教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

HOME天木直人のブログやはり沖縄は自前の政党、政治家を国会に持たなけれ...

2019年01月17日 11時10分51秒 | 国際・政治


やはり沖縄は自前の政党、政治家を国会に持たなければいけない

2019-01-17

 私は1月14日のメルマガ第28号で橋下徹が書いた「沖縄問題、解決策はこれだ!」(朝日出版社)という本を紹介し、その中で沖縄にとって傾聴に値する数々の提言があることを書いた。

 そのうちのひとつが、沖縄は既存の野党の政治家に頼ることなく、沖縄の事を本気で思い、行動してくれる自前の政党、政治家を国会に送り込まなければいけない、という提言だ。

 まさしくその通りだ。

 その事の正しさを見事に証明してくれる記事を見つけた。

 きょう1月17日の朝日新聞が書いていた。

 立憲民主党など野党各党の国会議員11人が16日沖縄を訪問し、辺野古埋め立て現場を視察したと。

 基地問題に直面する沖縄は野党が選挙戦を勝ち続けて来た数少ない地域。野党結集をアピールすることで「選挙イヤー」を有利に進めたい狙いだと。

 朝日新聞にまで見透かされているのである。

 きわめつけは視察した議員のひとりが語った次の言葉だ。

 こんな美しい海を県民の意に反して強行的に埋め立てて行くのは問題だと。

 
 何を今頃、こんな寝ぼけた事を言っているのだ。

 彼らがすることは、もはや視察ではない。

 反対する沖縄県民と一緒に、官憲の逮捕を覚悟して座り込む事だ。

 ワシントンに飛んでトランプ政権に止めろと直訴することだ。

 政治家しか出来ない事を何一つせず、一般国民でも出来る事を、今頃になってやっている。

 まさしく橋下徹がその近著で喝破した通り、沖縄にとって役立たずの野党議員たちである(了)



 

 

 

 

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HOME天木直人のブログアリバイ作りでしかない陸上イージス電波調査

2019年01月17日 10時58分25秒 | 国際・政治


アリバイ作りでしかない陸上イージス電波調査

2019-01-17



 きょうの一部の新聞が小さく報じていた。

 政府は陸上配備型迎撃ミサイルシステム(イージス・アショア)の配備先となっている秋田市と山口県萩市で、レーダーの発する電磁波の影響調査をする方針を固めたと。

 周辺地域での日常生活や人体への影響を懸念した地元自治体や住民からの要請を受けた対応であり、今年度中の実施を目指すと。

 これほど馬鹿げた記事はない。

 いまごろになって、影響があるかないかを調査するとは何事か。

 そもそも、影響があるかないかは米国が知っているはずであり、導入前に問いただして知っていなければいけないはずだ。

 そして日本が独自に調査して、本当の事がわかるというのか。

 もしわかったとして、有害だったら秋田、山口への配備をあきらめるというのか。

 秋田、山口への配備をあきらめても、他の配備地が見つかるというのか。

 なにもかもデタラメばかりだ。

 そう思っていたら菅官房長官が記者会見でこう語ったという。

 「安全性について理解がいただけるよう丁寧に説明していきたい」と。

 何のことはない。

 結局、秋田、山口に受け入れてもらうしかないのだ。

 電波調査はその為のアリバイ作りでしかないということだ。

 しかもそのアリバイははじめから分かってる。

 有害のおそれがあるなどという結論はあり得ないのだ。

 政府のやっていることはみなアリバイ作りばかりだ。

 特に日米同盟がらみの不都合な事は全部アリバイ作りだ。

 ここを何とかしない限り、すべての議論がアリバイ作りになる(了)

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HOME天木直人のブログ安倍首相はいいかげんに外遊を止めたらどうか

2019年01月17日 10時51分37秒 | 国際・政治


 

安倍首相はいいかげんに外遊を止めたらどうか

2019-01-17


 安倍首相がまた22日から外遊するという。

 国会軽視と言われても、税金の無駄遣いだと言われても、敵前逃亡だと言われても、何を言われても、安倍首相は外遊を止めないつもりだ。

 しかし、今度の外遊だけは止めたほうがいい。

 ダボス会議に5年ぶりに出席するという。

 そこでアベノミクスの成果を宣伝するという(日経新聞)。

 もしそうなら、絶対に今度の外遊は止めた方がいい。

 5年前に安倍首相はアベノミクスを宣伝するためにダボス会議に出席した。

 あの時は何を言ってもよかった。

 どうなるかわからなかったからだ。

 しかし5年もたって何の成果も示せない。

 いまやアベノミクスは完全に失敗に終わったことは明らかだ。

 それなのに、わさざわざ5年ぶりにダボス会議に出席して、再びアベノミクスを宣伝するなら、ウソをつきに行くようなものだ。

 日本国内でいくらウソを言っても平気だが、世界を相手にはそうはいかない。

 厳しい質問に立ち往生して恥をかくだけだ。

 そして、日経新聞は教えてくれている。

 ダボス会議に向かう前にモスクワに立ち寄ってプーチン大統領と首脳会談すると。

 なおさら外遊は止めた方がいい。

 いまプーチン大統領と会談すれば、2島すら返さないとダメオシされるだけだ。

 そうなれば、北方領土交渉はその時点で終わる。

 どうせ北方領土は誰がやっても返ってこないのだ。

 だから平行線をくり返す不毛な交渉は、このまま河野外相や外務官僚に任せておいて、最後は自分がプーチン大統領と政治決着すると期待を持たせて、先延ばしするだけでいいのだ。

 拉致問題と同じように、北方領土問題も必ず自分の手で解決すると言い続けいれば、いつまでも首相を続けられる。

 だから、こんどだけは外遊をとりやめるべきだ。

 国内情勢が許さなくなったといってダボス会議を欠席し、それを口実にプーチン大統領との首脳会談もドタキャンすればいいのだ。

 プーチン大統領は驚いて軟化して来るかも知れない。

 外交とはそういうものだ。

 くり返す。

 今度ばかりは外遊をしないほうがいい。

 そう思っていたら、日経新聞は最後にこう書いている。

 「年初からの外交日程はここで一区切りとなる」と。

 つまり、これを最後に外遊をしないということは、いよいよ安倍政権が終るということだ。

 それとも、日刊ゲンダイが書いたように、通常国会での野党の攻撃が目に見えているので、それを避けるために、帰国したらすぐに、国会冒頭にやぶれかぶれ解散をしてすべてをチャラにすることを決めたのかも知れなない。

 いよいよ一寸先は闇になってきた(了)

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HOME天木直人のブログついに韓国との国交断絶を口にした飯島勲内閣参与

2019年01月17日 10時47分47秒 | 国際・政治


ついに韓国との国交断絶を口にした飯島勲内閣参与

2019-01-17




 きょう1月17日発売の週刊文春(1月24日号)で飯島勲特命担当内閣参与が書いた(飯島勲の激辛インテリジェンス)。

 こんな韓国とは断行を検討するのも一つの選択だと。

 驚いた。

 ついに国交断行という言葉が出た。

 飯島勲は国交断行と言う言葉が外交上どのように深刻な意味を持っているか、分かっているのだろうか。

 いくら週刊誌上の軽口であるからといっても、そしていくら内閣参与という役職が暇つぶしの役職だからといっても、曲りなりにも安倍政権の公職だ。

 そんな人物が国交断行などという言葉を口にしてはいけない。

 しかも、その後に続く言葉が笑いものだ。

 韓国は中国を見習えと説教している。

 すなわち、かつて日本と戦った台湾の蒋介石は中国国民に「敵軍のかつての蛮行に報復してはならない」と「以徳報怨」(徳を持って怨念に報いる)演説をしたと。

 かつて日中国交正常化をなしとげた周恩来は、日本の軍部と一般国民を峻別し、日本の一般国民もまた軍部の被害者だと、大人の対応を見せたと。

 だから韓国も少しは中国を見習って頭を冷やせというわけだ。

 飯島勲はおめでたい男だ。

 毛沢東をお崇敬する習近平主席が、安倍首相の間違った歴史認識を許しているとでも思っているのか。

 しかも、安倍首相は米中対立の真っ最中に、米国の言いなりになって対中包囲網の先頭に立っている。

 そんな安倍首相の日本を中国が許すはずがない。

 中国が反日に転じたら韓国どころの話ではない。

 そんな中国に見習えというのは、ほとんど冗談だ。

 こんな人物を特命担当内閣参与にして税金

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阪神大震災24年、追悼の祈り 「つなぐ」竹灯籠に灯火

2019年01月17日 07時36分54秒 | ニュース
社会 

阪神大震災24年、追悼の祈り 「つなぐ」竹灯籠に灯火



05:59



竹灯籠に火をともす人たち=2019年1月17日午前5時7分、神戸市中央区の東遊園地、小川智撮影

(朝日新聞)

『 6434人が犠牲になった阪神・淡路大震災は17日、発生から24年となった。地震発生時刻の午前5時46分、各地で多くの人が犠牲者を悼み、祈りを捧げた。市民らは、震災と復興の平成が終わろうとするなか、記憶と教訓を次世代へ受け継ごうと誓いを新たにした。

 神戸市中央区の東遊園地では午前5時から「1・17のつどい」が開かれ、公募で選ばれた「1995 つなぐ 1・17」の形に並べた竹灯籠(どうろう)に火がともされた。午前5時46分、冷え込みの中、参加者らは暗闇に浮かび上がる鎮魂のともしびの前で黙禱(もくとう)した。

 藤本真一・実行委員長は「『私たちも次世代に伝えていきたい』という意見が、震災を経験していない若い世代から多く寄せられている。これからも震災を考える機会を作っていくことが役目だ」と話した。

 今年は初めて東京都千代田区の日比谷公園の小音楽堂に東京会場が設けられ、発生時刻から12時間後の午後5時46分に黙禱する。(野平悠一)』

阪神淡路大震災で、亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。

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ホーム山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』子どもと教育 福岡市の官製ワーキングプア化政策:図書館司書

2019年01月17日 06時37分11秒 | 国際・政治

立憲民主党福岡3区(福岡市早良区・西区・城南区の一部、糸島市)

山内 康一
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ホーム山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』子どもと教育
福岡市の官製ワーキングプア化政策:図書館司書
2019年 01月16日
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今朝(1月16日)の西日本新聞の特命取材班の「図書館司書 やまぬ逆風」という記事を読み、福岡市の「官製ワーキングプア化政策」に強い憤りをおぼえました。

福岡市の行政は派手で見た目のよい政策やイベントは好きですが、働く人には冷たく、教育や文化を軽視しています。そして福岡市役所は、社会問題の解決につながるような本質的な政策には後ろ向きだと思います。

たとえば、福岡市は「一人一花運動」というのをやっています。地球温暖化とそれによる自然災害の激甚化など、人類の生存が危機に瀕している時代に優先すべき環境政策とは、CO2排出を抑える運動だと思います。たとえば樹木を植えると地球温暖化対策になりますが、一年草の花を植えてもすぐ枯れるので温暖化対策としては意味がありません。花がふえると心が癒されるかもしれませんが、地球温暖化のような深刻な社会的課題の解決には役立ちません。見た目は良いけれど、本質的な課題解決には貢献しない。まさに「お花畑的」な政策です。お花をふやす運動をやるなとは言いませんが、福岡市をあげて取り組む環境政策が「一人一花運動」というのは福岡市民として残念です。

いまの福岡市行政は、新自由主義的・市場原理主義的な規制緩和や、20世紀型の「開発行政」や「箱モノ行政」が中心です。「人口が増えた。税収が増えた」と喧伝していますが、人口の高齢化は進み、箱モノ行政のツケは残ります。あいかわらずの高度経済成長期の発想で産業政策に取り組んでいたら、将来に禍根を残すことでしょう。福岡市政の経済成長至上主義の具体例、人を大切にしない政治の具体例が、図書館司書のワーキングプア化です。

記事によると、福岡市の図書館司書の皆さんのほとんどは非正規雇用です。図書館司書は、国家資格が必要な専門職です。それなのに非正規の図書館司書の月給は19万円程度です。全産業平均賃金に遠くおよびません。福岡市は、19万円の月給をさらに10万円近くまで下げることを考えているそうです。

福岡市が、(1)いかに働く人たちのことを考えていないか、(2)いかに公立図書館という文化教育施設を軽視しているか、を象徴しています。すべての市民が文化的な生活を営めるようにする基礎的インフラが公立図書館です。お金がないと小説や歴史書、学術書が読めないというのは不公平です。情報や文化へのアクセス権はいまや市民的権利だと思います。

私も子どものころから図書館にお世話になってきました。幼いころは近所のボランティアの方が土曜日に自宅でやっている小さな図書館で本を借りたり、小学校の図書館で本を借りていました。中学生になると、夏休みといえばクーラーのきいた筑紫野市図書館に入りびたり、ニューズウィーク日本版のような大人の雑誌を読んでは、世界に飛び出すのを夢見ていました。だれでも好きなだけ本が買えるわけではありません。すべての人に開かれた公立図書館は、市民の権利です。

そして、本の選定、図書の管理方法、本の紹介など、専門性が求められる司書の仕事が、図書館のサービスの質、文化の保存機能の質を決定します。そんな専門性の高い仕事が、低賃金の非正規雇用になっている状況は望ましくありません。司書の専門性を高めるには、安定した雇用のもとで定期的に新しい知識や技術に触れる必要もあるでしょう。また長く勤めて経験を積んだ方がより良いサービスを提供できることでしょう。図書館司書は、正規の専門職として雇用すべきです。図書館司書の人たちを「官製ワーキングプア」にしようとしている福岡市は、おかしいと思います。

書店にいくと嫌韓本や反中国本といった「ヘイト本」が山積みになり、ベストセラー入りしている時代です。こういう時代だからこそ、良い本を選び紹介する司書の仕事は大切だと思います。AI時代だからこそ、インターネット時代だからこそ、本を読む習慣や良い本から得られる叡智や感性が大切だと思います。

マンガばかり読んでいる麻生財務大臣は、図書館に行ったことがあるかどうか不明ですが、図書館には予算をつけてくれそうにありません。図書館の社会的機能や司書の役割の重要性を理解しているとは思えない市長は、図書館に行ったことがあるのでしょうか?

安倍政権による「反知性主義的な政治」を全国でいちばん強力に実践しているのが福岡市かもしれません。福岡市の行政をあり方を変える4月にしたいものです。

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HOME天木直人のブログ4月21日にいよいよ新党憲法9条が実現する!

2019年01月17日 06時27分38秒 | 国際・政治



4月21日にいよいよ新党憲法9条が実現する!
2019-01-16
HOME天木直人のブログ4月21日にいよいよ新党憲法9条が実現する!


 ついに栃木県矢板市で新党憲法9条の公認候補が現れ、当選確実になった。
 その事を、新党憲法9条を支持する皆さんにお知らせし、喜びを分かち合いたい。
 それは思いもかけない読者からの一つのメールから始まった。
 私の住んでいる栃木県の那須塩原市に隣接している矢板市の現職の市会議員から、今度の矢板の市議会選挙で新党憲法9条の公認候補として三選を目指したいから公認を認めてもらえないかというメールだった。
 私はわが目を疑った。
 現職の、しかも二期8年間も市会議員をつとめた現職の議員が、まったく目途の立たない新党憲法9条の公認候補で三選を目指すというのだ。
 私は半信半疑で、きのう那須塩原に帰ってその議員と面談して話し合った。
 そして、話し合ってさらに驚いた。
 
 私以上に新党憲法9条の実現に情熱的であり、確信的だったからだ。
 私は、その市会議員がこれまで、無所属で二期連続で当選し、しかも三期目も当選確実である中で、わざわざ新党憲法9条公認で出馬するのは、むしろマイナスではないのか、出馬要請は自民党や立憲民主党からすでにあるだろうから、それらのいずれかから公認で出た方がより当選確実なのではないかと切り出した。
 そうしたら、その議員は、自民党や立憲民主党からの出馬要請があったことを認めた上で、だからこそ新党憲法9条なのだと一喝された。
 そして、その後にその市会議員が語った言葉の数々は私が理想に描いていた事ばかりだった。
 すなわち、どのみち三選は確実だ、しかし、もはやこれまでのような漠然とした気持ちで市会議員を続けても意味はない、政治家として何を目指すべきかという大義がないと政治家をこれ以上続ける甲斐は無いと思い始めたと。
 そしてその大義とはまさに新党憲法9条が目指す平和な日本の実現だと。
 地方議員だからと言って国政を論じてはいけないはずがない、それどころかいまの日本は地方から国政を変えなければいけない時なのだと。
 いまの国際情勢を見ていると、ますます世界は憲法9条を必要としている。それを一番強く、正面から訴えている新党憲法9条こそ、希望であり、政治が到達する最終ゴールだ。それを最初に始めた新党憲法9条は間違いなく勝利者になる、世界を動かすことができると。
 そして続けて次のような抱負を語ったのである。
 私は4月21日の矢板市議会選挙の投開票日で三選を果たした後、ただちに栃木県の他の市議会選に新党憲法9条の公認候補を立てて当選させる動きを始めるつもりだ(註:私の住んでいる那須塩原市に市議会選は今回のタイミングでは行われず2年後になり、その時は当然として那須塩原市から候補者が立つことになる)。
 いや全国を飛び回って全国の地方選で新党憲法9条の議員を広げていくつもりだと。
 新党憲法9条の公認候補でも選挙に勝てる事を証明した私が、新党憲法9条の公認候補だからこそ当選できた、と訴える。
 全国に新党憲法9条の議員が出てくるようになれば、その時こそ国政選挙における新党憲法9条の実現だ。
 どうか私をいまここで新党憲法9条の栃木県支部長にしてもらえないかというのだ。
 私がその人の手を握って、あなたこそ私が探していた、私の新党憲法9条構想に心を震わせて共鳴する本当の同志であり、もう一人の私だ、と手を握り締めたのは言うまでもない。
 私は彼の選挙を全面的に応援する事になる。
 そして投開票日の4月21日に栃木県矢板市に小林勇治という新党憲法9条の市会議員が誕生することになる。
 平成天皇が退位される直前のギリギリのところで、新党憲法9条がこの国の政治の中にうぶ声を上げるのだ。
 小林勇治議員は、私が「おことば」にこたえる最初の政治家になってみせるとまで断言してくれた。
 私はもはやひとりではない。
 二人が三人になり、三人が四人になって、新党憲法9条はもはや私の手を離れ、これまでにない新しい政党に発展していくに違いない。
 私はあなただ。そしてあなたは私だ。
 そういう新党憲法9条が日本に出来て、日本の政治を変えていく。
 日本を変えていくのである(了)
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1月16日(水)のつぶやき

2019年01月17日 04時55分05秒 | 受験・学校・学問
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