レスリング櫻井、樋口、ブレイキン女子で湯浅が金、スポーツクライミング男子で安楽が銀

　ブレイキン女子決勝でAMI（湯浅亜実）

　パリ五輪１４日目、この日も日本のメダルラッシュが続いた。

　スポーツクライミング男子ボルダー＆リード決勝で五輪初出場の１７歳の高校生安楽宙斗（JSOL）が、ボルダーとリードの合計１４５．４点で日本男子初の銀メダルを獲得した。

　連日金メダルを獲得しているレスリングで、女子フリースタイル５７キロ級世界１位の櫻井つぐみ（２２・育英大）が同２位のアナスタシア・ニキータ（モルドバ）を６－０で破って優勝。初の五輪で金メダルを獲得した。

　男子フリースタイル５７キロ級では、１６年リオ五輪銀メダリストの樋口黎（２８・ミキハウス）が決勝でスペンサーリチャード・リー（アメリカ）を４―２で下した。

　レスリングの金メダルは初日から４日連続。日本勢の夏冬通算２００個目の金メダルにもなった。

　今大会からの取り入れられたブレイキン女子決勝で湯浅亜実、ダンサーネーム・AMI（２５・Good Foot Crew）が金メダルを獲得し初代女王に輝いた。

　レスリングでは、女子６２キロ級の元木咲良、男子フリースタイル７４級では高谷大地が金メダル王手をかけた。

　混戦の女子ゴルフで、山下美夢有はトップと２打差で３位タイに浮上、メダル圏内で最終ラウンドへ。

　陸上、４００Mリレーでは２走サニブラウン→３走の桐生祥秀トップで走ったが、４走の上山紘輝かわされ５位だった。金はカナダが取ったが、アメリカはまたもバトンミスで失格となった。

　卓球男子団体は、３位決定戦でフランスに敗れ.３大会ぶりにメダルを逃した。「関連：８月９日」