教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

高速無料化 客足遠のく国道沿い 利用者増でPAは増収

2009年09月06日 13時17分32秒 | 受験・学校
高速無料化 客足遠のく国道沿い 利用者増でPAは増収
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早々と営業時間を終え、食器を片づける佐々木清高さん、悦子さん夫妻=秋田県由利本荘市松ケ崎で2009年9月3日午後3時すぎ、渡辺暢撮影
 『窓から小さな灯台が見える。日本海に面する秋田県由利本荘市。国道7号沿いで佐々木清高さん(67)が経営する老舗食堂「港ドライブイン」は、毎日午後3時には早々と店を閉める。「開けてもお客が来ないから」。妻悦子さん(65)が食器を片づける手を止めてぼやいた。
 秋田国体が開かれた2年前、国道7号と並行して高速道路が開通。秋田市内から南へ延びる有料の「日本海沿岸東北自動車道」(日沿道(にちえんどう))の一部だが、国と県が費用を負担する「新直轄方式」で建設されたため岩城インターチェンジ(IC)から本荘ICまでの21.6キロの通行料は無料。民主党が掲げる「高速無料化」が一足先に実現した格好だ。 「以前は国道を渡るのが難しいくらい車が多かったのに」。国土交通省によると、無料区間開通後の国道の交通量は1日2万台から半減した。「店に寄りたかったけど高速行っちゃってたよ」。久しぶりに顔を出した常連客がこんな言い訳をすることもある。 外国航路の船員だった清高さんが40歳前に退職金をつぎ込み店を開いて30年。バブルが終わるころまでは、海水浴客の多い夏場は朝7時から夜10時まで店を開けた。最盛期には1日約500人の客でにぎわい、従業員3人に加え、アルバイトを8人も雇っていた。 ところが、国道沿いにコンビニエンスストアが増えると、同業者は次々と店を畳んだ。無料区間開通で客足はさらに遠のき、1日30人を切ることも。清高さんは「こんなことになるとは思わなかった」とあきらめ顔だ。□ 無料区間を北上すると岩城ICから北は有料となる。車は次々と日沿道から国道7号へ降りて秋田市方面を目指す。高速を北上するのは、2割程度しかない。 「えっ、そうなったら大変だわ」。有料区間を避けた車が行き交う国道7号沿いのラーメン店「喜怒哀楽」。店を切り盛りする今野保子さん(57)は、民主党の公約を知らなかった。
 不況のせいか、今年初めは売り上げが落ち込んだ。ようやく立ち直りかけてきたところに誕生する民主党政権。客の多くは、国道を走るドライバーだ。有料区間が無料化されれば、結果は港ドライブインを見るまでもない。「その公約、止まらないですかねえ」と、困惑の表情を浮かべた。□ 衆院選公示前の8月1日、川崎市と千葉県木更津市を結ぶ「東京湾アクアライン」はETC(自動料金収受システム)搭載車の場合、普通車通行料が2320円から800円に値下げされた。8月の交通量は前年比で58%増加した。 人工島から東京湾360度の眺望が楽しめる「海ほたるパーキングエリア(PA)」。平日もにぎわい、休日には駐車待ちの列が本線まで延びる。テナント店の8月の売り上げは前年比2~3割アップした。値下げの恩恵を受けた「勝ち組」だ。 千葉県富津市で創業150年の伝統を誇る「かぢや旅館」も値下げで8月の宿泊客が前年より1割ほど増えた。それでも、黒川治雄社長(69)の表情はさえない。富津と神奈川県横須賀市を35分で結ぶ東京湾フェリーが、平日は3割以上減収という打撃を受けたからだ。 「うちはフェリーとともに歩んできた」。地元の景勝地の鋸(のこぎり)山を訪れる観光客には高齢者も多い。「フェリーが減便したら、車を使えない人が来にくくなる。船旅を楽しみにしている人も多いのに」 人やモノの流れを大きく変える高速道路の無料化。現実になれば、後戻りはできない。公約への期待と不安は高まっている。』毎日新聞
高速道路の無料化はどこまで実現するのでしょうか。
トラック関係の輸送業界者は、高速道路の無料化で速く陸送出来、運送費や経費の面でコストが減少するかも分かりませんが。静岡県の地震で東名高速道路の上り路肩の強度不足による陥没事故を起こしましたが。今後地震や災害の時には、従来の国道も見直されると思います。地域住民の為に従来の国道の整備、点検、管理も必要と思います。
高速道路は、「物流の動脈」と言われ、日本の経済を支え物資の輸送には欠かせませんが。危険物の輸送には、交通事故の少ない鉄道輸送も大切だと思います。
高速道の無料化で、高速道に人が流れ、従来の国道を利用する人が減少し、沿道で商いを生業とする人達の仕事にも影響が既に出たと言えます。国道沿いに出来たコンビニの利用客もこれからは減るでしょうし閉店店するところも増えるかも分かりません。フェリー会社や鉄道の利用客に減少するかも分かりません。鉄道の利用客に減少するかも分かりませんが客が減ったら、地元の観光旅館も観光客が減少し経営が難しくなるでしょう。確かに速く目的地に着く自動車は便利です。船旅には、船旅の良さや楽しさもあると思います。なくなった私の父のお世話になった大手ペンキ会社に勤められていた黒谷茂氏は、元日本海軍の一等駆逐艦乗りで、海軍兵曹長でした。人生の一番最期は船で突然旅行に行きたいと言われ奥さんと九州から帰りのフェリーの船室で突然亡くなられましたが。海が好きで、潮の香りと海の美しさが忘れられ無かったのだと思います。船旅には、船旅の良さがあると思います。エコの時代です。ゆっくり、くつろぐことも日頃のストレス解消に繋がるのではないでしょうか。心の休暇も時には必要です。
鉄道の旅には、のんびりと自然の綺麗な景色を見ながら駅弁も食べれて鉄道の旅には良さもあると思います。
この頃男性顔負けの女性の鉄道ファンが増えてきて、鉄子さんと呼ばれているらしいですから、悲観したものでは無いと思います。
一寸先は闇と言われてますが、今後鉄道会社もフェリー会社も、観光旅館も団結してタイアップすれば蘇る可能性もあると思います。
皆さん頑張って下さい。
自殺者防止為に電話相談で御活躍され全国的な取り組みに日夜奔走されている千葉県成田市名古屋346長寿院御住職篠原鋭一御老師は、新幹線の超特急に乗ると窓から周りの景色が見えない!鈍行列車で周りの景色を見ながら行くことの方が大切ですと説かれています。人生速く歩むのが、良いのでは無いと言われています。
時間との競争に追われ、毎日忙しく過ごしているのが現代の日本人です。篠原鋭一御老師の長寿院のホームページ、URLhttp://www.choujuin.comです。
高速道路に車が殺到し、渋滞すれば時間内配送を目指す運送業者は又従来の国道を利用するかも分かりません。高速道路の無料化が進めば、国道で生業を立ててる人達の生活が成り立たなくなり廃業に追い込まれたら困りますし、片方で犠牲になる人を切り捨てたのでは意味が有りません。これまでの「適者生存」、自然淘汰のの競争原理の経済政策ではなく、共存共栄の真の友愛政策、社会的格差による地域格差を是正し、庶民の暮らしと生活を守り、子供達も将来に夢と希望の持てる明るい社会を是非新しい政治の力で実現して欲しいと思います。
 
『☆言葉高速道路無料化

 民主党が衆院選マニフェストで掲げた柱の一つ。高速道路を原則として無料化することで流通コスト引き下げや地域経済の活性化、渋滞の解消などを目指すとし「最大で7.8兆円の経済波及効果」と説明している。一方で、フェリーや鉄道など競合する交通機関の収益悪化や、料金所など道路会社職員の雇用問題、車が殺到して渋滞が増えることで二酸化炭素(CO2)排出量増加を懸念する声もある。』毎日新聞より引用

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