やはり、自民党総裁選挙に石破茂元幹事長が出馬する模様だ。石破氏はこれまで4回、総裁選挙に出馬しているが麻生太郎氏、安倍晋三氏に2回、菅義偉氏にことごとく敗れている。
彼の、得票状況をみると概ね党員票ではトップだが、最後の国会議員票で無派閥の悲哀か支援が集まらず逆転負けをしていることが多かった。
今回も、岸田文雄首相を含めて、メデェアの調査では断トツでトップを切っている。今までの例でも同じ状況だったが、今回の1位はちょっと意味が違うとの見方がある。
それは、裏金問題、岸田氏への信頼欠如などで自民党は政権交代もあり得るという危機的状況に置かれているため、それを覆すのは石破氏しかいないという救世主のような見方になっている。
また、無派閥の菅氏をはじめ、総裁候補を持たない旧二階派など無派閥、旧二階派などを中心にして、裏金問題でちりちりバラバラになっている大所帯の旧安倍派を取り込める可能性も視野にある。
何よりも、支持率低迷の自民党が起死回生を図るためには、何となく国民に人気がある石破氏しか居ないという雰囲気が作られている。
しかし、実際の石破氏については人間性、右派思想、軍事オタクであるなど総裁、首相として中立的姿勢、人格必見などで問題がないか。今はにこやかに中立姿勢を装っているが、いざ、首相という権力を握ると君子豹変しないか。国民も冷静に見極めることが重要になってきた。「関連:6月24日」
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