息苦しい世の中で 自由に語り合える空間を

自由でも民主でもない この日本を もっともっとよりよく変えていくことができるように たくさんの知恵を語りましょう。

震度5弱 しかし行かなくちゃ

2013年12月31日 12時26分15秒 | わたしごと
久しぶりの緊急地震警報
思わず身構える
テレビの画面を見ると
スタジオが揺れているのが見える
うちも少し揺れ動く

高萩 震度5弱

最近は震度4くらいでは驚かなくなっているが
やはり5弱というのは あまり経験した揺れではないのだろう
きっと大きいのだろうと思う

これから茨城の義理の姉夫婦のもとに行く我が家としては
ちょっといやな状況だ

こちらは袋田温泉郷のそば
常陸太田市に吸収された 過疎の村だ
もちろん高萩からも遠くはない

関東から東北の地盤は、3.11で大規模に破壊されているから
まだ不安定な地層や地盤がたくさんあるに違いない
ぽろっと崩れただけでも、ずるっと滑っただけでも、大きい揺れに
なるのだろうと思う

2日に帰京
それまで、ブログは開店休業

みなさん よいお年を!
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「鎧をまとった死の商人」化している日本

2013年12月27日 00時43分34秒 | わたしごと
「安倍晋三首相が26日、靖国神社を参拝後、記者団と行った質疑は次の通り。

 --首相に就任後、初めての靖国神社参拝だが、どのような気持ちで参拝したか。

 安倍晋三首相 本日、靖国神社に参拝をいたしました。日本のために尊い命を犠牲にされたご英霊に対して尊崇の念を表し、そして御霊(みたま)安らかなれ、と手を合わせてまいりました。そして同時に、靖国神社の境内にあります鎮霊社(ちんれいしゃ)にもお参りをしてまいりました。鎮霊社は靖国神社に祭られていない全ての戦場に倒れた人々、日本人たちだけではなくて諸外国の人々も含めて、全ての戦場で倒れた人々の慰霊のためのお社であります。その鎮霊社にお参りをいたしまして、全ての戦争において命を落とされた人々のために手を合わせてご冥福をお祈りし、そして二度と再び戦争の惨禍によって人々の苦しむことのない時代を作る、その決意を込めて不戦の誓いをいたしました。」(毎日)

「名古屋市の河村たかし市長は26日昼、安倍晋三首相の靖国神社参拝について「現職総理だから行かないかん。祖国のために命を落とすのは最高の美徳の一つ」と語った。戦争の肯定とも受け取れる発言で、河村氏は同日夕、「戦争は最悪の悲劇だ。『美徳』はちょっと文学的な表現。訂正してもいい」と釈明した。

 河村氏は同日昼、記者団に「祖国のために命を落とした軍人に頭を下げるのは世界の常識。やっちゃいけないと(外国が)言うのは内政干渉だ」と述べ、首相の靖国参拝を擁護した。」(朝日)

「日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は26日の記者会見で、安倍晋三首相の靖国神社参拝について「外交上の配慮で参拝を見送るのはもうやめよう、と判断したことは非常に合理的だ」と理解を示した。その上で「首相はずっと配慮し続けてきたが、吹っ切れたところもあるのでは」と擁護した。」(朝日)

 問題はそんなに簡単なものではないだろう、
なによりも、国際的な関係、過去の政府がとった行動、弱者、少数者に対して敏感でなくてはならない政治家の発言とは、とうてい思えないものばかりである。

 安倍氏にいたっては、確信犯だけに、単なる暴走ではなく、自らの「信念」の行き着くところまで突き進むに違いない。
 

 こんなレベルの政治屋たちに日本の行き先が牛耳られ、決められてしまうかと思うと虫酸が走る。
 
 急速に「鎧をまとった死の商人」化している日本の舵取りを変換させなければならない。

 

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バランス感覚のなさ 百条委撤回 1千万円の退職金

2013年12月21日 01時17分34秒 | わたしごと
「東京都議会の議会運営委員会は20日午前、2日前に合意した百条委員会設置を撤回することを正式に決めた。「許せない」。共産党の委員から声が上がる中、起立採決となった。

 都議会で、5千万円授受の目的や経緯について調査する機会はなくなった。議運委員長の吉原修自民党幹事長は「説明は不十分だが、もう都知事ではなくなる。我々は捜査機関ではない」と話した。」(朝日)

 業者から99万円を無利子で借りた主税局主事が懲戒免職となっているが、この処遇の差は、あまりにも庶民感覚からかけはなれているのではないか。

 私たちも学期に1回、体罰、公金の扱い、情報漏洩などの服務について、全員が研修を「やらされて」いる。

 トップに位置する者が、率先して垂範すべきだろうと思うのだが・・・
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ひどい話だ

2013年12月14日 12時35分08秒 | わたしごと
派遣労働を無制限にしよう
法人税率を値下げしよう
予算編成では 社会保障を削減しよう
大型事業を推進しよう
武器輸出三原則を廃止しよう
原発は主たるエネルギー源だ
消費税10%導入時の軽減税率については できるだけ曖昧な表現にしておこう
教育委員会は首長がコントロールできるようにしよう

短期間に
これほどの数の
国民に背を向けた方策が出てきた

政権党の方向は明々白々
国民よりも経済成長優先
そのためには
なんでも行う

安倍氏は「好景気になれば 国民も潤う」と確信しているだろうが
企業はあくまで「利益優先」
おこぼれとはいえ、はたらくものに回す金は一円でも少なくすることは
当然の原理である
喜ぶのは一部の投資家だけ
株の経験なしの私には無縁のこと
細る家計と暮らしにくい「管理社会」しか先にはない
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冗談も言うことのできない世の中へ まっしぐら

2013年12月11日 22時11分56秒 | わたしごと
「安倍政権は重大な犯罪の謀議に加わっただけで処罰対象となる「共謀罪」を創設する組織的犯罪処罰法改正の検討に入った。2020年の東京五輪に向けたテロ対策強化が狙い。ただ、特定秘密保護法が国民の「知る権利」を損なうと批判された直後でもあり、来年の通常国会への改正案提出は見送り、提出時期を慎重に見極める方針だ。
 共謀罪は、重大な犯罪にあたる行為を「団体の活動」として「組織により」実行しようと共謀するだけで、実際に行動を起こさなくても罰する内容。」(朝日)

 もううんざりだ。
 これほどひどい内閣は、近来まれに見る強権指向である。

 冗談を言っただけで処罰の対象となるのなら、私たちの生活はいったいどうなってしまうのか。

 自民党政治を、それを無節操に補完する公明党を、国会から駆逐しなければならない。
 また、外枠からの「応援団」としてのみんなの党、威勢がよいだけの維新をも。

 民主党は、依って立つ位置を、根本から討議し直すべきだろう。




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お暇(いとま)なされ 安倍首相

2013年12月09日 21時07分54秒 | こんなもの いらない
「NHKが行った世論調査によりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は先月より10ポイント下がって50%、「支持しない」と答えた人は先月より10ポイント上がって35%でした。」(NHK NEWSWEB)」

 それでもまだ半数が支持するといった結果には驚くやら情けないやら、そんな思いだが、大きく下落したことは当然だと納得。

「安倍総理大臣は、臨時国会の閉会を受けて総理大臣官邸で記者会見し、特定秘密保護法について、秘密の範囲が際限なく広がることはないとしたうえで、「通常の生活が脅かされるようなことは断じてありえない」と強調しました。
一方、安倍総理大臣は「私自身が、もっと丁寧に時間を取り説明すべきだったと反省している」と述べ、国民の懸念払拭(ふっしょく)に努めていく考えを示しました。」(同上)

 しかし、彼はめげない。嘘も方便、ヒットラーばりに「何度も口にすれば、それが真実になる」とばかりに、堂々たる二枚舌。

 彼は、歴代首相の中でも、悪法成立の張本人として、国家を国民の上に持ち上げた「反動」政治家として、歴史に名をとどめるのだろう。

 口を開けば、確信犯的な嘘八百と、「日本が」「日本を」としか言えない、ごりごりの頑固国粋政治家には、早めに歴史上の人物となってもらうしかない。
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嵐が去った? 甘く稚拙な認識

2013年12月08日 21時39分02秒 | わたしごと
「座禅をともにした自民党の山本有二元金融担当相によると、前夜、首相公邸に宿泊した首相は「朝、目が覚めたら、国会のあたりが静かだったので、何か嵐が過ぎ去った感じがした。1日たつとこんなに違うのか」と話したという。」(毎日)

 きっと、清々しい朝を迎えた安倍首相だったに違いない。
 しかし、彼は、その「静けさ」を単なる「うるさいやつらは諦めて去ったのだ」くらいにしか思っていないとしたら、それは大間違いだということを、あとで知ることになるだろう。

 反対に、私たちの側からすれば、この「静けさ」は「去った」とか「諦めた」とかいったものではないということを、彼に分からせてあげないといけない。この「闘い」の中で、あなたに対する支持がどれだけ離れていったのかを。

 後手後手の民主、党内事情で、途中で「戦線離脱」して退席した「みんな」「維新」(棄権=放棄と見なされてもしかたない)(修正しても、危険性は変わっていないにもかかわせず)、そして権力にすり寄ったまま強行採決に手を貸した公明(創価学会が受けた弾圧の歴史はどうしたのか)。やはり一貫して反対の立場をとり続けたのは、共産党だったと言わざるをえない。


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マンデラ氏の言葉 安倍氏の言動

2013年12月07日 11時16分26秒 | わたしごと
国を変えるためには、まず、リーダーである私自身が変わること。
それなくしては、人びとに変化を求めることはできない。

そうマンデラ氏は言ったが、安倍さんはそれを実行することはできなかった。
頑なであり、傲慢であり、嘘もときには平常心を装い、訳知り顔で使う
そんな彼が、日本を変えようとしている
いやゆ歪めようとしている

石破氏の言う「民主主義の本質」とは、これだったのか
おかしくて涙も出ないほど、稚拙で、凝り固まった「彼の本質」なのだろう

何度「日本人はいい勉強になったのだ」と、自分に言い聞かせているのだろう
虚しいが だからといって それだけにとどまっていてはいけない

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情けない政治家と 阻止できない国民

2013年12月06日 23時36分58秒 | わたしごと
「機密情報を漏えいした者への罰則を強化する特定秘密保護法が6日夜に再開された参院本会議で、自民、公明両党の賛成多数で可決、成立した。野党側がさらなる審議を求める中、与党は採決に踏み切った。これにより、防衛、外交、スパイ活動防止、テロ防止の4分野で、閣僚ら行政機関の長が「特定秘密」を指定し、漏えいした公務員、民間人は最高10年の懲役を科される。恣意(しい)的に秘密指定されかねず、チェック機能も不十分など「知る権利」侵害への危惧は残ったまま、公布から1年以内に施行される。」(時事通信)

 手応え
 それがなければ、政治は、あっという間に、無関心、諦めの対象となり、さらに暗黒の社会に突き進んでいくことだろう。
 今、この法案が成立したことで、国民は何を学んだのだろうか。
 もともと関心がなければ、それはそれで当然の成り行きかもしれない。
 ここで「無力感」に陥ってはいけないと思いつつも、あまりにもの多数の横暴と、国民を無視し、馬鹿にした議事進行と、野党のふがいなさ(とりわけ維新、みんな、もちろん民主もだが)を見てしまうと、しょげてもしかたないかなと自己弁護してしまう。

 職場で、若い職員に、「今、攻防が緊迫しているね」と話しかけると、法案そのものの存在すら知らなかった。

 
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秘密保護法案、参院委で5日採決・・・させてはならない

2013年12月04日 22時33分05秒 | こんなもの いらない
「安全保障に関する機密情報の漏えいを防ぐ特定秘密保護法案は、5日の参院国家安全保障特別委員会で採決され、6日の国会会期末までに参院本会議で可決・成立する見通しとなった。
 自民、公明両党の幹事長らが4日、東京都内で会談してこうした日程を確認した。民主党など野党は反発しており、与党は国会が混乱した場合、短期間の会期延長も検討している。」(読売)

 民主主義とは、えらく手間暇のかかるものである。
 その、一見無駄と思われる、じれったい時間こそが、民主主義の真骨頂なのではないかと思うようになっている。
 ああでもない、こうでもないと、時間をかけて論議し、さらに調査し、検証し・・・その上で、現時点でのベターな
 結論を出す。
 
 秘密法案は、だから、手続きの上でも民主主義とは相容れない。


 
 
 




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袴田事件 流行語大賞

2013年12月02日 20時25分57秒 | わたしごと
書きたいことは山ほどあるが。

袴田事件
 「静岡県で1966年にみそ製造会社専務宅の一家4人が殺害、放火された「袴田事件」で、袴田巌(いわお)死刑囚(77)の弁護団は2日、第2次再審請求審の最終意見書を静岡地裁に提出した。」(朝日)

 事件が起きて、もう半世紀近くが経過した。人は1回しか生きることはできないのに、この遅さは、いったいどうしたことなのだろう。慎重を期すとはいえ、白か黒か、それすら、まだ争点なのだ。着衣の血痕、サイズ、1年以上たってから、みそのタンクから発見された衣類、脱出したと見られる裏木戸についての証言の隠蔽など、証拠ねつ造の疑いは限りない。
 どう考えても冤罪事件である。
 死刑制度のある日本では、いつでも冤罪の死刑囚が殺されても不思議ではないのだが、それ以前に、すでに彼は77歳という高齢となっている。獄中で「一度きりの人生」の大半を費やしたわけであるから、たとえ無罪だとしても、すでに「絶望」なのだ。

流行語大賞
 「今年の世相を反映した言葉を選ぶ「2013ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が2日発表され、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」、TBSドラマ「半沢直樹」の決めぜりふ「倍返し」、予備校講師の林修さんがCMで使った「今でしょ!」、20年東京五輪招致で滝川クリステルさんがプレゼンテーションした「お・も・て・な・し」の4語が大賞に選ばれた。
 4語の大賞は過去最多。選考委員の政治学者姜尚中さんは「今年は流行語の収穫の年だった」と振り返った。
 他に入賞したのは、安倍晋三首相の名前をもじった経済政策「アベノミクス」や、秘密漏えいの罰則強化を目指す「特定秘密保護法」など。外国人排斥や差別を助長する「ヘイトスピーチ」や若者に長時間労働を強いる「ブラック企業」、大気汚染の原因となる微小粒子状物質「PM2.5」など、社会問題化した言葉も並んだ。
 熊本県のゆるキャラくまモンなどが人気を集めた「ご当地キャラ」も入選。特別賞には、球団創設9年目で日本一を達成した東北楽天イーグルスの「被災地が、東北が、日本がひとつになった 楽天、日本一をありがとう」が選ばれた」(時事通信)

 疲れてしまい、コメントは、あとで・・・元気ならば・・・

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安倍総理とともに いてほしくない政治家

2013年12月02日 20時02分00秒 | こんなもの いらない
重ねて「テロ発言」について。

続報では、
「石破茂幹事長は2日付のブログで、特定秘密保護法案に反対して国会周辺で行われているデモを「テロ」に例えた自らのブログでの表現を撤回した上で陳謝した。ただ、大音量でのデモについては「本来あるべき民主主義の手法とは異なる」と重ねて記述、批判的な姿勢は変えなかった。
 石破氏は、先月29日付のブログで、「単なる絶叫戦術は、テロ行為とその本質においてあまり変わらない」と批判していた。
 これに関して石破氏は「『一般市民に畏怖の念を与えるような手法』に民主主義とは相いれないテロとの共通性を感じて、『テロと本質的に変わらない』と記した」と釈明。その上で、「自民党の責任者として、行き届かなかった点がありましたことをおわび申し上げます」と謝罪した。」(時事通信)

としている。

 私には、正当な政治的活動を、「うるさいやつらだ」くらいのものとしてしか考えていない彼の品性と教養とを疑う。
彼の履歴は知らないが、権力の側からの「政治的教養」しか身につけてこなかったに違いない。
権力も、金もない国民が、その政治的信条を行使できることは限られている。
集会、デモも、その数少ない中のひとつだ。
彼の頭には、「選挙で選ばれたものが決める法案だ、なにが悪い」といった発想しかないのだろう。
「大音量」が問題ではなく、「反対を叫ぶ」姿が許せないのだ。

 では、彼の言う「本来あるべき民主主義の手法」とは、いったいなんなのか。
 選挙で選ばれた議員の、数による決定? せいぜい「陳情」までが、その手法の限度か。
 あからさまに「反対を叫ぶ」ことは、言語道断。
 選挙と選挙の間はおとなしくしていればいいのだ。俺たちは、なにしろお前達に選ばれたのだから。

 こんな程度の発想なのだろう。
 
 淡々と喋る彼の腹の中が、今回垣間見えた感がする。(以前にも、徴兵拒否の国民に対して「死刑」「懲役300年」にしろという暴言はあったが)
 こんな政治家が、党の要職として収まっている光景に、あらためて失望する。
 
 自民党は、自由勝手非民主党とでも改称して、早く国民の間から姿を消してほしいものだ。
 麻生氏は、少しホッとしていることだろう。

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小僧の神様 再読

2013年12月02日 02時04分21秒 | こんな本を読みました
志賀直哉の「小僧の神様」を、数十年ぶりに読み返してみた。
中学生の時に読んだ以来だから、50年近く遠ざかっていたことになる。

記憶というものは、なんといい加減なものかと実感。
ストーリーが、記憶とまったく違っていたからである。
記憶というよりも、その時の読み方が薄かったのかもしれない。

偶然という点では、記憶通りだったものの、小僧が寿司を食べたきっかけや、その後の
ふるまった男の「どうもすっきりしない」という気持ちについては、まったく異なる記憶
のミスであったのだ。

まあそれはいい。私自身のことだ。

気になったのは、この「すぐれない気分」だ。
「ほどこし」だったからか、「名乗っていないこと」なのか、それが小僧に失礼だと思った
のか、小僧が「わけもわからない」ことになったことを想像してなのか・・・

ちょっと面白くなった、この再読。
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なにをおっしゃる石破幹事長

2013年12月01日 00時48分12秒 | わたしごと
「今も議員会館の外では「特定機密保護法絶対阻止!」を叫ぶ大音量が鳴り響いています。いかなる勢力なのか知る由もありませんが、左右どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。

 主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます。」

 これは、自民党の石破幹事長のブログの一節。

 住宅街の中での絶叫ではなく、国会、議員相手のデモであること、「ただひたすら己の主張を絶叫し」とあるが、反対意見を盛り込んだシュプレヒコールなど、それこそ世論を味方につけることはできないだろうと思われること(彼は「絶叫」に力点があるのかもしれないが)など、国民の参政権の行使に、ただ「うるさい」としか言っていないような前半の文である。

 後半部分は、秘密法案の強行採決などを自ら振り返り、自省すべき自民党にこそ向けられるべきだろう。
 公聴会の翌日採択といったペテン的な手法は、彼の言う「主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべき」という内容と食い違ってはいまいか。

 彼は、その「大音量」に対して、「有形の圧力で一般の市民に畏怖(いふ)の念を抱かせるという意味で、本質的にテロ行為と同じだ」とも語っている。
 いかにもルールに則っているかのように見せかけて、公聴会を形式的に行い、反対、慎重の意見も無視して、さっと「採決」させることは、「付近の住民の迷惑」どころか「日本国民全体に迷惑を及ぼす」という点で、これこそ最大の「テロ」と言えるのではないか。

 
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