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息苦しい世の中で 自由に語り合える空間を

自由でも民主でもない この日本を もっともっとよりよく変えていくことができるように たくさんの知恵を語りましょう。

意思さえ感じる

2012年01月15日 23時59分57秒 | あれこれと
出勤の際に、私の通う道すがら、駅のそばのビルの壁面に、このような「蔦」の模様があります。
枝の伸びる方向が、それぞれが重なることなく、芸術作品のように調和された模様のように、はびこっています。
おそらくは「採光」のための植物の工夫に違いないのですが、その意思を感じるものがあり、いつも不思議な、崇高な気持ちで通り過ぎます。

自然の摂理。

これだけを眺めても、感激してしまうくらい単純な私。
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書き漏らしたことなど

2012年01月09日 00時03分50秒 | あれこれと
1.林光氏、死去。私には、「バリコミューン」の劇中歌の作曲家として、高校生のときに知り、その後、所謂「左翼的」とされる演劇では、よく彼の名前を聞いたものです。顔を知っているわけではありませんが、かなり近しく感じていた方でした。合掌。


 「独自の日本語オペラや劇音楽で知られる作曲家の林光(はやしひかる)さんが5日、死去した。80歳だった。告別式は親族のみで行う。喪主は未定。東京生まれ。東京芸大作曲科を中退後、音楽と社会のかかわりに関心を深め、合唱曲「原爆小景」で独自のスタイルを確立した。1975年に日本語オペラの創作・上演に取り組む「オペラシアターこんにゃく座」の座付き作曲家兼音楽監督(現芸術監督)となった。代表作に「森は生きている」「セロ弾きのゴーシュ」「変身」など。劇音楽や映画音楽も多く手がけ、95年に「座・新劇」の音楽で第2回読売演劇大賞の優秀スタッフ賞を受賞。映画では新藤兼人監督の「午後の遺言状」、大島渚監督の「少年」などの音楽を担当した。96年にビオラ協奏曲「悲歌」で尾高賞を受賞。同年、紫綬褒章。また、社会状況への鋭い問題意識を反映した音楽評論でも知られた。」(読売)

2.消費税もそうですが、エコカーの補助金についても、解せない予算案です。

 「政府は、一定の環境基準を満たした自動車を新たに購入した場合、1台当たり最大で10万円を補助する、エコカー補助金制度を正式に決めました。 エコカー補助金制度は、円高で打撃を受けている自動車市場の活性化のため、政府が今年度の第4次補正予算案に3000億円を計上しました。」(NHK)

  私たちの税金が、自動車を買う人の補助金になるのです。やはり日本の経済は車で支えているという認識か、または自動車業界の圧力は、民主党という「腰砕け」政党にも立派に通じたという証拠なのでしょう。車を購入することに、あれこれと意見を挟むことはありませんが、優先順位として、3000億円は、別のものに計上すべきでしょう。

3.新成人の未来は明るく、世の中は暗い?

 「日本の未来について、新成人の約8割が暗いと思う一方で、自分たちの世代が日本を変えていきたいと考える人もほぼ同数に上ることが、インターネット調査会社マクロミル(東京)の調べで分かった。 同社広報は「年金などの社会制度がうまく機能していないことへの危機意識が表れているのではないか」としている。 調査は昨年12月、今年成人式を迎える新成人を対象に実施。男女半数ずつの計500人が回答した。 日本の未来について16.6%が「暗い」、63.2%が「どちらかといえば暗い」と回答。理由として「政治家に期待できない」を挙げる声が目立った。一方、自分の未来に関しては「明るい」「どちらかといえば明るい」と答えた人が65%に上った。 「自分たちの世代が日本を変えていきたいと思うか」との質問には、「そう思う」が25.2%、「ややそう思う」が51.4%で、合わせると昨年の調査を8ポイント上回った。」
                            (時事通信)

 普通に考えると、日本の未来が暗いと感じるなら、自分の未来も暗く思えるのだと思うのですが。これは、いったいどう考えたらいいのでしょうか。
 若さゆえ? 世の中、未来はなくても、私は大丈夫、けっこう幸せに生きていけると思うよ。といった楽天的な考えから。その程度なら、まあ理解できます。そのうち、それほど分離した考えは甘いのだということを学んでいくことでしょうから。
 これが利己的な考えの蔓延が反映しているとしたら、悲しいことです。自分だけが明るければいいという考えを持つ若者が、日本を背負っていくのだと考えるとき、「自分だけは明るい」と思う世代に「薄暗さ」を感じます。そう思いたくない。
   





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銀河系の片隅にある ひとつの惑星にへばりついて

2012年01月02日 23時59分05秒 | あれこれと
元旦に、またやや大きな地震がありました。
最近では、もう「震度4」などというのは、あまり驚くような響きがありません。
今回は、震源地が、鳥島近く、しかも深いところだったこともあり、日本全土が揺れたようでした。

昨日から読んだいた、幻冬舎新書『ベテルギウスの超新星爆発』野本陽代著 を読了。
これを読むと、地球なんて、宇宙史の中では、チリ屑のように小さく、まばたきにも及ばない一瞬の存在なのだということを、思い知らされます。
また、奇跡のような水惑星としての地球は、宇宙全体の中で、(いまのところ)孤独に浮かんでいる惑星であることも、知られている通りです。

そんなちっぽけな地球が、ぶるっと軽く震えただけで、多くの生物は死傷し、
地球にとって、ほんのわずかに高めた波は、甚大な数の生物を襲い、これもまた死に通じる災難を引き起こす
驕り高ぶる、その生物は、「殺人的エネルギー」を閉じ込めることもできずに、あたふたとするだけ。しかも、反省すらしようとしない。(個人が交通事故を起こし、相手を死なせてしまったら、たとえ自分の家を売ってでも損害の賠償をすることでしょう。東電は、なぜ発電所を含む、自己の資産を売ってでも賠償にあてないのでしょう)

死体を放っておかないのは、ヒトだけだと言うが、それは、死体を無尽蔵に作りだしてしまう、無意味な戦い、1%の富と99%の貧困を生みだす仕組み、それらのせめてもの「罪滅ぼし」の所作なのではないでしょうか。

ヒトという生物全体が、例外なく「満たされる」。そんな社会のために、新しい哲学、新しい経済の理論、新しい政治的理念は、生まれてこないものでしょうか。

そんなにのんびりはしていられない、最優先の課題だと思うのですが。


渋滞に遭いながらも、無事に東京に帰りました。

途中、高架、橋を走るときに、「ああ、ここで地震が起こったら、間違いなく死ぬなあ」と思いました。不思議なことに、恐怖心は湧いてきませんでした。先達がたくさんいるのですから。

超新星の爆発で、ジェットガスが、地球に向かって、ひとたびビュっと吹けば、それで地球のすべての生物は死に絶える。そんな脆弱な惑星に、へばりついている私たち。
日々の、取るに足りない悩みなんて、それこそ「くそくらえ!」ですね。

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引き摺り下ろす「民主主義」

2011年12月29日 22時52分58秒 | あれこれと
業種の違う人と話すと、いろいろ勉強になります。
教員という職業は、いわゆる「モノを作り出す」職業ではありません。
だから、理念ばかりを追い求め(最近ではそれすらしない教員も多くはなったが)、多分に観念的な頭になりそうな私を、いい意味で刺激してくれます。
一軒として、なにも問題のない家庭はないのだということ、みなそれぞれの家庭の(父方の、母方の)歴史を背負って、子どもたちは生きているのだということを、いつも学ばせてくれます。

かつて、ある母親から、こんな連絡帳をもらったことがありました。
「先生たちは、いつも忙しく、毎日遅くまで、大変だと思いますが、うちの夫は、いつリストラに遭うか、毎日ビクビクしながら出勤しています。おそらく給料も先生たちの半分以下かもしれません。正直言って、恵まれた先生が、本当に息子のことを親身になって教育してくれるとは思っていません。」
「息子が一年生のときに、校長先生と話し合ったことがありました。<夫婦は仲のよいことが一番の教育です><早寝早起き、朝ごはんを励行します。手抜きをすると、お子さんは性格までゆがんでくるのです><親子で、週に一回は、なにか一緒に取り組むことが大事です。家族の愛に包まれていると感じた子どもは、まっすぐに成長します>などと、自信満々でおっしゃっていました。そのときに、ああ、この先生は、きっと何もわかってはくれない方だなと直感しました。」

これはある意味、妥当な見方です。
このお母さんとは、かなりたくさん話し込んで、「境遇の違い」で「敵味方」を固定的にしてしまうのではなく、互いに「違い」を理解していくことからはじめましょうということ、教員の家庭も似たようなものであること(うちの恥もさらしながら)などを確認してきました。

これと似たような、いやそれ以上に、「恵まれたもの」に対して「ねたみ」「引き摺り下ろし」の感覚を感じることがあります。

ネットの書き込みでは、よく目にするのですが、
「あんたがたは、めぐまれているからね」
「あほ、ほざくな、わがまま言うな」
「どうせ日教組の受け売りだろ」(前にも書きましたが、私は日教組の組合員ではありません)
「死ぬ、このばかどもが」

内容には立ち入ることなく、ただ、鬱憤晴らしのような、しかも偏見に満ちたコメントを、よくいただきます。
よほどストレスのたまっている方なのでしょうが、匿名とあっては、その方を癒してあげることもできません。

論点がずれてしまっているかもしれません。
こんなイライラの雰囲気が蔓延している日本では、スカッとする(意味はなくても、いい加減でも)言葉を連発する橋本氏に、期待を寄せて、なにか変化を求める(一時にせよ)人が増えるのかもしれません。

[大阪をぶっこわす」
ブログの匿名コメントと、似たものを感じます。

小泉氏、石原氏、橋本氏のような、空疎な政治家の闊歩する時代は、早く卒業させないといけない。



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今年の重大ニュース

2011年12月29日 00時11分58秒 | あれこれと
2学期最後の学級通信に、クラスのこどもたち1人1人あてのメッセージとともに、「今年の重大ニュース」を載せました。
私としては、私なりの価値観による選択があるわけで、これは、かなり「一般的」なものと言ってもいい、「無難なもの」です。

1月 タイガーマスク運動広がる  
2月 京大などの入試問題、ネットに流れる エジプト・ムバラク大統領が辞任  中国からパン   ダ2頭が到着  ニュージーランド大地震発生、日本人28人含む181死亡 
3月 東日本大震災が発生、未曾有の被害広がる  食料や燃料、日用品の買い占め 計画停電
4月 上野動物園で雄の「リーリー(力力)」と雌の「シンシン(真
   真)」がお披露目  英国のウィリアム王子、世紀の結婚式  
5月 ビンラディン容疑者、殺害される 
6月 環境省、節電対策「スーパークールビズ」開始  平泉が世界遺産に登録  
7月 37年ぶり電力使用制限令  テレビの地上波放送がデジタルへ
   中国で高速鉄道事故  「マル・マル・モリ・モリ!」で愛菜ちゃん&福くんブーム  
8月 野田佳彦首相が誕生 島田紳助、芸能界引退  
9月 台風12号猛威、紀伊半島などに甚大な被害  
10月 カダフィ大佐殺害  タイ洪水で日系企業も被害
  アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏死去  
11月 ソフトバンクが日本シリーズ制覇  アジア太平洋経済協力会議(APEC)野田首相、  TPP参加の意向  
12月 皆既月食  北朝鮮の金正日総書記死去

「先生、なでしこジャパンがありません」との指摘。ああ、そうだった!

今年は、なんと言っても、3.11と原発のことに尽きることでしょうが、これは今年の、というよりも、これからの歴史を変えるかもしれないほどの衝撃的な出来事でした。

ちょうどうちのクラスは学級閉鎖で、1人パソコン室で、パソコンに向かっているときでした。
低学年の子たちが、下校する時間帯で、だんだんと校庭に出てくる声が聞こえ始めていました。

「あれ、目眩かな」と思った瞬間に、床が大きく横滑りしました。
揺れの幅は1,2mもあったでしょうか、初めて地震で「死ぬかと思った」。

この記事は本腰入れないと書ききれません。続きは別の機会にしましょう。

自慢にもなりませんが、そのあとテレビで、巨大な津波が押し寄せて、車を、まるでオモチャのように押し流す映像を見ながら、「原発が危ないのではないか」と考えました。不幸な的中です。

今度は、自分なりの「重大ニュース」も考えてみることにしましょう。




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石原慎太郎と似てますね

2011年12月20日 02時25分31秒 | あれこれと
「日本の一番情けないところは、単独で戦争が出来ないことだ」
「教育行政、教育現場の大きな時代の転換点。国歌の起立斉唱だけが問題ではなく、職務命令に組織の一員である教員が従うという当然のことをやらなければならない。これまでの個人商店的な教員を、学校組織の一員としてみる第一歩が踏み出せた」

石原氏が言ってもおかしくない。そんな発言です。

独断は、人を引きつけるのでしょうか。
中身がないのは、魅力なのでしょうか。

もっとも「代表」にしたくない人物が、さも当然とした顔で闊歩している。


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「拉致」も「植民地政策」も、過去のものにはしたくない

2011年12月19日 22時33分16秒 | あれこれと
狡猾な政治家を圧倒的な支持で当選させる「三流国民」と、何も語らずに独裁指導者を受け入れざるを得ない国民とでは、どちらが優れているかは、よく分からないが。
私の父より5年も長生きしたキム・ジョンイル。
1つの時代の終わりを告げたが、新たな時代となるかは微妙な国体の北朝鮮である。


「北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、19日正午から、黒い喪服姿の女性アナウンサーが、特別放送として、最高指導者キム・ジョンイル総書記が死去したと伝えました。69歳でした。
国営メディアは、キム総書記の三男のジョンウン氏を指導者と位置づけ、ジョンウン氏の下に団結しなければならないと強調し、今後、ジョンウン氏を中心としながら、幹部が補佐していく体制で国の舵取りが進められるものとみられます。」(NHKニュースより)
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皆既月食を見よう

2011年12月10日 01時31分15秒 | あれこれと
部分食の始まり 21時45分
皆既食の始まり 23時05分
皆既食の最大 23時31分
皆既食の終わり 23時58分
部分食の終わり 01時18分

全国各地 晴れますように。
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落ちるだけ落ちろ この日本

2011年12月07日 00時12分56秒 | あれこれと
富める者は、さらに裕福に。
貧しい者は、さらに沈下していく。

民営化で喜ぶのは、「民」=これも曲者、企業のこと。けっして国民ではない。
橋下市長の考えは、効率性、採算性の最優先であるから、「だろうな」という
思い。これから、「公」は「民」にすげかえていくのだろうなと思う。
要するに「儲からないものは、儲けろ」なんだろう。


「大阪市の橋下徹新市長は6日、同市市営地下鉄の完全民営化を指示したことを明らかにした。幹部との意見交換のため訪れた同市役所で記者団に語った。
 地下鉄民営化は、橋下氏が市長選マニフェスト(政策綱領)に掲げた目玉施策の一つ。同市と大阪府が二重行政解消に向けて27日に設置する「府市統合本部」で本格的に議論する予定で、その前に庁内で議論すべき課題を整理する。」(時事通信)

「厚生労働省は6日、全国の生活保護受給者が8月末現在で205万9871人(速報値)になったと発表した。7月末現在より9376人増で、2か月連続で過去最多を更新した。
 また、東日本大震災の被災者からの相談件数などについても発表した。相談は3~10月に全国で3745件あり、1407件の生活保護申請を受け、974世帯に受給開始決定が出されたという。受給世帯の県別の内訳は、福島が487世帯、宮城が307世帯、茨城97世帯、岩手67世帯などだった。
生活保護の受給世帯数は149万3230世帯で過去最多を更新した。」(YOMIURI ONLINE)



 

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大阪に注目

2011年11月19日 13時23分47秒 | あれこれと
 労働運動の不幸な分裂、タレントにことのほか弱い大阪の政治的土壌などの状況で争われる大阪の市長、知事選。
 こんなときに、組合がその立場を越えて、共同声明を出しました。
 「独裁」一辺倒の批判が、はたして妥当かどうかは、やや疑問の点がありますが、「強力な政治的指導力」が、小泉内閣の誕生以来、国民には「魅力」として受け入れられている現在で、どれほどの効果があり、橋下氏の「野望」を打ち砕くことができるか、興味をもって見守っています。

 教育に携わるものとしては、教育が政治に振り回されないための一歩となるか、これも我が身に関わることとして考えています。
 
    庶民の街、大阪に独裁政治はふさわしくない
   「維新の会」の独裁政治を許さない行動をおこしましょう 
 大阪府も、大阪市も大きな政治戦がたたかわれています。橋下徹氏が代表を務める「大阪維新の会」による独裁政治は、庶民の街大阪にはふさわしくありません。独裁政治が、庶民のくらしを守ったためしはありません。 私たちは、労働者のくらしと民主主義を守るために、「独裁政治は断固許さない」ことで一致しました。そして、それぞれの立場で「独裁政治ノー」の行動をおこすことを確認しました。 大阪に働く労働者・労働組合のみなさん。立場の違いを超えて、「独裁政治」反対の声をあげ、くらしと民主主義を守りましょう。
2011年11月16日
全大阪労働組合総連合 議 長 川辺 和宏
全国労働組合連絡協議会大阪府協議会 議 長  石田 俊幸            
全日本港湾労働組合関西地方本部 執行委員長   佐野 祥和
国鉄労働組合近畿地方本部  執行委員長  園  秀樹
全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部執行委員長   垣沼 陽輔       
関西マスコミ文化情報労組会議     議 長     小本  淳       
おおさかユニオンネットワーク     代 表     垣沼 陽輔
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TPP参加をめぐって

2011年11月13日 08時52分38秒 | あれこれと
アメリカ主導であり、無理難題の要求に対して拒否できないものであること。
経営規模が、日本と他国とは格差があるのに、それを考慮されることがないものであること。
「大規模化すればいい」といった議論もあるが、日本の国土・環境からして、はたして競争に耐えられる大規模化できるのか疑問であること。資本の論理で、日本の農業は「丸投げ」されるように思えること。
むしろ国の条件の違いを尊重した条件交渉の場を求めるほうがいいのでは。
低下する自給率の改善には、少しもプラスにならないこと。

TPPには、参加しないほうがいい。
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重い記念日は

2011年09月12日 01時21分02秒 | あれこれと
1.17
9.11
3.11
3.10
8.6
8.9
8.15
12.8
10.21
まだまだあることだろうが・・・

あと何百年を経ると、人類、いや日本だけでも、「忌まわしい記念日」だらけになってしまうのではないか。

カレンダーの毎日が、そんな日だらけになってしまったら・・・

その前に、人類は、この地球上から消滅しているかもしれない。
人類は、いとも簡単に、それらを記憶から追い出しているかもしれない。
もっと賢くなって、それらを昇華する術を発明しているかもしれない。

祝日と重なったら、どうするのか。
日本の祝日の大半は、「天皇」がらみであるだけに、極右、右翼、国粋主義の面々は、どう主張するのか。

もう私は生きていない頃のことだが、ちょっと興味あり。

重い「記念日」は、やはり気も重い。
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あまりに俗的な・・・

2011年09月03日 08時40分09秒 | あれこれと
最後の発言については賛成。
しかし、この石原慎太郎氏は、小説家でいながら、なんと薄っぺらで俗的な発想しかできないのであろうか。
彼の作品を一つも読んだことはないが、想像力、創造性が絶対不可欠な創作活動をしている人物のはずなのだから、もっと言葉に敏感であるはずなのに・・・と思い、さらにこんな程度の価値観しか持たない人物の書いたものからは、きっと「反面教師」とはなりえても、肯定的に共感したり学べるものは皆無であるに違いないと思い、本を手にすることがなかった。
作品と人物評とは分けて考える必要があるのだと、よく言われるのだが、どうもねえ。

侵略戦争の結果として「独立を果たした」と感謝されたとしているが、もし日本が常勝し続け、戦争状態が続いていたなら、インドネシアなどは「独立」どころか、日本の一部になっていたに違いない。日本の侵略の結果として、インドネシアの独立精神が培われたことに「感謝された」といって、それを自讃する精神も理解に困る。


「菅直人前首相が朝鮮学校の高校無償化適用の審査手続き再開を文部科学相に指示した問題で2日、菅氏の対応を「許せない」と批判した東京都の石原慎太郎知事。菅氏は「昨年起きた北朝鮮の韓国砲撃以前の状況に戻った」と判断したとされるが、石原知事は「どういう風に北朝鮮が変わったのか」と疑義を唱えた。
 石原知事は「ロシアは日本の北方領土を奪い、中国は尖閣を自分の領土だと言っている。北朝鮮は状況証拠から、われわれの同胞を何百人も連れていって殺してはばからない」と指摘。
 その上で、「そういう核を持つ国に囲まれ、国境を接している国は世界で日本しかない。地政学的に、危険な条件の中に置かれている国ということを、菅というのはまったく分かっていない」と述べた。
 都は平成22年度、都内の朝鮮学校に対して補助金を支出していないが、今後について、石原知事は「こういう事態を踏まえて、都議会で討論すればよい」との見方を示した。
 会見では歴史観や歴史教育にも話がおよび、「日本がやってきたいくつかの戦争を、戦争が悪だから、すべて日本の歴史は間違ったと決めつけるというのは私は絶対に反対」と主張。
 「戦争を美化するつもりはないが、私が会った限りで、エジプトのナセル大統領と、インドネシアのスカルノ大統領は『石原さん、われわれが独立できたのは日本のおかげだ。日本のおかげで私たちは独立戦争という第三次世界大戦を戦った』と同じことを言った」とのエピソードを披露した。
 さらに、原爆死没者慰霊碑に刻まれている「過ちは繰返しませぬから」という文言に触れ、「繰り返しません、の主語は私たちということじゃないですか。繰り返させませんというのが当然だと思う」と述べた。」(産経)


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ノーサイド? 無理無理!

2011年08月30日 01時09分51秒 | あれこれと
「ノーサイド」
なかなかうまいことをおっしゃる。
んっ、しかし待てよ。
私には、どうも「みんなチャラにして・・・」というように聞こえるのだが。
だとしたら、いや、「わだかまりを捨てて、スタートラインにみんなでつこう」という、やや積極的な意味だとしても、
それははたして可能なことなのか。

野田氏は、明日から党首であり、首班指名されれば国の代表である。
明日からにも、党首として、国の代表として歩み始めるのである。

これまでの各派閥の温度差を、そこに流れる政策の違いを、どう「ノーサイド」にしてスタートさせるのだろうか。
それを本当に実現させるならば、すぐにでも、「グループの解散」と「個々の考えている政策をいったん捨てなさい」という指令を出さなければならないのではないのか。

「チャラ」ではなく、「これまでのわだかまりが、いかにして生じてしまったのか、徹底的に論議しようじゃないか」と党員、議員に向けて発する必要があるのではないのか。

これこそが、ドジョウのような「泥臭い」、しかし、国民に納得される方策だと思うのだが。

「とにかくノーサイド」として、形ばかりの再出発だとしたら、明日からでも、民主党は空中分解し始めることだろう。

残念ながら、これを期待すること自体、バカバカしくなってくる。
おそらく、「膿み」を抱えたままで、野田氏は歩み始めることだろう。

そして、かつての自民党同様に、派閥間の力学と、政権にしがみつきたい欲望とで、またしても国民に背を向け始めた政治活動を、何度も何度も繰り返すことだろう。

確信を持って・・・


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未来を「ゴミ捨て場」にはさせない

2011年08月16日 22時03分25秒 | あれこれと
この大震災で、学校の教職員と子どもが、533人、死亡または行方不明。
福島、宮城、岩手だけで、25000人の子が、転校、または別の学校に「避難」して学校生活を送っています。

これから何十年も、自分の故郷に、自宅に、母校に帰ることができないということは、こどもたちにとって、どんなものか。
想像するだけでも、悲惨で、悲しく、切ないことです。

未来のこどもたちに、愚かにも同じことを繰り返さない社会を創りあげて、贈るためには、やはり「原発」は早急に廃炉にしないといけない。
制御できない廃棄物を、何十万年地下に格納して、未来を「ゴミ捨て場」にしてはならない。

現在の被害にも、未来のこどもたちにも、どちらにも責任をもたなければならない。
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