友から見せられた一冊の本を読む。
今、調べている古道の話が記載されていたではないか・・・・
地図にのらない幻の古道を造った人々の心境が綴られ、それが現在まで、誰にも察知される事もなく、数百年の歳月を経ても、崩れる事もく、山の中で、生き生きと時勢を見ているとは当時、此の道を造った人達は想像しただろうか・・・・
自分達を外敵から身を守るだけを考えた道を延々と作り通した敗戦の武将の力に敬服する。そのことが口伝えとして文書に記載されていて嬉しさと驚きに酔う。
思わず同行している友達に知らせる。しかし、後1キロの調査を終えないと本当の喜びにはならない。数百年の歴史を刻んだ道は待っていてくれるのに・・・・慌てるな。
今年は、雪が少ないので早く調査に行きたいが腰痛が気になるので御身大切と心得る。