久しぶりに読み甲斐のある書籍を手にすることができた。
石原俊「殺すこと 殺されることへの感度」副題に「2009年からみる日本社会のゆくえ」とある。東信堂。
週刊読書人連載の論潮の一年分をまとめたものであるが、私たちの「いま・ここ」を冷静に語っている点で、それだけに私は熱くなるものである。
主に新自由主義と新保守主義についての批判の論調であるが、あらためて私の、私たちの危うい足元が見えてくる。
丁寧な解説、解題もありがたい。
筆者はまだ36歳の気鋭社会学者であり、期待して彼の著書を読んでいきたいと思った。
石原俊「殺すこと 殺されることへの感度」副題に「2009年からみる日本社会のゆくえ」とある。東信堂。
週刊読書人連載の論潮の一年分をまとめたものであるが、私たちの「いま・ここ」を冷静に語っている点で、それだけに私は熱くなるものである。
主に新自由主義と新保守主義についての批判の論調であるが、あらためて私の、私たちの危うい足元が見えてくる。
丁寧な解説、解題もありがたい。
筆者はまだ36歳の気鋭社会学者であり、期待して彼の著書を読んでいきたいと思った。