10月18日12時16分配信 Record China
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17日、地球温暖化の影響でヒマラヤ山脈に存在する氷河の融解が加速し、エベレストではこれまで見かけられなかったハエが確認されたという。写真はエベレスト。 |
『「(国鉄一家の絆)に頼り、思慮に欠けた愚かな行動をした」。 JR福知山線脱線事故を巡る国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委員会)の情報漏えい問題で、JR西日本の「おわびの会」が17日、兵庫県伊丹市のホテルで開かれた。次から次へと新事実が明らかになる事態に、遺族らは「もう信じられない」と不信感を募らせた。JR西幹部は一連の問題について、ひたすら謝罪と釈明を繰り返し、社長直属の社内チームを発足させて、事実調査を進めていることを明らかにした。 非公開で開かれた会には、遺族や負傷者ら約170人が詰め掛けた。冒頭、佐々木隆之社長(63)や山崎正夫・前社長(66)ら役員11人が並んで頭を下げ、佐々木社長や山崎前社長らがおわびの文章を読み上げた。 佐々木社長は、山崎前社長や土屋隆一郎・副社長(59)らが事故調側に情報漏えいを働きかけたことや、有識者に意見聴取会の公述人になるよう求め、謝礼を支払ったことなどについて経緯を説明。 「まさにコンプライアンス違反で、会社としてあるまじき行為」「組織的な行為と言われれば、返す言葉もない」などと組織ぐるみを認め、謝罪を重ねた。 また、佐々木社長が捜査機関の事情聴取を受けた幹部や社員の供述内容などをメモにまとめ、聴取を控えた幹部らに資料とともに配布するなどしていたことを明かし、「強い不信感を招く行為だった」と述べた。静まりかえった会場からは、「まだあったのか」「口裏合わせではないか」というささやきや、あきれたようなため息が漏れた。 山崎前社長は背景に「国鉄一家の絆」があったと明かした上で、「皆さまのお気持ちを裏切り、深く傷つけることになってしまった」と沈痛な表情で語り、取締役としての自らの進退を、佐々木社長に一任していることを明らかにした。 その後の質疑応答では、遺族からJR西の姿勢に対し、批判が集中。男性が一連の問題について、「当時、社内でおかしいとの声が上がらなかったのか」と尋ねると、山崎前社長は「ありませんでした」と声を絞り出すのがやっと。 午後の会に出席する、次男の昌毅さん(当時18歳)を亡くした上田弘志さん(55)(神戸市北区)は「2年前に山崎前社長に会い、『大きな組織だけに事故調などと裏取引しているのではないか』と聞くと、『事故調は中立。絶対にあり得ない』と言い張っていた。大きな裏切りだ。今回、全面的に謝罪したぐらいでは到底納得できない」と憤りをあらわにしていた 』
国鉄一家の絆とは、何なのか。絆とは、断つ忍びない恩と愛でJR福知山線脱線事故隠しや公述人に渡す謝礼金や口面あわせをすることでは無いと思います。国鉄一家との絆とは、二度とこのような脱線事故を起こさないようらように努力することが、JR西日本山崎正夫前社長をはじめの幹部の皆さんの国鉄への恩返し、国鉄時代からの企業としての伝統と実績を取り戻す責任の愛です。クライマックスシーリズ前に楽天は球団から解雇通告されても、楽天ファンへの恩返しに優勝して日本一になりますとファンの声援に応えた野村克也楽天イーグルス監督の背中に男の責任感と美学、長年の野球人生から経験された人と人の絆と大切さを学びました。人を大切にしない企業は発展しません。企業は、人なりは大切な企業経営の哲理です。一代しか続かなかったワンマン経営の企業がほとんどです。JR福知山線脱線事故のような事故を二度と起こさないように事故調査をし、事故調査を自分達の都合の良いように口面をあわしたり、安全管理や整備への不備を指摘されないように逃げ、かばいあうのではなく、事故原因を究明しするのが国鉄マンの使命ではないでしょうか。 国鉄マンが長年支えて来た誇りでも有る「技術者魂」を忘れています。利用者に今後二度とJR福知山線脱線事故を起こさないように様に安全で安心なJR西日本にすることが、国鉄の伝統を受け継ぐ民間会社JR西日本であり、亡くなられた人達への供養と遺族の皆さんへの責務では有りませんか。民営化されてもJR西日本の鉄道会社としての公共性や責務を忘れては。民営化された意味が無く、鉄道会社の社会的責任と義務を果たさずに放棄したことになります。乗客を目的まで、正確な時間で安全に運ぶ責任、これは鉄道会社の常識と思いますが。このようなことでは、JR福知山線脱線事故で亡くなられた人も成仏しませんし、事故の怪我の後遺症で困っている人達も納得されませんし、亡くなられた人は亡くなれ損、事故で怪我をされた人、怪我し損ではまったく乗客に損害を与えているだけで、被害者救済対策不在の戦前と何ら変わりません。JR西日本は、鉄道会社としての企業倫理やモラル、社会的責任をおろそかにしているのではないかと思います。今の日本の民主主義社会に置いて道理の通らない出来事と思わざるを得ません。
10月18日9時0分配信 産経新聞
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薬局にはさまざまな種類のマスクが並ぶ=東京都千代田区の「大手町ファーストスクエアドラッグ」(中村真由子撮影)(写真:産経新聞) |
[フォト] 「あらゆるウイルス殺す」“ハイテク”マスクはこれ!
『●感染拡大を防止
家庭用マスクは、薬事法に該当しない雑貨品扱いとなっている。このため、法的規制はなく、厚生労働省のチェックも及ばない。さまざまな表示とともに薬局などに並ぶが、料金の幅も広くてどれを買えばよいか迷うことも多いだろう。 厚労省が新型インフルエンザ対策として着用を強く推奨しているのは、せきやくしゃみなどの症状がある場合だ。ウイルスは通常、せきによるつばなどのしぶきとともに1~2メートルほど飛び散る。これを元から抑えることで、効果的に感染拡大防止が図れる。患者全員がマスクを着用すれば、流行の速度を遅らせ、社会の混乱を小さくできるのだ。 一方、健康な人がマスクを着用しても、マスクと顔のすき間からウイルスが侵入したり、目から感染する恐れもあり、感染を完璧(かんぺき)に防ぐことは不可能だ。
大妻女子大の井上栄教授(公衆衛生学)は、「身動きがとれないほどの満員電車の中などでは予防効果があるだろう。しかし、街を歩いていて患者とすれ違ってもうつることはほとんどない」と強調する。
では、どんなマスクを選べばよいのだろうか。厚労省が勧めるのは、市販されている家庭用マスクの9割以上を占める不織布(ふしょくふ)マスクだ。ガーゼのように糸を織らず、化学的作用で繊維を密着させて作る。同省は「ガーゼでは密度が粗く、十分な効果が得られない」と話す。 また、日本衛生材料工業連合会(東京都港区)の藤田直哉専務理事も衛生面などから使い捨ての不織布マスクの使用を勧めた上で、「特に大切なのはすき間が空かないよう、自分の顔に合ったサイズを見つけること」と指摘し、濾過(ろか)率の表示にはそれほど神経質になる必要はないと訴える。 では、最近よく見かける「サージカルマスク」とはどのようなマスクなのだろうか。「サージカル」とは主にサージェリー(手術)時に使うことを指す。藤田専務理事によると「日本にはサージカルマスクという定義、基準はなく、一般的に病院で使われるものをいう。サージカルの表示があれば、家庭用と比べて性能が高いわけではない」と説明する。
●息苦しい医療用
「予防のためでも人にうつさないためでも、一番安いマスクでいい。高い商品は息苦しいものが多い。着用しても苦にならないマスクを選ぶべきだ」 このように指摘する井上教授は、どのマスクを着用すれば、せきのしぶきを抑えられるかについて調べる実験を行った。値段にかかわらず不織布、ガーゼ、紙製のいずれのマスクでも、せきの風速は10分の1以下に、風圧は50分の1以下になり、患者が着ければ十分な抑制効果が考えられるという。値段の手ごろさはマスク選びの一つの基準となりそうだ。 では、質問にもあった「N95」タイプはどうだろう。0・3マイクロメートルの粒子を95%以上カットし、医療従事者の感染予防に非常に効果的なマスクとされている。一般向けにも販売されているが、日常的に使うには向かないようだ。装着テストが必要で扱いが難しく、密度も非常に高いため、息苦しくて長時間は着けていられない。厚労省も一般の人には不要としている。
マスクの安定供給のため厚労省は今年、3回にわたって関連団体を通じて国内の製造販売業者に増産を要請。7月以降、不織布マスクの月産量は約2億7000万枚体制で、今年度の総生産量は昨年度の約2倍になる見込みだという。 井上教授は「社会全体の認識として大切なのは、感染源を絶つということ。自分のための予防ではなく、他人にうつさないという日本人特有の思いやりの気持ちで、エチケットとしてマスクを使ってほしい」と話している。』産経新聞
『北海道夕張市の市立中学3年の男子生徒(14)が自宅で首をつって自殺していたことが28日、分かった。同校が発表した。生徒の自室からは手書きの遺書が見つかっており、市教委は自殺とみて動機や経緯を調べている。 市教委によると、生徒は27日夜、自室の2段ベッドの柵にトレーニング用のゴムをくくり付け、首をつっていたという。電気がつけっぱなしになっているのを不審に思った母親が発見した。 校長によると、遺書には「キライっていうのをかくすために笑っているとかっておもったりする。まあ、そうなんだろうけどね」などと書かれていたという。校長は「職員もご両親も原因が分からず困惑している。いじめはなかった」と話している。』(2009/09/28-22:32)時事通信
市立中学3年の男子生徒が、遺書もの腰自宅で首をつって自殺していたのですから、余程の原因が有ります。学校内で、いじめが無かったのか、有ったのかは調べて見ないと分からないと思います。学校外でのいじめや暴力を受けていたかも分かりません。校長も職員もご両親も分からず困惑しているとコメントを出されていますが。自殺する人は、必ず周囲の人や知人に自殺をほのめかすシグナルを出している筈です。生徒が自殺しているのに人事のように言われて何か悲しさを感じますね。自分の教え子が自殺したのは教育者として持つとも恥ずべきことで、教員生活の中で教育者として良心の呵責に絶えられないことだと言われた京都の教育現場で実際に教壇に立たれ活躍された近畿大学理工学部岡本武雄教授、教育学の言葉を最近良く思い出します。この中学校の生徒も教えている先生も管理職の校長も、人間の命の大切さを学校教育の中で忘れているのではないでしょうか。自殺の原因が分からないと自殺した男子生徒も成仏しませんよ。アンケート調査によりますと、今の中学生は悩み事を打ち明ける人が身近なところにいないと言う中学生が多いことに持つと目を向けるべきではないでしょうか。大人にも言えることで、人間疎外の今の社会の病巣ではないか思います。
☆コラムメニュー
15.いじめと出席停止
2008年12月02日作成
竹内和雄先生と函館大学金山健一先生の協同コラム 本研究会の講師でもある 大阪府寝屋川市教育委員会の指導主事、竹内和雄先生とのコラボ企画です。
コラムの内容は、生徒指導や教育相談、体験談など様々です。気まぐれに更新されますので、要チェックです。
金山健一
『 B君が私を訪ねてきたのは、彼が23歳の時だった。中学校でいじめに遭い、それから不登校となり、以来ずっと引きこもりとなっていた。 最初はプロレスごっこだった。技をかけられても我慢していた。しかし、その後「殴ってもお金を強要してもいい存在」となり、精神的にも支配されていった。B君が受けたいじめは壮絶である。いじめのグループにトイレに連れて行かれ、給食に出されたヨーグルトの容器に入れられたオシッコを無理矢理飲まされたという。もちろん、すぐに吐きだしたが、今度はすぐさま別の者に頭からオシッコをかけられたという。それから彼は不登校となり、家にずっと閉じこもるようになった。彼は、親にも先生にもその事件のことを言わなかった。自分は価値のない人間だと思いこみ自殺を図ろうともしたという。当時、彼のいた中学校は、一部の非行グループが、授業にも出ず廊下を徘徊し、先生方の胸ぐらを掴み「ウザイ」「消えろ」などの暴言を吐き、時には暴力も振るっていた。いわゆる〈対教師暴力〉が頻発していたのである。平成17年度に文部科学省に報告された〈いじめ〉は小中学校で17,881件あり、〈出席停止〉になった生徒はわずか7件。同様に〈生徒間暴力〉は14,033件で〈出席停止〉は11件。しかし、この14,033件の中にも〈いじめ〉は多く含まれているに違いない。〈対教師暴力〉は4,431件で〈出席停止〉になった生徒はわずか16件である。ある中学校教師は生徒に殴られ鼻を骨折した。その生徒は、教師の鼻の骨を折ったことを自慢し、他の生徒も教師に挑発的な行動を取るようになっていったという。生徒が殴りかかってきたため、その手を掴んだだけで体罰と訴えられた教師もいる。秩序は一体どうやって守ればいいのだろうか。今、いじめの出席停止について、議論が紛糾しています。私はB君のように命に関わるようないじめ、精神を崩壊させるようないじめ、暴力を伴ういじめは出席停止も必要だと考えています。加害者を殺人者にしないためでもあります。加害者にも、冷静になる時間を保障し、相手の気持ちになって考えること、これからどう生きたらいいのか、丁寧に教育していくことが必要です。家庭に問題を抱えている場合も多く、その悩みもしっかり受け止めていくことも大切です。過ちは過ちを犯すから学ぶのです。「S子ちゃんに無視された」「君にメールで悪口を言われた」これらは学校の中で解決すべき問題であり、出席停止の対象にならないのは言うまでもありません。すべてがいじめではなく、その解決方法を学ぶことが大切なのです。子どもたちは、様々な悩みや課題、問題を抱えて生きています。それらの問題を解決することで成長していくのです。みなさんは覚えていますか。1986年男子中学生いじめ水死事件(深川)、1986年女子中学生飛び降り自殺(札幌)、1987年男子中学生飛び降り自殺(札幌)、1992年小学6年男子いじめを苦に首つり自殺(恵庭)、1992>年男子中学生列車飛び込み自殺(苫小牧)更に同じ中学校で1993年女子中学生列車飛び込み自殺(苫小牧)……。道内でもこれだけ多くのいじめによる自殺者が出ているのです。もう、二度と失敗は許されません。ぜひご家庭でも真剣な議論をお願いいたします。』
※函館教師サポート研究会のホームページwww.hakodate-u.ac.jp/katyより引用。
函館教師サポート研究会代表の函館大学の金山健一先生の御許可と御高配により、掲載させて頂きました。
URLhttp://www18.ocn.ne.jp/~abc8181
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10月18日10時2分配信 読売新聞
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新型インフルエンザによる休校のお知らせ(16日、東京・北区の小学校で) |
埼玉県の春日部市立粕壁小は、15日から1泊2日の神奈川県鎌倉市などへの修学旅行を延期した。14日に6年生で学級閉鎖が出たためで、今後の日程は未定だ。
6月に一度延期した東京都狛江市立狛江一中の修学旅行は今月23日から2泊3日で行う予定だが、3年生が16日まで学年閉鎖になり、再延期の懸念も。市教委の担当者は「再延期すると今年中の実施は難しく、年明けには受験もある。なんとか皆元気に登校してほしい」と祈るように話した。 また、海外から国内に切り替えた学校も目立つ。
◆スポーツ◆
2度延期した大阪府立大塚高(松原市)の体育祭は結局中止に。当初予定は今月2日だったが、1クラスの学級閉鎖で6日に延期。その後も患者が増え、8日に延ばしたが、台風18号接近で実施できなかった。結局、15日の6時限目に応援合戦など3種目だけを発表する機会を設けた。 今月5~9日の休校や学級・学年閉鎖が215校に達した札幌市。17日に行われる予定だった市の中学卓球大会は、勝ち残った6校8チームすべてが休校や選手の感染のため出場できなくなり、大会は打ち切りになった。事務局では「これ以上続行できない。苦渋の決断」と話した。
◆補習◆
「補習授業も検討してほしい」。学級・学年閉鎖の相次ぐ東京都三鷹市教委の担当者は今月7日、市内の校長を集めた会合で要請。このままでは2学期の学習内容を学び切れるかどうか予断を許さないという。 滋賀県教委は、冬休み中の授業など学習を補充する取り組みをするよう通知。今月14日から休校した私立盛岡女子高(盛岡市)は、休日を減らして補習に充てることを検討している。
◆防止策◆
京都府城陽市立南城陽中では、1日数人だったインフルエンザによる欠席者が、連休明けの今月13日には生徒の5分の1にあたる約90人に急増。連休直前の9日に体育館で行った合唱コンクールで飛沫(ひまつ)感染により広がった可能性も否定できず、藤井恵教頭は「子供たちが楽しみにしている行事。開催が裏目に出たのなら残念」と話す。 近畿大付属和歌山中学・高校(和歌山市)では9月、生徒の約1割にあたる200人が欠席する中、「中止も考えたが、生徒の心情に配慮して」体育祭を実施。2日後、欠席者は500人近くに増えたという。
文部科学省学校健康教育課は、「行事実施の際は、発熱などの症状がある場合の参加自粛を求めるなどの工夫を検討してほしい。あとはうがい、手洗い励行などの対策をしっかりやるしかない」としている。』 最終更新:10月18日10時2分讀賣新聞