日本の高校生は、米国、中国、韓国に比べ偉くなりたいと思っているバーセントは他国の3分の1の8バーセント、のんびりと暮らしていきたいと考えている高校生が多いことが分かった。 偉くなるためには人に頭を下げねばならないと考えているようだ。 昔は、日本でも「末は博士か、大臣か。」と言われていましたが。大臣先生は事務所費の流用で、実態のない分けの解らぬ高価な「還元水」問題を起こし、博士に当たる大学の先生は、大学院で院生にアカハラと国立・私立の大学を問わずセクハラや研究費補助金の不正流用で処分ばかりです。事件を起こし頭を垂れるお偉い人ばかりです。大臣や博士と称する人達の不正や非行を自分の目で見て、今の高校生、故東京ぼん太さんの「夢も希望(ちぼう )もないよ!」では有りませんか。ぼん太さんは、希望を「ちぼう」と良く言っていましたが。大臣も博士も皆「不正漬け物の素」では、高校生以外でも、誰でも嫌になりますよ。上に立つ大人が、非行事件を起こして、子供達に「モラルを守り」なさい、道徳教育が大切だと言っても誰も言う事を聞きませんよ。大人達の行動を両目で見ていますよ。子供達より生活指導が必要なのは、大人の先生方です。私の尊敬する西郷隆盛の遺訓「『命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困る者なり。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり』。無欲の人間でなければ、国家を指導出来ないと問うている。今の世の中逆を行く人達ばかりが目立つ。そして西郷はこうも言う『万民の上に位する者、己を慎み、品行を正しくし、驕奢を戒め、節倹を勉め、議事に勤労して人民の標準となり、下民にその勤労を気の毒に思うようならでは、政令は行われ難し』。人の上に立つ者、ここでは指導者を指しているが、そういう立場にある人間は贅沢であってはならず、あれほど苦労しているのに、と国民が気の毒がるようでなければ政治は信頼されない、と西郷は言っているのだ。今もなお、この言葉は永遠の真理としてその輝きを失っていない。明治を読む、川勢康弘、58ページより引用、読書のすすめ・第5集・岩波文庫編集部編」何でもお金で片を付けようとする現代社会です。不正事件や汚職ばかりの日本の状況を憂い西郷隆盛の南洲遺訓を皆さんにもう一度読んで頂きたく書かせて頂きました。西郷隆盛のような大人物が今の日本に出て欲しいと思います。高校生の皆さんは、頑張って日本を背負って立ち、公正で不正の無い明るくて素晴らしい日本を作って下さい。高校生の皆さん希望と夢を持って下さい。「姿勢は低く、理想は高く、いつも心に太陽を持って、未来を信じ、未来に生きる。( 立命館大学名誉総長末川博先生の言葉)」をお送り致します。