起きたら夕方の4時になっていて 一週間の疲れが溜まっていた記し(:_;) 。なにもとらないで伯母のいる施設に急ぎました。
私の伯母は、実母の長姉で、今年で95になります。私の母は、水商売をしていましたから、競輪選手の父が遠征でいないときは、いつも伯母の家に行って、泊まっていました。 ですから、私にとっては伯母は「半分母親」と言っていいくらいの身近な存在です。伯母は生涯(まだ分かりませんね)独身、子どももいないため、なおさら私は可愛がられました。
ちょうど夕飯の時間とぶつかってしまい それでも笑顔で応対されて伯母と面会
この頃はみやげは いつもかりんとう。腐らないのと、小さなサイズで誰にも食べやすく、周りのお年寄りにも配ることができるから。彼女はまだ隙あらば何かを盗まれるという強迫観念があるため、伯母との話では、毎夜その「大事な」かりんとうを胸に抱いて寝ているとのこと。その光景を想像したら 胸が締め付けられるようでした(:_;)
栃木で探しているホームの引受先の決定は まだまだのようで、一昨日には伯母は直接区役所に赴いて、状況を聞き、ぜひ急いでほしいと直談判したとのこと。
引っ越したときの布団の始末や、ゴミの回収日の心配まで、あれこれと話して退散してきました。
何も食べずに飛び出したものだから、帰り道 小さな「おにぎりやさん」で、あさりの佃煮入りのおにぎりを150円で一個買い、店の前の長椅子で、通行人がじろじろ見る中で頬張りました。
ご主人は会社のリストラにあい、プレハブの組み立て式小屋を購入。道路脇に地主に月二万で場所を借りて開業したとのこと。一日百個の売上とのことです。かなり厳しい計算です。それでもリストラ直前よりも「少しだけいい」「ストレスがないだけいい」とのこと。おとなしい人みたいで、営業マンとしてはさぞかし苦労したろうな、上司からはノルマのことでさぞやねちねち言われたのだろうなと想像できます。
まだ重いからだながら これから電車に乗って帰宅の道につきます。
だんだん月は太ってきています。