教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

<早稲田大>入学式で大学批判演説の学生逮捕  警視庁

2008年05月24日 08時51分31秒 | 受験・学校

『早稲田大(東京都新宿区)で4月1日に開かれた入学式で、会場前のサークル勧誘を禁じた大学側に抗議する演説をしていた男子学生(22)が大学職員に取り押さえられ、警視庁牛込署に建造物侵入容疑で逮捕されていたことがわかった。学生や教員ら有志は22日会見し「思想・良心の自由を踏みにじる行為」として、文芸批評家の池田雄一さんらを呼びかけ人に抗議の署名集めを始めたことを明らかにした。 早稲田大や関係者によると、男子学生は入学式当日、文学部キャンパス内の会場前で「サークル勧誘の禁止は大学の管理強化」などと抗議演説をした。職員が注意しても応じなかったため取り押さえ、警備中の署員に引き渡した。学生は間もなく処分保留で釈放されたという。
 早稲田大は07年から苦情殺到や危険を理由に入学式会場前のサークル勧誘を禁じている。広報課は「他の学生にルールを守ってもらった中で、この学生だけが活動していた」(広報課)と説明している。』毎日新聞

早稲田大で会場前のサークル勧誘を禁じた大学側に抗議する演説をしていた男子学生(22)が大学職員に取り押さえられ、警視庁牛込署に建造物侵入容疑で逮捕されていたことがわかった。この事件は、早稲田大学始まって以来の『建学の精神』に反する出来事では有りませんか。早稲田大学教旨を下に書かせて頂きました。

早稲田大学教旨

「早稲田大学は学問の独立を全うし 学問の活用を効し
模範国民を造就するを以て建学の本旨と為す
早稲田大学は学問の独立を本旨と為すを以て
之が自由討究を主とし
常に独創の研鑽に力め以て
世界の学問に裨補せん事を期す
早稲田大学は学問の活用を本旨と為すを以て
学理を学理として研究すると共に
之を実際に応用するの道を講し以て
時世の進運に資せん事を期す
早稲田大学は模範国民の造就を本旨と為すを以て
個性を尊重し 身家を発達し 国家社会を利済し
併せて広く世界に活動す可き人格を養成せん事を期す 」

この男子学生は入学式当日、文学部キャンパス内の会場前で「サークル勧誘の禁止は大学の管理強化」などと抗議演説をしたことは早稲田大学教旨から考えると取り押さえられ警備中の署員に引き渡されるべきことでは有りません。大学への批判演説をぶった今どき珍しい気骨ある早稲田大学の学生では有りませんか。雄弁で鳴らして来た早稲田大学のシンボルですよ。大学の創立者大隈重信候でしたら、演説を聞かれるでしょうね。今の世の中こそ人の顔色を見ずにけんけんがくがくの議論も必要です。早稲田大学の教旨に、早稲田大学は学問の独立を本旨と為すを以て之が「自由討究を主とし常に独創の研鑽に力め以て」とかつこのところに自由討究をからと咎められる様では校歌「進取の精神 学の独立    現世を忘れぬ 久遠の理想
かがやくわれらが 行手を見よや」に反しますし、早稲田大学の建学以来の大学のバックポーン 「学問の独立」は、「在野精神」と「反骨の精神」が結びついていることを忘れないで下さい。早稲田大学は、自主独立の精神を持つ近代的国民の養成を理想として、権力や時勢に左右されない、科学的な教育・研究を行って来た伝統に傷をつけるものです。 権力に左右されたり、迎合しない早稲田大学のモットー在野精神や反骨精神を忘れてはいませんか。早稲田マンの精神と誇り、長年築き上げられた早稲田大学の伝統を葬り去るようなことを大学はしないで下さい。早稲田大学の卒業生で、戦時中でも言論の自由や自由主義を守る為闘った言論人や政治家の卒業生、有名な粛軍演説を行った元衆議議員斎藤隆夫先生(邦語行政科) - 自由党総務会長、国務大臣が嘆きます。法律以前の早稲田大学の伝統有る建学精神が守られていないと言う問題です。大学では、言論の自由は守られると言うこと常識です。もちろん憲法第十九条の思想及び良心の自由は、当然守られるべきものです。

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