教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

<硫黄島>自衛隊の滑走路移設へ 遺骨収容のため

2013年12月12日 18時45分32秒 | 社会・経済

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硫黄島=岩下幸一郎撮影(毎日新聞)

<硫黄島>自衛隊の滑走路移設へ 遺骨収容のため

 政府は11日、太平洋戦争の激戦地だった硫黄島(東京都小笠原村)に残る遺骨収容のため、同島の自衛隊の滑走路を移設する方針を関係省庁会議で決めた。来年度以降、500億円規模の国費を投入する。

(毎日新聞)

太平洋戦争開戦から72年、115万人の遺骨帰らずでは、日本国の戦後は終わっていません。
太平洋戦争の激戦地だった硫黄島での戦死者の遺族の方々も御高齢になり草葉の陰に入られた方々がほとんどと思います。日本の戦後は終わっていませんし、国の為に闘われ命を捧げられた方々への遅過ぎた遺骨収集です。今日の日本の平和と繁栄は、若き戦死者の血と屍の山で築かれていることを日本政府も日本国民も忘れてはなりません。伊藤久男さんの暁に祈るをお贈り申し上げます。戦死された英霊の皆様方の一日もお早い日本への御帰還を亡き元帝国陸軍軍人の父に代わりまして、お祈りします。

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YouTube: 暁に祈る 伊藤久男


硫黄島 遺骨収集で滑走路移設か判断へ -

防衛省は去年から「探査レーダー」を使って長さ1800メートル余りの滑走路の下を深さ4メートルまで調べたところ、およそ1800か所で遺骨が埋まっている可能性があることが分かったほか、当時の地下ごうも見つかりました。

NHK(12月10日)


硫黄島に眠る英霊への祈り〔1〕/総務大臣・新藤義孝(栗林忠道大将の孫) -

事業期間は10年程度と見込まれていますが、結局掘ってみなければ何もわからないのが実情です。しかし68年前に国を守るために硫黄島で戦った方々はいまだ島で眠り続けています。

PHP Biz Online 衆知(Voice)(10月15日)

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  • 2008/10/06 追加

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2007/12/10朝日新聞

太平洋戦争開戦から66年、115万人の遺骨帰らず

『 新聞の取材によりますと旧日本海軍のハワイ・真珠湾攻撃で太平洋戦争が始まったのは、66年前の12月8日だった。異国へ出征したまま帰らぬ肉親や友を、いまも捜し続ける人たちがいる。政府は52年から海外戦没者の遺骨収集を続けるが、まだ115万人が帰っておらず、当時を知る人が少なくなり年々困難になっている。かつての激戦地には戦死した当時のまま放置されている白骨遺体もある。「国のために犠牲になった人々に責任を持ってほしい」。高齢化が進む遺族らは訴える。  1万人以上の日本兵が死亡したインドネシア・パプア州のビアク島。11月初旬、日本政府の派遣団が集めた115人の遺骨が島内で火葬された。「今まで放っておいてごめんね」。メンバーの一人、岩渕宣輝さん(66)=岩手県奥州市=が頭蓋骨(ずがいこつ)をなでながら語りかけた。  3歳で父親をニューギニア戦線で亡くした。届いた木箱に遺骨はなかった。「おやじの所に行きたい」。中学生のころから航空会社で働くと決めていた。ニューギニア航空に勤めながら、父親たちを捜し続けた。ニューギニアへの渡航は260回を超えた。  予備士官学校生として旧満州(中国東北部)で終戦を迎えた荒木正則さん(83)=大阪府河内長野市=は、シベリア・ホルモリン地区に3年間抑留された。  02年、慰霊で訪れたシベリアで、日本政府の派遣団による遺骨収集作業を目にした。泥土の中で土にかえりかけた仲間の骨。「この手で祖国へ連れて帰りたい」。以来、ほぼ毎年政府の遺骨収集に参加している。 佐賀県の「戦没者を慰霊し平和を守る会」は昨年、「政府が戦死者の遺骨を放置しているのは問題だ」として、日本弁護士連合会に人権救済を申し立てた。父親を沖縄戦で亡くした副理事長の塩川正隆さん(63)は「死者はものを言えないのだから、私たちが声をあげなければ」と話す。  厚生労働省によると、沖縄と硫黄島を含む在外戦没者約240万人のうち、115万人の遺骨がまだ帰っていない。  政府による南方地域での大がかりな遺骨収集は、75年度で終了した。その後は、民間などから情報があった場合のみ収集している。05年、尾辻秀久厚労相(当時)は国会で「集中的に収集し、ある意味で線を引くべきだ」と発言。06年度から「おおむね3年間」の計画でフィリピン、東部ニューギニアなどで調査を始めた。  だが、収集予算は02年度から減り続け、今年度は約1億9800万円だ。  ハワイに本部がある米国防総省の戦争捕虜・行方不明者捜索司令部(JPAC)は今年6月、8人の調査チームを、激戦地・硫黄島に派遣した。目的は、62年前に倒れた1人の軍曹を捜すことだった。当時の軍の記録や証言に基づき、約10日間かけて崩壊した洞窟(どうくつ)などを調査。今後、発掘作業のチームの派遣を検討するという。 JPACのスタッフは425人で、予算は年5千万ドル(55億円)。約8万8千人の未帰還米軍人を捜している。 「軍人を大切にするのは、次の戦争への準備でもあるのでしょう……」。岩渕さんはそう言った後、自らの言葉を打ち消した。「それでも、国のために犠牲になった人間を、国が責任をもって帰すのは当然じゃないか』

戦後66年も経過して未だ海外の激戦地跡の戦没者の115万人の遺骨が戦死した家族の元に帰っていないと言うのは驚くべきことです。ご家族の皆さんも御高齢になられ眼の黒い内に帰して上げて下さい。国家の為に貴い命を的に闘われ亡くなられたのですから、日本の国が、最後のお一人に至るまで遺骨収集すべきです。今日の日本の平和と繁栄は、戦没者の貴い命と血で購われていることを決して忘れてはなりません。

戦没者の遺骨収集がなぜこんなに遅れているのでしょうか。戦後補償は問題になっても、なぜ今まで日本の国の為に死んだ人の遺骨を放置したのでしょうか。お金に為らないからとの声もあります。

海外の激戦地の荒野に長年ほったらかしにされていたのでは、戦死者の霊もさ迷い浮かばれません。皆さん日本にお帰りになりたいと思われていたでしょうね。最近戦没者の遺骨を見世物にしていると言う報道も有りました。心無いことで、言語同断です。

海外の激戦地も長年年月が、経過しますと自然の風水害により地形も変わり遺骨収集も場所の特定基氏と比べが難しくなると思います。海外の激戦地跡の人々が、なぜ日本は、戦死した人達の遺骨をなぜ野ざらしにして置くのだろうと思われて来たと思います。

日本政府の信用に関わる問題です。私は、何よりも戦没者の霊にまことに申し訳ないと思います。世界に冠たる経済大国日本です。予算と人手を確保し、戦死した人達の霊に報いるべきです。日本の国の為にとひたすら信じ、命を殉じた戦没者への国家の戦後責任と供養でもあると思います。戦没者の遺骨を放置し、供養しないと国の為に尽くし、命を投げ出せと言われましても誰も政治家に従うものはいないと思います。

どこの国でも洋の東西を問わず国の為に戦い亡くなった人達を国家は大切にしています。喉元過ぎれば熱さを忘れずでは、亡くなれた戦没の霊も浮かばれません。日本では、戦死した人達を英霊といますが。大阪四天王寺には、戦死者と戦災で亡くなった人達を供養する英霊堂が在ります。今は有りませんが旧S党左派系の人達は、英霊と言う言葉の表現を軍国主義だと批判します。軍隊に行き亡くなった人達を良く言いません。

戦争加害者の一員と解釈されしていますが。旧S党左派系の人達が、自分で自慢されても戦前のような厳しい状況になったら、自分の命を掛けて、本当に自分の意見を通せる人達がどれだけいるでしょうか疑問です。戦前の日本の兵隊を悪く言う人たちもいますが。厳しい上位下達の制度の中で、絶対服従の上官の命令に従っただけですからも悪いとは言ったら時代的判断を間違っていますし、弱い者いじめに過ぎません。

戦争に勝てば、官軍、負ければ賊軍です。戦後日本は、総て悪者にされてしまいました。最近自信を失ったと言う若い人達もいます。長い歴史を紐解くとどこの国だって、本当に良いことばかりしていません。

戦後日本は、直接軍事行動に出て他国に迷惑を掛けていないので、もっと自信と誇りを持って良いと思います。隣国を見ますとロシヤでもお隣の中華人民共和国、大韓民国でもその国の為に戦った人は、国家の英雄です。国の為に戦った人達を非難することは反国家的行為ですし、戦前の日本で良く使われていた言葉ですが非国民、国賊と言われるでしょうね。

そんな批判をする今の革新系の人達も戦前は、国家の為に死ぬことは正しいと信じていたことも事実です。志願して兵隊にも特別攻撃隊にも行き、戦前の軍国主義を頭から信じていたのです。今の自由に物が言える民主主義国家の日本と戦前の軍国主義国家の日本との歴史的差異が大きかったと言わざるを得ません。

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