教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

女子部員に体罰、合宿費流用も 高校教諭を懲戒 奈良

2007年05月24日 17時46分55秒 | 受験・学校

 奈良市教育委員会は、5月23日に奈良市立一条高校の男性教諭・46歳を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。この男性教諭は、顧問を務める女子バレー部の練習中の2005年12月に当時1年生の腕をつかんで女子生徒の腹をけり、2006年1月には同じ女子生徒の上半身を蹴って転倒させた。2006年12月にも別の女子生徒の腹を蹴ったが怪我にはいたらなかった。 又生徒から集めた合同合宿費114万円内飲食費として約20万円を流用したりしていた。奈良市立一条高校女子バレー部は、1997年に全国大会へ出場したことがある。学校側は、2006年1月に、体罰を受けた生徒の親から抗議を受けていたのに2007年4月中旬まで奈良市教育委員会に報告していなかった。練習中に女子高校生の腕をつかんでお腹を蹴ったり、上半身を蹴ることは学校教育法第十一条の体罰に当たります。 文部科学省の見解から逸脱しています。女子高校生が大怪我をしなくて良かったですが。練習中の指導としては行き過ぎです。蹴ったりしてもバレー部の女子生徒は、この先生について来ませんし、慕ってこないのでは有りませんか。保護者から体罰の抗議を受けたにもかかわりませず学校も奈良市教育委員会に報告していないのは怠慢でした。生徒から集めた合同合宿費も他校の教諭と飲食費に流用していたことは良くないことでは有りませんか。お金はこの顧問の先生から保護者に返すことになったそうですが。奈良市立一条高校の校長先生は、管理職としての指導監督責任があるのでは有りませんか。

 

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大阪市立の中高一貫校、名称は「咲くやこの花」

2007年05月24日 12時21分34秒 | インポート

 大阪市教育委員会は、2008年4月に大阪市市此花・このはな区に開校する初の大阪市立中高一貫校の名称を「咲くやこの花中学・高校」にすると5月22日に発表した。このはな区の名前が、古今和歌集の和歌「難波津(なにわづ)に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花」に由来しているのにちなんだ。「生徒の夢を咲かせる学校に」との願いも込められた。 この中高一貫校は、芸術やスポーツのスペシャリスト育成を目標とし、1学年あたりの定員は中学が2学級80名、高校が6学級240名。中学では面接、作文などの入試を実施し、原則的に無試験で高校へ進み高校からの受験も可能です。 中学校では「ものづくり」や「スポーツ」「芸術」などを学び、高校では、公立高校で全国2校目の演劇科と、ロボット工学、映像表現学などを学ぶ総合学科、調理師免許の資格が得られる食物文化科の3学科が設置される。専門学校の実践的教育の良さと職業高校の特色を生かしたこれまでなかったユニークな中高一貫校です。一クラス40名の学級定員 で、目の行き届いた授業で、21世紀を担うの専門家と職業人の養成を目指す難波(なにわ)らしい学校にして下さい。従来の高等学校を卒業して専門学校に進学するバターン以外の新しい学び舎が出来ました。

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