スタバなど一部のコーヒー店を除いて、たいていの店では、分煙を行っています。つまり店の中に、喫煙室が設けられており、そこはガラスの仕切りで、または 完全に部屋のようにとしています。
今日は池袋の本屋からの帰りに、ドトールに寄りました。日曜とあって、かなりの客の入り。ガラスのボックスのような喫煙室には空いている席はたった一席。オーダーの列で、私は三番目。つまり前の二人が喫煙者だったら、私はここでの喫煙をとりあえず諦めないといけません。幸いに二人は禁煙席に。
アイスコーヒーを持ち、さあ空いている喫煙席に、と思いきや、その席の背もたれにマフラーが巻き付けられていたのでした。テーブルの上や椅子には、マフラー以外なにもありません。周りの客に尋ねると、「忘れ物じゃないのかなあ」という返事。
すると、オーダーの行列の中から声がして、「あっ、そこ私の席です!」
つまり彼女は、並ぶ前に喫煙席をいち早く、マフラーで「予約」したというわけです。
そこは優しい(意気地のない)私ですから、「ああそうなんですか」と、近くの禁煙席に退散。
10分くらいして彼女は席から去るのですが、一声くらいかけてくれても、という期待も虚しく無言で私の前を歩いていきました。
まあ、10分くらいの我慢でしたから目くじらを立てることもないのですが、 やや悲しい思いに。
私がよく利用する喫茶店は、荷物の「先置き」による予約は、店員が注意をして、オーダー順で振り分けてくれます。荷物が両手にいっぱいの時は、トレイと荷物とを持ってですから、けっこう大変な面もあるのですが、それでも空いた席の割り込みはないので、安心して行列に加わることができます。彼女のように、店の特徴を察知して、すばやい行動に移すことのできる能力のない私にとっては、つらい試練です。
ドトールの経営者も店員さんも、そんな「気後れ型の客」の存在など、まったく知らないのでしょうね。
彼女は強い人でしたが、私は彼女にはなりたくありません。と、居直って自分を納得させました。
午前の冷たい雨があがり、澄んだ青空の二月末日です。
今日は池袋の本屋からの帰りに、ドトールに寄りました。日曜とあって、かなりの客の入り。ガラスのボックスのような喫煙室には空いている席はたった一席。オーダーの列で、私は三番目。つまり前の二人が喫煙者だったら、私はここでの喫煙をとりあえず諦めないといけません。幸いに二人は禁煙席に。
アイスコーヒーを持ち、さあ空いている喫煙席に、と思いきや、その席の背もたれにマフラーが巻き付けられていたのでした。テーブルの上や椅子には、マフラー以外なにもありません。周りの客に尋ねると、「忘れ物じゃないのかなあ」という返事。
すると、オーダーの行列の中から声がして、「あっ、そこ私の席です!」
つまり彼女は、並ぶ前に喫煙席をいち早く、マフラーで「予約」したというわけです。
そこは優しい(意気地のない)私ですから、「ああそうなんですか」と、近くの禁煙席に退散。
10分くらいして彼女は席から去るのですが、一声くらいかけてくれても、という期待も虚しく無言で私の前を歩いていきました。
まあ、10分くらいの我慢でしたから目くじらを立てることもないのですが、 やや悲しい思いに。
私がよく利用する喫茶店は、荷物の「先置き」による予約は、店員が注意をして、オーダー順で振り分けてくれます。荷物が両手にいっぱいの時は、トレイと荷物とを持ってですから、けっこう大変な面もあるのですが、それでも空いた席の割り込みはないので、安心して行列に加わることができます。彼女のように、店の特徴を察知して、すばやい行動に移すことのできる能力のない私にとっては、つらい試練です。
ドトールの経営者も店員さんも、そんな「気後れ型の客」の存在など、まったく知らないのでしょうね。
彼女は強い人でしたが、私は彼女にはなりたくありません。と、居直って自分を納得させました。
午前の冷たい雨があがり、澄んだ青空の二月末日です。