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立山のおじさん

北アルプス 立山山麓物語

立山山麓の行者岩

2009年07月13日 | Weblog
あわすのスキー場の右側に牛首谷がある。付近には、クロスカントリーコースが横にあり、北陸電力の水取入れ口より、30m上流に大きな石が姿を現す。
この牛首谷が河川の改修に着手した頃は、川の中には小さな滝が幾つかあった。
特に、この岩の所から谷までは5m位だったと記憶しているが、河川の改修で大きく
様変わりしました。現在は、行者岩の周囲には河川の石が引き詰められています。
この行者岩には、周囲に小さい穴が50cm間隔で掘ってある。岩の上は平になっている。下流側には人が座れる様に掘ってあり、修行の場として使用された形跡が伺える。(立山・獅子が鼻の修行の場所とよくにている)
その横には、突きだした岩がそそり立つ様に出ている。当時、この岩の渕に立つとと何となく霊気を・・・・私だけだろうか・・・・・
近頃は、皆さんに知れ渡りましたが、この山の中で修行された人達は・・・下流の原より2㎞、本宮かは4㎞の人家のない山奥であるが、地名には、興味ぶかい名前が多く残っているのは其れなりに、修行の場しとて絶好の場所であったと思われる。
そ言えば、わが家の前の足洗川では、岩魚を笹に刺した子供達が釣りをしていたし、牛首谷でも岩魚の姿を見かけ釣りをしたものです。そんな岩魚も修験者の食料であったと想像できます。
そんな岩の周囲を草刈して来ました。あわすのの「百間滑」遊歩道へ御出でになったら、是非、谷沿いにあるこの場所を見学して下さい。




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