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教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

続児童名指しし「給食費1万円未払い」 教師が謝罪

2008年05月04日 14時21分33秒 | 受験・学校
  • 「 水戸市立小学校の低学年クラスで2月、担任の30代女性教諭が児童全員を前に、1人の児童を名指しし「(給食費や教材費に)未払いがあり1万円あまりになる」と発言していたことが2月9日に分かった。
     別の児童の保護者が学校側に連絡して発覚し、教諭は児童に謝罪。市教育委員会は「本人の心を傷つける配慮に欠けた発言」として再発防止を指示した。 市教委によると、発言があったのは5日午後の「帰りの会」で、教諭は学校からの連絡事項を児童に書き取らせていた。市教委は給食費などの滞納については通常、督促文書を保護者に封書で届け、児童には分からないようにしているという。 水戸市は給食費について、来年度から全保護者を対象に「滞納した場合は給食提供を中止しても異議を唱えない」とする確約書を提出させることを決めるなど、徴収を強化していた。」産経新聞。
  • インターネットで記事の拾い読みしていましたら、以前書かせていただいた内容と少し違った産経新聞の記事に出くわしました。すみと給食費未納問題で、水戸市 教育委員会は未納の督促文書を保護者に封書で届け、児童に分からないように配慮していることが良く分かります。給食未納児童への人権を保護した姿勢です。給食費未納問題の2005年の文部科学省の全国調査で、保護者の姿勢を問題にしたのが60パーセント、保護者の経済的な問題が約33・1バーセントと見ている。この給食費未納問題の難しさがあると思います。水戸市教育委員会も滞納問題には積極的に取り組み『給食提供中止』の確約書提出も決めている。水戸市教育委員会も給食費未納問題には、苦慮している様子が伺えます。経済的に恵まれ余裕があって給食費を支払わない保護者は別ですが。人間としてのモラルの問題です。担任が名指しで学級の生徒の前言うのは問題でした。皆の前で言われた児童気持ちも考え下さい。児童が悪いとは言えません。法律論以前の問題として、児童の家庭の切羽詰まった経済的な理由があったのだと思いますが。詳しい事情が新聞記事に書かれなかったのは、児童の家庭のブライバシーの尊重したからだと思いますが。「2006年1月3日の朝日新聞の第一面の記事に『公立小中学校で文房具代や給食費、修学旅行費などの援助を受ける児童・生徒数が2004年度までの4年間に4割近く増え、受給率4割を超える自治体も有ることが、朝日新聞調査で分った。」の記事を読み直しました。記事によりますと大阪府と東京都は4人1人、全国平均でも一割強に上ると書かれていた。家庭の経済力が子供の学力格差や進学に影響していることも事実です。今の日本には、社会的格差の是正が必要で、給食費の未納問題で子供達に給食ストッブの処分をしても解決しないと思います。私は反対で、子供達の人権を尊重する立場からです。学校では,生徒と先生との人権を尊重するのは常識です。私は、不正や不正義を黙認したり、見逃せとは言っていません。正しい事実を確認してから、法律的な適用を考えないと事実誤認に成ると思っています。教育現場にいないと今の学校の置かれている現状は分らないでしょう。経済的に恵まれ余裕があって給食費を支払わない保護者は別ですが。現実は、朝食も食べて学校に来ない子供達も多いのでは有りませんか。子供達が悪いとは言えません。記事によりますと「足立区内のある小学校では、修学旅行費や給食費を保護者が目的外に使わないように校長管理の口座に直接振り込んでいると言われていますし、就学受給率が7割に達した小学校では、6年生を担当する先生が、鉛筆の束と消しゴム、白紙の紙を持参して授業を始める。クラスに数人いるノートや鉛筆を持ってこない児童に渡すためだ。と言う。」足立区内のある小学校では、修学旅行費や給食費を保護者が目的外に使わないように校長管理の口座に直接振り込んでいると言われています。『 家庭の経済力が、子どもの学力格差や進学に影響している」と感じる学級担任は8割――日本教職員組合は、3月10日に調査結果を公表した。「影響がある」と答えた教員の比率が大きい都道府県ほど、昨年実施された全国学力調査の平均正答率が低い傾向にあったという。  調査は昨年9~12月、35都道府県の小中高の学級担任3913人から回答を得た。結果によるとれた全国学力調査の平均正答率が低い傾向にあったという。  この調査では、給食費や修学旅行費、副教材費などの未払い実態も聞いた。「未払いがある」46%、「ない」51%、「不明」3%。未払いへの対応を複数回答で聞いたところ、「そのままにしている」58%、「立て替える」30%、「その子は修学旅行や遠足に参加しない」11%だった。  日教組は「所得格差があっても、公教育に影響が出ない条件整備が必要」と訴えている。』アサヒコムより引用。子供達が、安心して学べる学校にして下さい。社会的格差の拡大は、経済的格差の拡大を意味していますし、社会的弱者や教育にしわ寄せが来ないような経済的格差の是正に取り組んで頂きたいと思います。

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    給食で児童20人が「人工葉」食べる 三重・菰野町

    2008年05月04日 12時42分46秒 | 受験・学校

    「  三重県菰野町の菰野小学校(杉本博司校長、978人)で、給食で出たかしわもちに付いていた人工葉を、20人の児童が誤って食べていたことが3日分かった。包装に「天然葉を使用」と書いてあったためだが、これまでに体調の異常を訴えた児童はいない。
     同小によると、かしわもちは直径5センチほどの大きさで、こどもの日を前に2日、デザートとして給食に出した。名古屋市の食品会社が製造したが、誤って包装には天然葉を使用した際の表示をしていたという。人工葉はポリエチレン製で、表示を見ながらかむなどして4~6年生20人が飲み込んだ。同町教委の調査では誤飲しても人体には影響がなく、そのまま体外に排出されるという。杉本校長は「誠に遺憾で業者に抗議した。今後は食品の引き渡しのチェックを強化したい」と話している。」 産経新聞

    柏餅、かしわもちは、粽、ちまきとともに5月5日の子供の日に食べる日本の伝統的な和菓子です。 『柏餅(かしわもち)は、平たく丸めた上新粉の餅を二つに折り、間にをはさんでカシワ又はサルトリイバラの葉などで包んだ和菓子である。餡の種類は、粒餡、漉し餡のほか、みそ餡がポピュラーである。5月5日端午節句の供物として用いられる。カシワの葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、子孫繁栄(家系が途切れない)という縁起をかついだものとされる。柏餅にこのような来歴はあるが、四国地方などの関西圏以南では、カシワの葉が、自生していないなどの理由により手に入りにくいため、サルトリイバラ科(サンキライ)の葉で作られている事が多い。また他の葉を使用する場合もある。地方により名称が異なる場合もある。塩漬けした桜の葉で餡入りの餅などを包んだ桜餅道明寺餅などと異なり、柏餅の葉を食べる習慣は少ない。そのため、材料費を抑えるため、柏の葉を象ったビニールシートを使っていることもある。ちまき中国語拼音: zòng注音: ????)」、「粽子拼音: zòngzi)」、「?子」)は、もち米うるち米米粉などでつくった、もしくはもち米を、三角形(または円錐形)に作り、ササなどの葉で巻き、イグサなどで縛った食品。葉ごと蒸したりゆでて加熱し、葉を剥いて食べる。もともと中国で作られた料理で、日本へは平安時代頃に伝わった。日本では米粒の原型を留めないものが多く、中国では米粒の原型が残り、かつ米以外の具を加えているものが多い。その他、沖縄東南アジアにも類似の食品がある。中国の伝説では、の愛国者だった政治家詩人屈原が、汨羅江(べきらこう)で入水自殺した後、民衆が弔いのため、また、魚が屈原の亡骸を食らって傷つけないように魚に米の飯を食べさせるため、端午節句の日(端午節)にササの葉で包んだ米の飯を川に投げ入れたのが起源とされる。このため、日本でも中国などでも端午の節句に食べる習慣がある。1989年の旧暦端午の節句に、台湾彰化県では重さ350キログラムもの巨大ちまきが作られたことがある。フリー百科事典『ウィキペディアより引用』子供たちに伝統的な食文化としての和菓子柏餅の由来を教える為に本物の柏の葉を使って欲しいと思います。誤って天然葉使用と表示したのは、製造元責任問題です。最近桜餅も色をつけた人口葉が多いですが。香料を使わなくても桜の葉の良い匂いがします。関東風の桜餅は1717年享保2年)、江戸幕府八代将軍徳川吉宗隅田川に桜を植えたところ、向島長命寺の門番、山本新六がその葉を使った餅を作リ、売ったものが最初とされる。フリー百科事典『ウィキペディアより引用』食の安全考えますと身近なもので天然の物を使った昔の人の知恵や守り続けられて来た伝統の有るお菓子の良さを実体験する意義を忘れてはならないと思います。加工が簡単だから、安く出来るのではなく、最近は石油の値上げで安く出来ないかも分かりませんが。食の安全を第一に考えるべきでは有りませんか。天然の物を食文化に日本人はずっと生かし来ました、昔の人の知恵です。天然素材の防腐効果を利用し、防腐剤や食品添加物を使わないで和菓子を作った先人の知恵と季節に合わせた工夫に食の安全と言う観点から現代人も教えられるところがあるのでは有りませんか。

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