正さん日記

世の中思いにつれて

イギリス14年ぶり政権交代、激動を暗示する世界の動き

2024-07-06 10:43:48 | 世界

 イギリスの総選挙は、最大野党・労働党が議会下院の650議席のうち400議席を超える大勝を収め、14年ぶりに政権が交代した。

 党首のスターマー氏が5日、ロンドンのバッキンガム宮殿でチャールズ国王に任命され、首相に就任した。

 大方の見方としては、新政権はEUとの関係など外交的には保守党政権と大きな変化はないようだ。

 ウクライナ支援については、むしろ保守党政権より前向きになると見ている。

 また、フランスでは先に総選挙が行われ、マクロン大統領率いる与党連合は得票数で3位に甘んじた。

 1位は極右の国民連合、2位は左派連合、3位の与党連合などの中で過半数に満たなかった1,2位の候補者と、一定の得票をした候補者3名による決選投票が行われるため最終的な議席数はまだ決まっていない。

 与党連合と左派連合の協力がどの程度進むかが、マクロン大統領の権力行使に支障しないための勝敗のカギになりそうだ

 イランの大統領選挙でも、1位になった改革派と、2位の保守派候補による決選投票が行われる。

 ここでは、3位の保守派候補支持派と、最初の選挙で棄権した有権者の動きが勝敗の帰すうを握っているようだ。

 選挙ではないが、7月から持ち回りでEUの議長に就いたハンガリーのオルバン大統領が、何を思ったのかウクライナのゼレンスキー大統領と会談、ロシア寄りの条件で和平交渉を提案した。

 オルバン氏は、その足でプーチン大統領を訪問、プーチン氏を喜ばせた。

 イギリスの政権交代、フランスの極右台頭、イランの新大統領の出現など、総て、11月に行われるアメリカの大統領選挙の結果に直結する。

 モシトラになった場合、世界はどのように変化するのか。混迷が予測される。「関連:7月1日

 

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