先にアメリカのバイデン大統領が、イスラエルが求めたとする戦闘休止について演説したが、この提案について、欧州各国からは支持する声が上がった。
フランスのマクロン大統領はX(旧ツイッター)で支持を表明、イギリスのキャメロン外相もXに投稿したビデオ声明でハマスに受諾するよう呼びかけた。
しかし、ハマス側はこの提案を受け入れる態度を示しているが、肝心のイスラエルがどうも煮え切らない。
ネタニヤフ政権で連立を組む極右政党の党首を務めるスモトリッチ財務相と、別の極右政党を率いるベングビール国家治安相もこの戦闘休止案を批判し、スモトリッチ財務相はこの案を通せば辞任すると述べた。
首相府は1日の声明で「ハマスの壊滅と全人質の帰還まで戦闘を継続する」との原則を改めて強調したが、ネタニヤフ首相は難しい判断を迫られている。
こんなことでこの案が流れれば、エンドレスで戦闘が続き犠牲者が増えるだけだ。イスラエルの極右2閣僚には人道的な意識がないのか。ネタニヤフ首相もこの際2閣僚を切ってでも休戦実現させないと、2閣僚の名を借りて実は本人が反対しているものと見なされよう。「関連:6月2日」
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