息苦しい世の中で 自由に語り合える空間を

自由でも民主でもない この日本を もっともっとよりよく変えていくことができるように たくさんの知恵を語りましょう。

今年亡くなった方々

2022年12月31日 17時18分46秒 | 教訓
★海部俊樹氏 湾岸戦争自衛隊をペルシャ湾に派遣 ずるずると戦争遂行国家にする一歩
★水島新司氏 ドカベンは、しばらく愛読していた
★恩地日出夫 芳林堂のブックカバーのデザインは彼のもの?記憶ちがいか。
★石原慎太郎氏 自己顕示欲が強さと臆病が交じりあったミニヒットラー。勤続記念の賞状をもらったが、その場で破り捨てる。
★西村賢太氏 一つだけ小説を読んだ。描写が秀逸だった記憶。
★西郷輝彦氏 たぶん小学校5年のとき「君だけを」がヒット。わけもわからずに、歌いまくった。
★佐藤忠男氏 新聞などで映画評をよく読んだ。納得できる文に好感。
★宮崎学氏 グリコ森永事件の文をよく読んだ。サブカルチャーの案内役をしてもらう。
★見田宗介氏 たぶん全ての文を読んでいる。私の世界観の何割かは彼のおかげ。
★藤子不二雄の我孫子さん 太い線のタッチとブラックユーモアが好きだった。
★金芝河氏 キムジハとして、大学時代によく読んだ。彼も私の血肉になっている。
★早乙女勝元氏 何回か講演も聞く。良心のかたまりとも言うべき人。
★森崎和江氏からよきさんの著作。読んでおけばよかった。
★山本コータロー氏 岬めぐりの「人々たち」がずっとひっかかっている。
★安倍晋三氏 後始末もせずにあの世に逝ってしまった。惜しい死に方をされた。
★中井久夫氏 彼の博学たるや加藤周一に並ぶ。まだまだ私ははるか後ろで追いかけている存在。
★オリビア-ニュートン-ジョン氏 レコードのジャケットを見て、うっとりしていた頃あり。
★稲盛和夫氏 JALの再建など美談が氾濫しているが、コメントは保留。
★ゴルバチョフ氏 いっとき、ソ連を立て直すリーダーとして期待していたが。これもよく分からなくなり保留。悲しいかな勉強不足だ。
★エリザベス女王 日本の天皇制とは性格が異なるらしいが、生まれつき身分が決まる点では変わらない。いずれ淘汰されるのだろうか。
★佐野眞一氏 東電OL〜をはじめ、たくさんのノンフィクションを読んだ。旺盛な取材、執筆に敬意。
★三遊亭円楽氏 ブラックユーモアはなかなかのものだった。学生運動の経験者?挫折したのか、それを肥やしにしたのか。
★アントニオ猪木氏 政治家としては評価できないが、小学生時代、友だちとコブラツイストごっこをして、よく叱られた。
★仲本工事氏 ドリフターズのメンバーが、また一人減ったのは寂しいかぎり。
★松居直氏 ぐりとぐら。未だに読んでない「名作」。らしい。すみません。
★村田兆治氏 真上から投げ下ろす、まさかり投法はよく真似をしたものだ。
★島田陽子氏 清純派として、爽やかなイメージを抱いていた俳優。晩年は、薄幸だったという報道に心が痛む。
★山本圭氏 「若者たち」が印象深い。三兄弟はいま?


今年も一部しか書けなかった。
まとめて、では失礼だろうが。
個々の皆さんに合掌。
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現場では当たり前の話 現場を見ようとしない文科省

2022年12月28日 21時41分41秒 | 教育を考える
 なにを今さら、というよりも、この数年間、文科省はいったい何をしてきたのかという疑問と怒りしか私にはない。
 今回の報道では、「心の病」に限った「異常な多さ」が中心だが、私の知る限りでは、「クラスを投げ出した」「二年目の教員が急に学校に来なくなった」といった「心」の面に限ったことだけでなく、「疲労感がとれず、学校でミスを繰りかえしたあげく、ついにドクターストップがかかった」「定期健診で引っかかっていたにもかかわらず、忙しくて病院に行かないでいたら、ガンの第四ステージになっていた」「片頭痛がひどく、医者に診てもらったら、血圧が医者も驚くほど上がっていた」など、忙しさのあまり、私生活まで捧げて働いたための原因による病休が、あとを絶たないでいる。
 一刻も猶予できない状況は、もう何年も続いているのに、文科省はいったい何をしているのか。
 副校長の過重負担を減らすために、SSTを設置した。主幹教諭の軽減を行っている。・・・
 数々、文科省は説明するだろう。
 しかし、しかし、現場にいる大半の教員には、文科省の「努力」は、まったく見えてこない。届いていない。
 一度、学校に来て、教員の一日を見て帰るがいい。
 勤務時間内に、明日の授業の準備をして終わっているものが、いったい何人いるのか。
 もし、できなかったら、自宅で準備するしかないのだが、帰宅後、どれくらいの時間と労力を費やしているのか。
 家庭生活をどれくらい浸食しているのか。
 
 ちなみに、この二年間、私が学校で、授業の準備、教材研究ができたのは、ほとんどゼロである。
 朝、六時半に学校に来て、定時には帰る日を続けているが、みなさんよりも一時間半も早く来てすら、授業準備はできないのである。ふだんは、自宅で、学級通信を作成し、授業の準備をするという毎日がルーティーンである。
 だいたい二時間ほど。(もちろん控えめに書いてで) 土日も同じくらい準備しているので、それだけで、月に60時間を超える仕事をしている計算になる。さらに早朝出勤。月に20日学校があるとすると、30時間の超勤である。合計すれば、90時間。過労死ラインは、軽く超える。
 しかし、残念なことに、管理職、または行政には、超勤の対象とするのは、「在校時間」であって、持ち帰りは全くの対象外である。出勤簿のあるホワイトボードに、「本日は7時30分までには退勤」「9時には帰ろう」などと、大きな字で書かれた紙が貼ってある。とにかく学校ではやるな。あとは家でやろうがやるまいが、それはみなさんの自主的な行為。超勤には当たりませんよ、といった具合である。
 
 今、学校では、今年度の教育活動の教訓をまとめて来年度の計画に生かす「学校評価」「年度末反省」が行われているはずだ。ふだんなかなか言えないことも、洗いざらい書くことだ。ここで書かなければ、それが来年度の一年間の「桎梏」となるのだから。
 つらいことはつらい、けずるものはけずる。おかしいことは、おかしい。つらいことは、つらい。
 それらが書けないような職場だとしたら、もう学校に未来はない。(当然自分にも、子どもにも)
 いつも思うのだが、自分の私生活を、家庭をも犠牲した教師の教えとは、いったいなんなのだろうか。
 虚しい。
 

「心の病で休職の公立校教員、最多5897人 若い世代ほど高い割合
昨年度に「心の病」で休職した公立の小中高校などの教職員は前年度比694人増の5897人で、過去最多を更新したことが26日、文部科学省の調査でわかった。5千人を上回るのは5年連続。1カ月以上病気休暇を取っている人を合わせると1万944人に上り、初めて1万人を超えた。教員の多忙さの抜本的な改善が進まないなか、若手ほど心の病による休職者・休暇取得者の比率が高い実態も浮かんだ。
都道府県や政令指定市の教育委員会を対象に調べた。精神疾患による休職者と、1カ月以上病気休暇を取った人を合わせた数は、前年度から1448人増えて1万944人。うち20代は2794人で、この年代の在職者に占める割合は1・87%と年代別で最多だった。30代は2859人で1・36%、40代は2437人で1・27%。50代以上(2854人、0・92%)と比べると、若い世代で目立つ。  文科省の担当者は「業務量が一部に偏ったり、コロナ禍で教職員間のコミュニケーションが取りづらくなったりしている」と指摘。また、若手の相談相手になってきた40代の中堅が、採用数が少なかったため層が薄く、悩みを抱える20~30代を支えるのが難しくなっている、と説明する。「管理職が目配りしたり、教職員がストレスチェックなどにより自身で心身の状況を把握したりする取り組みを促したい」と話す。」
 (2022 12/27 朝日デジタル)
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窪美澄「タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース」

2022年12月27日 06時10分07秒 | こんな本を読みました
人と繋がることが、救いとなり、また強くもなれる。
なんて優しい心をもった小説だろう。
老朽化した団地を舞台に、それぞれ弱みや過去をもった四人が、結びつき、守りあい、強くなっていく。
今年最後に読む小説となるだろうが、読みきってよかった。
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4回目

2022年12月26日 21時18分14秒 | 教訓
ワクチン接種、4回目。
打った箇所は、毎回と同じように、筋肉がキュッとなるような痛みがある。やや、体が火照っている感じは、副作用なのだろうか。
東京都では、毎日1万から2万の感染の報道があるが、町は緊張感、皆無。
大騒ぎした、最初のころの感染者は、何人だったのか。
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松井やよりさんに触れる

2022年12月26日 07時28分04秒 | わたしごと
高田馬場のWAMで、松井やよりの展示を見て来る。
亡くなってから、もう20年もの歳月がたつ。
早稲田大学に近いビルのワンフロアーで運営を続けているWAMにも敬意を表する。
あらためて彼女の多岐にわたる活動と勇気に感銘。
途中、再開した歌声喫茶「ともしび」の看板も発見。
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歯止めなき

2022年12月17日 17時48分56秒 | 教訓
校長に、来年度の構想に入れないで下さいと話す。少しも働き方改革に心を傾けようとしないこと、私が診断書に書かれた「1週間程度」を前倒しして出勤したのに、一言もなし。そんな学校に、よく2年も通えたものだと、ようやく決断して。同僚からは「言いたいことを話す人がいなくなるのは辛い」と慰留されたが、あとは自分たちで抵抗してほしいと伝える。
国でも、歯止めなき「戦争遂行国家」への動きが止まらない。やはり落ちるところまで落ちなければ、分からない国なのだろうか。
すでに一度、大きな転落を経験しているはずなのに、である。
一人一人が、できることで、異議を唱え、反対していかなければならない。
とにかく忘れやすい国民なのだから。
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核の脅しに一番怒ることのできるのは?

2022年12月12日 11時59分00秒 | 教訓
なぜ日本の政府は冷静でいられるのか。
「どうせやらない」と、たかをくくっているのだろうか。
一般的には「唯一の被爆国」と言われる日本が、真っ先に抗議の声をあげるべきだろう。
そんな声を挙げ、世界の世論で包囲し、プーチンに言わせることすらさせない力こそ、本来の「防衛力」だろう。
プーチンの脅しに、北朝鮮の挑発に、「なら、うちも武器を増やそう」「相手の基地に攻撃しよう」で対抗するのは、愚の骨頂である。
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反撃力=やられたらやりかえせ

2022年12月11日 16時18分17秒 | 教訓
武器で威嚇する方法は、もう歴史的に破綻しているのではないか。
私たちの国が、どの国からも攻撃を受けない国作りをすることが、最大の「国防」だろう。
そのためなら、米国に従属している状態からの脱却して、全方位型の日本を作ることこそ、一番現実味があるのだろう。(安保を廃棄するには、それなりの覚悟がいるし、妨害も多分に予想できるが)
今回の防衛費拡大、反撃の容認は、増税に繋がり、国民生活がさらに圧迫される。また国債を使うのならば、借金国家がますます底なし沼状態となる。近隣の国からは、日本の軍事大国化を警戒し、いっそうの緊張を招くことになる。
なにか、いいことはあるのだろうか。
亡国。
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居直って病休

2022年12月10日 21時47分51秒 | わたしごと
初めて「病休」をとった。そうだ、風邪でも発熱でも、医者に診てもらい、診断書を出せば年休で有給休暇が差し引かれることはなかったのだ。後悔しきり。
 ちょっと仕事がきつくなると、目が痛くなり、連動して頭痛が起きる。だいたい学期に一回の、やっかいな訪問者なのだが、今回は、いっこうに頭痛と微熱が収まらないまま、一週間となってしまった。私の年休は20日ほど。すでに15日ほど消化しているので、これはまずいと思い、頭痛外来のある病院へ。
 待合室は、高齢者のたまり場(もちろん、私もその中の1人だ)。長いこと待たされて、ようやく診察室へ。
この病院は、ドイツ・シーメンス社から、新しくMRIを購入したようで、壁にその良さについての説明のポスターあり。
 診察室に入り、担当医師と、最近の体調について話す。「いつもの頭痛なのですが、今回は少し長いのです。年なのかもしれませんが。」
 という私に、(ああ、やっぱりね。予感は当たった)「それなら、検査しみましょう。MRIは、経験ありますか?」
 そんなに大袈裟ではないのにと思いつつも、診断書を出してもらえないと困るので、承諾。
 他の病気が写っていたらどうしようという心配もありながら。
 15分、ヘッドフォンを装着して、暗い穴に閉じ込められて検査。
 ・・・初めて、自分の肉体の画像を見た。脳のシルエット、首から頭部につながる血管(くびれがあったり、左右対称てあったり)
「とくに異常や、病気と思われるところはありません。強いてあげれば、鼻の奥に膿が少し溜まっているくらいですかね。」
 パソコン越しに、自分のからだの写真を見る。脳の写真。「とくに気になる箇所はありません。」
首から頭に向かう動脈。直線的に進まないで、いったん蛇行して脳に向かっているのも、神秘的な印象だ。
 ・・・しめて四時間に及ぶ、病院詰め。それだけで病気になりそうだ。
 診断書には、「今後一週間程度の自宅療養が必要」と書いていただく。3000円。
症状の原因は、病院に行かなくても、自分でよくわかっている。
 在校時間で終わらない仕事、持ち帰りの仕事の重なり、パソコンの過度な使用、そして、なによりも、変わらないブラック学校、「横並び」最優先・チェック魔の経営陣とその周辺、学校評価でたくさんの「働き方改革」の声があがったにもかかわらず、なにも考え、変えようとしない「お上の」結論。
 それが私の私生活にまで圧迫していること。
 これらの総合的な「波」が、私の心やからだを蝕んでいるのだ。
 ここは居直って、ゆっくり休もう。自分のために時間を使おう。
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