64 Slano近くのキャンプ場 その3 チャペル Ⅳ-7 8月29日午後 Jugoslawien 320x240
キャンプ場はアドリア海が入り込んだ湾の奥にあって、浜は実に穏やかだった。澄んだ海水の中に見る砂地の海底には大量のナマコがいた。見慣れぬ光景に、始めは不気味に感じたものだった。
海辺に礼拝堂があって、それをスケッチした。手前の岩の上に座っているのはTitiana、堂の壁際にいる子供の一人はRichard。イタリアから両親と共に、休暇に来ているSchneider家の姉弟だ。ここで一緒に楽しい時を過ごしたこの家族の住む、ミラノ近くの町を旅の後半に尋ねることになるのだった。
翌朝、ここを発ってDobrovnicに入った。街を見物して、夜にはフェリーの船内にいた。当時、アルバニアは鎖国しており、ギリシャに向かうには船に乗るよりは仕様が無かったのだ。
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