大方中学校での研修会は、早くも6回目をむかえました。初めて大方中学校を訪問させていただいたのは、一昨年の11月、高知県教育委員会の生徒指導主事育成プログラムの中の一コマとして、校内研修会と不登校生への支援におけるコーディネーションをさせていただいた事がスタートでした。高知市内から高速を使っても車で2時間弱かかる黒潮町は、自然豊かなまちであり、鰹の藁焼きなどでも有名なところです。目の前にある雄大な太平洋が広がり、その景色に心はすっかりと洗われてしまいます。そんな大方中学校でも、かつては生徒指導で厳しい状況があったそうです。そのような学校を、先生方は子どもに寄り添うことと、様々なアセスメントツールを活用していくことで、今のような落ち着いた学校になりました。そして、そのことだけに留まらず、今では、「地域を愛し、地域にねざした子ども」に育てていくために、地域人材を引き入れ、学校を地域に大きく開いていこうとしておられます。今回の訪問では、岡崎校長先生ともそのへんのお話をさせていただく機会もあり、私自身も深い学びを得ることができました。まさに、今の日本の教育の中に、このような学校が必要であるということを確信しました。つまり、「地域一体型の学校」です。
大方中学校では、今年から人間関係づくりを取り入れたガイダンス・カリキュラムに本格的に着手しておられます。限りない可能性を感じることができた今回の訪問でした。
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後半、先生方と協力仕合、楽しい演習でしたが…
前半の「いじめ」「不登校」のお話も強く心に染みました。子どもの、親の話をしっかり聴く教師でありたいと思います。
ありがとうございました。
毎回の研修で気付きがあり、日頃の教育実践に生かすことができるので、本当に、ありがたく思っています。スーパー新聞ジグソーでは、チームのメンバーに助けられ、こんな思いをする生徒もいるなとすごく思ったことでした。また、「いじめ」「不登校」の講話では、個々の生徒にしっかり寄り添ってきた大方中の生徒支援で対応で間違いないことも確認できました。
研修外でお話しさせていただいたことには、自分自身が考えてきたことの確認ができたり、今後のご示唆をいただけたりと、本当にありがたく思っております。
今年度は、校内授業研究会でもう1回、来て頂きたいと思っていますので、よろしくお願いします。