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息苦しい世の中で 自由に語り合える空間を

自由でも民主でもない この日本を もっともっとよりよく変えていくことができるように たくさんの知恵を語りましょう。

早いもの勝ち?喫茶店さまざま

2010年02月28日 16時41分25秒 | わたしごと
スタバなど一部のコーヒー店を除いて、たいていの店では、分煙を行っています。つまり店の中に、喫煙室が設けられており、そこはガラスの仕切りで、または 完全に部屋のようにとしています。
今日は池袋の本屋からの帰りに、ドトールに寄りました。日曜とあって、かなりの客の入り。ガラスのボックスのような喫煙室には空いている席はたった一席。オーダーの列で、私は三番目。つまり前の二人が喫煙者だったら、私はここでの喫煙をとりあえず諦めないといけません。幸いに二人は禁煙席に。
アイスコーヒーを持ち、さあ空いている喫煙席に、と思いきや、その席の背もたれにマフラーが巻き付けられていたのでした。テーブルの上や椅子には、マフラー以外なにもありません。周りの客に尋ねると、「忘れ物じゃないのかなあ」という返事。
すると、オーダーの行列の中から声がして、「あっ、そこ私の席です!」
つまり彼女は、並ぶ前に喫煙席をいち早く、マフラーで「予約」したというわけです。
そこは優しい(意気地のない)私ですから、「ああそうなんですか」と、近くの禁煙席に退散。
10分くらいして彼女は席から去るのですが、一声くらいかけてくれても、という期待も虚しく無言で私の前を歩いていきました。
まあ、10分くらいの我慢でしたから目くじらを立てることもないのですが、 やや悲しい思いに。
私がよく利用する喫茶店は、荷物の「先置き」による予約は、店員が注意をして、オーダー順で振り分けてくれます。荷物が両手にいっぱいの時は、トレイと荷物とを持ってですから、けっこう大変な面もあるのですが、それでも空いた席の割り込みはないので、安心して行列に加わることができます。彼女のように、店の特徴を察知して、すばやい行動に移すことのできる能力のない私にとっては、つらい試練です。
ドトールの経営者も店員さんも、そんな「気後れ型の客」の存在など、まったく知らないのでしょうね。

彼女は強い人でしたが、私は彼女にはなりたくありません。と、居直って自分を納得させました。

午前の冷たい雨があがり、澄んだ青空の二月末日です。
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恐るべし二度寝

2010年02月28日 07時17分56秒 | わたしごと
昨日は、朝6時過ぎに目が覚め、「さあ、今日は劇を1本、それからちょっと学校で仕事をして・・・」と、ゆとりと充実(これはかつての学習指導要領のキャッチフレーズでした。「これでは学力が低下する」と各界から批判され、あっさりと引っ込め、授業時間を増やしすことになった「死語」です)の1日になる予定でした。

劇は午後2時からですので、「少し早いな、この1週間、仕事で忙殺されていたから、ちょっと寝ようか」と考え、目覚まし時計を10時にセットして、二度寝。

恐るべし二度寝!
気がつくと、午後2時半!
目覚まし時計もいつの間にか、無意識に止めていたようでした。

もう劇は諦めるほかなく、居直ってのんびり風呂につかり、駅近くの喫茶店に行き、本を読みながら時間を過ごしました。

からだが、「休め 休め」と命じていたのでしょう。

ラッキーなことに、夕方に、気仙沼の友人から、段ボールにいっぱいの毛ガニ、白子が送られてきました。カニはゆで(1人1匹の割り当てです!)、白子は鍋物に。
手が生臭くなりながらも、その美味を満喫しました。

1勝1敗の1日。
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ゾウのうんち 画像です

2010年02月27日 16時15分10秒 | わたしごと
前回に紹介した、教え子の「展示」の写真です。
ゾウのうんちから作った紙を利用しての作品です。
携帯でとりましたので、うまく伝わるかどうか・・・
それでも、彼女の作品に対する思いや、可愛いゾウのイラストはわかっていただけるかな。

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順位を越えた感動

2010年02月26日 22時24分33秒 | わたしごと
あらゆる競技では、順位をつけるために必ず「ルール」が定められています。したがって、順位というのは、その「ルール」の枠内で、いかに速く、高く、上手にこなしたかの評価です。
浅田真央が銀メダルというのは、現在のフィギュアスケート競技のルールや採点基準に照らし合わせると、金選手に次いで二位になったということになります。

野球でも覚えきれないくらいの「ルール」があります。その「ルール」がもし、「ホームランをたくさん打ったチームが勝ち」となったら、ペナントレースの行方は大きく変わってくるにちがいありません。

サッカーで「一番遠くからシュートを決めたチームが勝ち」としたら、Jリーグの優勝チームは、また違ってくることでしょう。

かつて、スキー競技のジャンプと距離とを組み合わせた複合で、日本の荻原選手が、前半のジャンプで圧倒的にリードを
して、距離で逃げ切り優勝するという時代が続いたことがありました。それはおかしい、面白くないと、「ルール」が変更になり、ジャンプによる差の距離へのスタート時間の換算が小さくされたことがありました。

ジャンプも同様に、板の長さなど、日本人には不利かなと思われる「ルール」変更が行われました。
「ルール」とは、競技において、何を重要と見るかの思想をも含まれています。野球やサッカーでは総合得点を、トラック競技ではスピード体操では技の難易度やバランスなど。

さて、フィギュアスケートは、見ている人はたいがい採点の結果が発表されるまで、その得点を言い当てることは、ほとんど困難です。
今回のSPでは、金選手、浅田選手の得点について、私には皆目予想がつかず、優劣もつけがたいものでした。

一般の人にはわからないような、細かい、または難解な「ルール」があるからでしょう。

極端に言えば、「一番難易度の高い回転を決めた人が優勝」という「ルール」にしたら、間違いなく浅田真央の優勝になります。

なにか「負け惜しみ」のような文章になりました。

キムヨナ選手のミスのない、スピード感あふれる演技に魅了し、浅田真央選手のジャンプの素晴らしさ、ステップの巧みさにも魅了。

順位は残酷ですが、観ている私には、二人の演技は、「どちらが?」などの見方を越えた芸術作品のような輝きを見せてくれました。
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七生養護 元校長の処分取り消しが確定

2010年02月26日 00時01分28秒 | 教育を考える
「東京都立七生養護学校(日野市、現七生特別支援学校)元校長の金崎満さんが在職中、不適正な学級編成を理由に受けた停職1カ月と校長解任の分限処分の取り消しを求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(堀籠幸男裁判長)は23日付で、都側の上告を退ける決定をした。処分を取り消した一、二審判決が確定した。
 金崎さんは2003年9月に処分を受けた。原告側は「都教育委員会は養護学校での性教育を不適切と決めつけ、実質的に性教育を理由に処分した」などと主張していた。
 一審東京地裁は08年2月、性教育については判断を示さず、処分は根拠のない事実に基づいたもので、裁量権の乱用と判断。二審東京高裁も昨年4月、一審を支持していた。」
 (時事通信)

 ひどい事件でした。
 かつては都教委自身が評価し、推奨していた性教育であったにもかかわらず、都議が指摘し、都議会で「問題視」すると、態度を豹変させ、抜き打ちに、都議とサンケイ新聞の記者を引き連れて、学校に立ち入り、命令口調で「証拠集め」をはじめたのです。
 あげくのはては、サンケイは、「性器つきの人形」を新聞で、まるでポルノでもあるかのような扱いで写真を掲載したのです。さらに都議(なんと民主党です)は、自身のホームページに、「まるでポルノショップ」と、週刊誌のゴシップ記事のように取り上げ、「問題視」したものです。
 都は、さらに姑息であり、性教育について正面から問題視することをせず、「学級編成の仕方に問題があった」など、運営上のことについて、重箱に隅をつつくような「いやがらせ」をして、校長をはじめ、教員を処分、異動させたのです。

 まさに、これは「見せしめ」。私たちに、「こうすると、こんな目に遭うのだぞ」と暗示させる事件でした。
 
 詳しい事件について、裁判の経過は、このサイトで確認してください。

 http://kokokara.org/

 当たり前の勝訴ですが、都はなかなか責任を認めたり反省したりもしないでしょう。

 節操のない知事も、ヒラメのような教育委員も、教育庁の小賢しい幹部も、教育を語る資格はありません。

 
 
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パンダの値段 知事の値打ち

2010年02月25日 18時12分29秒 | わたしごと
リンリンが死んだ二年前、かの知事は、
「悲しむことはない。見たければいるところへ行って見てきたらいい。」
と言い放った。

そして今年。上野動物園では、年間ねレンタル代8900万円を出して、中国から一組のパンダを借りることを決定したという。
常に人の考えは変わるものだから、この思わぬ判断にとやかく言うつもりはない。こどもたちの喜ぶ、愛らしいパンダがまたやってくることを歓迎する人も少なくないことだろう。
私が解せないのは、動物園の入場者数の減少を背景としている点。

文学者としての肩書があるなら、もう少し別の視点から導入を決めて欲しかった。彼の決断は行政畑出身の「経済的効果」「損益」であり、要するに「儲かるか否か」の損得勘定である。
「こどもたちに夢を与えたい」
それでいいじゃないかと思うのだが。(「なら、財政赤字を無視して判断してもいいのか」と言われそうだが)

責任を潔く認めない知事だから、高いレンタル代で、入場者数による収入が好転しない場合もありうるだろう。
予言、とまではいかないが、彼はその時にきっと、
「そりゃあ、私が決めたことですが、あんな宣伝の仕方で楽に潤うなんて考えている現場の甘い考えが悪いのですよ」
と、なすりつけをすることだろう。
オリンピックの誘致の失敗、新銀行東京の焦げ付きのあとのように。

決定は変わることはあっても、彼の発想、体質は、尊敬するくらいに一貫している。
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ゾウのウンチから

2010年02月24日 20時44分40秒 | わたしごと
先日の土曜日に、かつての教え子の卒業制作展に行ってきました。
教え子=彼女は、この春に美術専門学校を卒業します。
会場は信濃町にあるクリエイティブガーデンというところです。
グラフィックデザイン科に在籍する彼女の作品は、スリランカから購入した、なんとゾウのウンチからできた紙を加工し、イラストを入れて、栞や折り紙などの可愛いグッズ。
ゾウは一日130キログラム(180だったかも?)もの食事をし、100キログラムもの排便をするのだそうです。それは繊維質を多く含んでいて、上手に手を加えると、一日の排便当たりA4サイズ30枚の紙が作れるとのこと。
エコにも繋がるし、発展途上の国の援助にもなると、熱っぽく語ってくれました。
現実的にはまだまだ乗り越えなければならない壁があるのでしょうが、自分の夢を真摯に語る姿に、私の大学生のころの、あの『ソフィア』という喫茶店での熱い語らいの光景を重ねていました。
コーヒー一、二杯で開店から閉店まで。毎日のように仲間が集まり、それぞれの果てのない夢を、いま陥っている恋愛を、歪んだ社会を、感動して読んだ本を途切れることなく語り合ったものでした。
彼女のクラスは、13人。卒業目前だというのに、就職が決まった人は、まだほんの一握りだそうです。ここまで励んできても、事務や営業の仕事にしか就けない場合も少なくないとのこと。

「出版とかパンフレット制作の会社に入れればいいけど」と、このときばかりは神妙な顔付きになっていました。
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梅が開花しました

2010年02月24日 00時58分09秒 | わたしごと
校舎の裏の庭に、1本だけ白梅の木があります。
今日は穏やかな1日でしたので、どうなったかなと気になって裏庭に足を運んでみました。

驚いたことに、蕾がふくらんでいる・・・のではなく、もう開花し始めていたのです。

現代の科学的では「気温が上がると、それに組織が反応して・・・」と説明できるのでしょうが、それではなんとも味気ない。

表の校庭に小走りで行き、クラスの何人かを裏庭に連れていき、「ミニ花見」をしました。

5人の子どもがいたのですが、みんな一言も話すことなく、じい~っと、ただ見つめているだけでした。

梅が桜にバトンタッチするころ、こどもたちは、この学校を巣立っていきます。
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私の考えを 再度お知らせします

2010年02月23日 23時55分31秒 | コメントさんに答えます
コメント、ありがとうございました。

えまのんさんの主張、私なりに考えてみました。

①「「悪法も法なり」で、法律は守っていただかないと困ります。」

 これは、前回も書きましたが、その通りです。ですから、私も卒業式では起立するでしょう。「悪法は守る必要はない」などとは言っていないと思うのですが。

 「国旗、国歌として法律で定められたものを認めないというのであれば。法律を軽視している、「消費税法に反対ならば、消費税は納めなくてもいい」というのと同様でしょう。」
繰り返された文章ですが、それも前回書きましたが、私は消費税を支払っています。

 ただ、私が「起立する」のは、「生活のため」が第一で、国旗国歌法に対しては否定的です。消費税についても、反対ながらも、いやいや払い続けていることも事実です。

 このような立場を、えまのんさんが認めないと言われるのであれば論外です。

 法は時代の推移に伴って変遷していくものであり、それがその時代の「正義」を意味するものならば、「正義」そのものが、時代の産物であり、相対的なものであるわけです。
 つまり、現在施行されてる法も、時代の流れとともに変わっていく(変わらざるを得ない)ものであり、「あるから」として、絶対化してはならないことも当然のことです。

 庶民に負担を強いる「消費税」は、いずれ淘汰されるかもしれない。
 戦前の侵略のシンボルであった「日の丸・君が代」も、別のものにすげ替えられるかもしれない。そもそも国家にシンボルなど要らないと、法律が廃棄されるかもしれない。(生類憐れみの令、明治憲法、尊属殺人、治安維持法など例を挙げるまでもありません)

 ですから、私は法律を絶対視していませんし、賛成、反対を、自分なりに「仕分け」しているのです。
 そこで、

②「現在の日本の国旗、国歌が不適切であるならば、「国旗国歌法」を改正するように政治活動を行うべきでしょう。しかし、そのような政治活動を行わずに、定められた法律に反対し、それを認めないというのは、どうしたものでしょうね?」

 まさか「政治家になれ」ということではないでしょうが、私なりにできることをしているつもりです。学習会や集会に参加する、署名をする、このブログを維持する、友人に話す、投稿する・・・ささやかながら、これも私にできる、立派な「政治活動」だと思います。
 なにも、大々的に組織を作って、政界に進出することだけが「政治活動」だとは思っていらっしゃらないと考えますが。
 ですから、私は、国旗国歌法を認めてないでもよい資格があると思うのです。

③「教師が卒業式において、礼を示す必要がないのか?」

 「礼」とはいったいなんなのでしょうか。
 一般的に言えば、「礼」を示す必要はありますし、こどもたちにも、「六年間の成長の証を、この卒業式で出せるようにがんばろう」「たくさんの保護者、来賓の方がお見えになるから、その方々に、よかった!と思ってもらえるように、みんなで考えよう」とは指導しています。
 辞書には、「敬うこと。礼儀。うや。」といった、かなり曖昧な表現で定義づけられています。
 「法を守る」といった意味合いであるならば、私は及第点だと思います。
 えまのんさんは、どうも私を、「不起立の闘士」のように過大評価されているのではと思われます。私は、ふつうの教員です。
 クビになることを恐れて、「悪法」もいやいや遵守している、どこにでもいる教員です。
 かいかぶっていただいたのは光栄なのですが、えまのんさんは、主張する相手を間違えたようです。今、東京では、三桁にのぼる「勇気ある」教師が、不起立の態度をとったために、処分を受け、再雇用を拒否され、東京都を相手取って、その処分を撤回させるために係争中です。

 最後に。
 これが私の現在の考えです。
 しかし、これとて「鋼鉄」のように鉄壁のものではありません。
 上にも書きましたが、自分が納得できるような、「完成された思想」を持つことができるように(まあありえませんが)、柔軟な頭で、寛容と同時に批判的な精神で、死ぬまで追い続けていこうと思っています。

 えまのんさんも、あのブログだけに固執することなく、幅広く学び取っていけるよう、祈っています。

 
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先入観を排除すること

2010年02月23日 23時23分46秒 | コメントさんに答えます
「現在は国旗国歌法が成立して、国旗掲揚・国家斉唱の拒否は処分の対象となるが、そのようなものが無くとも、日教組の反日教師に強制的に国旗掲揚・国家斉唱させても何ら思想の侵害ではない(彼らの思想は何ら変わらない)から、彼らの言い分などをまともに受ける必要など無い。」

「マルクス主義のように子供を親から隔離して公共の施設で共産主義の洗脳教育をするのは、その子供の思想及び良心の侵害であるが、それはあくまでもその子供が共産主義以外の思想書を購入して読書する行為や好きなテレビ番組やニュースを見る行為等々の行為を侵害し制限する結果であって、思想や良心という思惟や観念を直接的に侵害しているわけではないし、そのようなことは、物理的に不可能であり、あくまでも行為侵害(制限)でしか思想や良心の自由など侵害できない。」

コメントで、「こちらのblog記事が、私なんかよりもっと論理的に指摘されてます。」と推奨されたブログを訪問してきました。
かなりの時間をかけて読んだのですが、正直言ってがっかりしてしまいました。
「論理性」という言葉を掲げながら、予断と偏見に満ちあふれた、それこそ「政治的なプロパガンタ」です。
ブログから、二つほど引用して紹介しましたが、「決めつけ」そのものですね。
これが明晰な論理性を持ったものだと思われること自体は自由ですが、偏見の上に構築された主張は、けっして「論理」とは言えないのです。

「反日教師」とは、どんな教師を指すのでしょう。
私は日教組の組合員ではありませんが、このブログの管理人さんがやっきになって、「彼らの言い分などをまともに受ける必要など無い。」と、声を高めるほど、今の日教組は現場に影響力はありません。
マルクス主義についても然り。「共産主義」と同義に使用していますが、そんな大雑把で粗い用語の使い方は、説得力はありません。おそらくは、「北朝鮮」「中国」を想定しているものと思われますが、それならそのように論を展開すべきものです。

面白いブログであることは認めますが、かつての「全貌」や「正論」などと同じように、この管理人さんも、自分の「思い込み」から自由になれないでいるようです。

人の考えや思想を成長、発展させるには、寛容な頭の器が必要条件です。

私は、「絶対の考え」など持っていません。ですから、「えまのん」さんの考えも、できるだけ「先入観」を持たずに、自分なりに消化していこうと考えています。






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えまのんさんからの「疑問」に答えます

2010年02月22日 23時55分21秒 | コメントさんに答えます
コメントをいただきました。
「この質問に、まともに答えてくれた強制反対派のblogは皆無ですけどね。」
と、なかなかの自信家の方のようですが、私が答えるまでもなく、たくさんのブログ、サイトで、この「えまのんさん」の疑問に対する答えはしつくされていますので、この点については、あなたの勉強不足だと思います。残念ながら。

「日の丸、君が代が国旗、国歌としてふさわしいかどうかという問題と、国旗、国歌に対する礼儀作法は切り離して考えるべきでしょう。それとも、「消費税法に反対ならば、消費税は納めなくてもいい」という類の思考の持ち主ですか?」

そうできないから、教員は苦しんでいるのです。悪法も法です。
国旗国歌法が撤廃されて、それらに敬意を持つ人も、持てないでいる人も自主的に判断することのできる世の中であればいいと、私は考えます。「礼儀作法と切り離して」考えてはいるつもりですよ。しかし、それは私にとっては、あくまで「礼儀作法」であって、心底認めているわけではないのです。

「国際的な儀礼慣習のテキストにも載っている行為ですよ。」

そうですね。ですから、日本の国旗、国歌は、戦前の暗黒時代を引きずったものではなく、新しいものに作り変えて、心底敬愛できるものにしてもらいたいのです。
その願望は、決して「国を愛していない」「国旗・国歌に対する敬愛がない」ということではないことも、「えまのんさん」にはわかっていただけると思います。(なお、私はシンボルなどいらないのでは・・・とも考えてしまうこともあります)


「なら、なぜにオリンピックで選手団の旗、選手団の歌として日の丸、君が代が盛大に全世界に向けて流されるわけですか?
その理由を考えたことがありますか?
あれは国旗、国歌ではなく、選手団の旗、選手団の歌であることはオリンピック憲章にも明記されています。
しかるに、「先の戦争で、その侵略のシンボルとされたもの」を選手団の旗、歌とすることに違和感を覚え、反対運動を繰り広げる人がいないのはなぜでしょう?」

反対運動を繰り広げている人がいないという認識は、いったい何を根拠に結論づけられたのでしょうか。きっと、「えまのんさん」の周りには、そういった方がいないというだけのことでしょう。ネットで、「君が代 日の丸 反対」とでも打ち込んで検索してみてください。驚くほどの人たちが、反対運動を繰り広げているのがわかると思います。
これまで反対運動の存在を知らなかった「えまのんさん」も、考えが変わるかもしれませんよ。

「なぜ、卒業式だけに反対するのか?」

読みが足りません。卒業式の記事を掲載しただけで、ほかの場面については、あたかも私が賛成しているとでも考えたのでしょうか。
あえて述べますが、当然のことながら卒業式だけの問題ではありません。
国旗、国歌が象徴しているように、日本が戦後処理をきちんとしてこなかった問題でもあり、国民自身が、先の戦争の教訓をあいまいにしたまま今日に至ってしまったことにもつながります。



「えまのんさん」のように、「常識」と考えている方の考えも否定するつもりはありません。また、これから「えまのんさん」が初めて出会うでしょうが、「いや常識ではない」と考えている人もいるし、それはそれで説得力もあるのです。

それを、国家が指図するのでなく、ああでもない、こうでもないと、議論しあいながら「常識」を形成していく社会のほうが、より健全だとは思いませんか。

「えまのんさん」の疑問は、残念ですが、あなたの先入観からのものが多いようでした。











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スワン すわん スワン ただではすまん

2010年02月22日 00時51分13秒 | 奇妙な風景
「スワンスワンで禁煙を-。12の医科・歯科学会でつくる禁煙推進学術ネットワークが、毎月22日を禁煙の日と定め、白鳥が2羽並んで「22」の文字を描くポスターやロゴを作った。

 英語の白鳥「スワン」と「吸わん」を掛け、平成22年で「2」が五つ並ぶ今月22日をスタート日とした。「禁煙ポスターは暗いものが多かった。きれいな白鳥でイメージチェンジを」と同ネット委員長の藤原久義兵庫県立尼崎病院院長。病院、学校、公共施設といった場所でポスターなどを活用してほしいとしている。

 2羽の白鳥は、喫煙者と家族、同僚、医者などの協力者が、ともに禁煙に取り組む姿をイメージ。禁煙は1人では難しく、本人と周囲との協力が重要だとしている。」(時事通信)

※えっ、今日のことでは? なんか押しつけがましくていやです。
 「善人」の集団が、せっせと「いいことなんだから」と、自信満々、何も疑わずに動いている姿は、かなり不気味です。
 発売元に押しかけてください。売るのは自由、吸うのは御法度。倒錯した図です。
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この事件はどう考えたらいいのか?

2010年02月22日 00時43分15秒 | あれこれと
「教え子の父親に対し、被差別を中傷する内容の手紙を送りつけたとして、福岡県警久留米署は21日、同県久留米市国分町、市立高校教諭Y容疑者(37)を脅迫、偽計業務妨害容疑で逮捕した。

 発表によると、Y容疑者は昨年9~10月、同校の男子生徒の父親(38)方に、被差別を中傷する文言のほか、「死んでしまえ」「 棺桶 ( かんおけ ) はすぐそこ」「 三途 ( さんず ) の川を渡れ」と書いた手紙6通を郵送して脅迫。父親から相談を受けた同市教委に同9月~今年1月、二十数回の対策会議を開かせるなど業務を妨害した疑い。Y容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているという。

 Y容疑者は1995年、英語教諭として勤務先の高校に着任。2年ほど前から生徒指導を担当していた。昨年、男子生徒の指導方法について、父親と電話で話をした際、口論になったという。同署は、この時の口論が原因となり、手紙を送ることを思いついた可能性もあるとみている。

 また、同校には、Y容疑者の同僚教諭を中傷する手紙が4、5通届いており、同署は関連を調べる。同署は20日夜、Y容疑者が勤務している高校と自宅を捜索し、手紙の作成に使ったとみられるパソコンなどを押収した。」(読売 名前はYとして引用)


※単純に白黒をつけて報道される事件とは異なるものかもしれません。もう少し、経緯を知った上でコメントをしたいと思います。
私が大学生のころに、栃木に住む伯母が、「あそこはチョリンボウだから」という言葉を発したのを聞いて、たしなめたことがあります。
チョリンボウは、おそらく「」からきている言葉でしょう。
権力の末端として、栃木では、死刑の執行や、最終的な税の取り立てなど、民衆と敵対する官職に「エタ・」が就いていたことを伺えます。

今回の事件は、同和教育がきちんと行われているであろう福岡県で、しかも差別的な文書を教師が書いたという点で、少し深刻にならざるを得ないものです。
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自民の残滓

2010年02月22日 00時00分16秒 | あれこれと
「また、参院選島根選挙区(改選定数1)に元地元民放アナウンサーの岩田浩岳氏(34)を擁立することを正式に発表した。小沢氏は、同選挙区で5選を目指して出馬する自民党の青木幹雄・前参院議員会長(75)について「時代的役割は終えた。自民党体制、旧体制を代表する人だ」と述べ・・・」(読売)

青木氏ももちろん、その「時代的な役割」を云々した小沢氏も、同じ穴の狢と言えることでしょう。地元の土建に利益誘導をするかたわら、その見返りとして、多額の献金、選挙の際の動員を要求する、田中角栄ばりの手法。
よくリークされる彼の裏での「顔」、権力欲の旺盛さ、恫喝・・・
これこそ、自民が歩んできた道。
その体質は、彼が民主に所属しようが、やはり体の髄までしみこんでいるのだと思われます。

「お疲れ様」と、彼の肩をたたくことのできる盟友はいないものでしょうか。
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素敵な滑りだしの旗揚げ公演

2010年02月21日 17時29分54秒 | 素人の劇評
劇団わだち 「しょーがないし しょーもないし 大好きだし」
2月21日 14時の部
新宿シアターミラクル
旗揚げ公演、初日の初回、高校演劇部OBで結成、千円の破格値と、「不安度数マックス」のあらゆる要素を備えた公演。しかし、劇の流れも、役者の演技も、初回では合格点のもので、ひねくれものの私にも充分に楽しめる劇でした。
十年ぶりに再会した六人の陸上部の男女が、「あの日」に立ち返り、もう一度スタートを切る、あまりうまい要点整理ではありませんが、一人一人のキャラクターを生かしながら、うまくまとめたなと感心しました。
最初、過去と現在を入れ替える展開にやや戸惑いましたが、あとは自然に受け入れて見ることができました。
個々の役者さんはそれぞれ持ち味がありましたが、あしたかさんの演技は細かい動作、表情まで、よく練習したなと思えるほど素晴らしかっと思います。
一つ気になったことは、「デブ」について。展開上出さざるを得ないときもありますが、今回はどうだったでしょうか。私が真面目過ぎるのかとも(前回の劇評でも書きましたが)思えますが、使うなら「意識」して使ってほしかったと思います。これは脚本を書いた佐藤さんに聞かないとわかりませんが。毒を否定するためにために、あえて毒を盛り込む手法もあるにはあるのですが。
ともあれ、期待を「裏切る」素敵な公演でした。次回は、また成長した劇団になりそうな予感がしています。
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