令和6年能登半島地震で、情報と大きく異なったのは津波の高さだった。情報では、最大1.2M程度とされていたが実は4Mを超す大きなものがあり、映像を見ても危機一髪難を逃れた状況が映っている。
この点について、余り話題にされていないが今後のためにも検証する必要性がある。
また、今回の大地震の特徴として液状化と地盤の想定外な隆起や沈下だろう。
殊に、石川県内灘町北東部は、これにより住宅の地盤が傾くなど大きな被害に及んだ。
何とか、家が倒壊を免れても、地震から1カ月が経った現在でも液状化などにより断水は長期化し、道路の完全復旧や住宅再建は先行きが見通せない。住民からは「またここで暮らせるのだろうか」と不安な声が聞こえる。
とりあえずは、家の片づけをしたくても「上下水道が回復しないためどうにもならない」状態に置かれている。
同町によると罹災証明の申請件数は、大半が液状化被害の関係とみられる。被災建物の倒壊の恐れを知らせる応急危険度判定では、調査したうち25.7%が液状化のため「危険」(赤)と判定された。
住民は、今後この地域がどうなるのか、先行きが見えないため、町や県はもうちょっと早く復旧への道筋を立てて発信してほしい」と求めている。
大野川沿いにある内灘町南部の鶴ケ丘地区や金沢市粟崎町、河北潟干拓地に近い同県かほく市大崎でも、液状化現象が起き、地割れや住宅が傾くなどの被害が出ている。「関連:2月1日」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます