-18-35A交換
③15VZ-DIODEのショート
:15B3→同等品15V-1Wと交換
これで、電源が入りましたが、HDD:WD2500JBを「HDTUNE」を走らせていると
16Vの電解コンデンサが熱いし、FETの放熱板も熱いと思っていると、電源落ち。
交換したFUSEやFETのD-S間ショートが起きていました。
電解コンデンサやシャントレギュレータを交換してFETも交換して無負荷で
様子を見るが、再び電源が落ちました。
これは回路定数とFETの互換性の問題なのか原因がはっきりしません。
SW電源基盤が原因と分かっているが、原因が特定出来ず使用を止めました。
3.2 SW電源基盤の交換
同じものは当然に無いですが、手持ち品を調べていると、見つかりました。
上が元の基盤、下が交換基盤です。コネクタ類が違いますので、AC側DC側工夫しています。
左端は見えにくいが、12Vの小型FANです。
基盤の固定は出来ないので、透明のプラ(耐熱性)ケースを流用して押さえ込んでいます。
3.3動作確認
HDD:WD2500JBを繋ぎ、負荷テストでも問題が発生しません。2日目ですが異常なし。
4.HDD:WD2500JBについて
参考URL:http://pcrescue.easter.ne.jp/pc_hdd03.htm
USBドライブには、ONーOFF-AUTOのSWが有りますが、AUTOにしておくと、
USB端子を繋ぐと電源が入ります(SW電源には無負荷で動作)が、
WD2500JBのピンをマスター設定だとAUTOだと認識が変?でしたので、
ケーブルセレクトにしたら快適に認識する用になりました。
これでUSB端子に繋ぐと自動でHDDに電源が入ります。
しかし、そうで無い時はSW電源は無負荷動作ですのでACコードを抜くのが良いです。
5.終わりに
簡単だと思った基盤の部品交換でしたが、2006年より前の基盤と仮定すると、
10年以上経過していますので、電解コンデンサもその他の消耗部品、パターン劣化
等ありえるので、あさはかな部品交換修理での失敗をしました。
でも、こういう失敗が次回の修理や中古品の購入に役立ちます。
参考になれば幸いです。
2016.2/4 追記
20:30迄通電状態のHDDの状態です。問題無いようです。