朝鮮半島情勢は28日に黄海で行われる予定の米韓の合同軍事演習に注目が集まっている。軍事演習は必ず行われようから、北朝鮮が果たして再度の軍事行動に出るのか。もし、そうなると米空母からの北朝鮮空爆になる可能性があり、事はいよいよ大きくなる。
今まで、黄海における米韓の軍事演習には不快感を示してきた中国も、今回は黙して語らずの態度を見せている。北朝鮮の後見人と目されている中国としても、今回の北朝鮮の延坪島への砲撃については、民間人を含む死者が出たこともあり、余り口が出せない状況になっているようだ。
それよりも、中国は、北朝鮮が先にウラン濃縮を進めた上、今回の砲撃を行ったことについて、ほとほと困っているとの見方もある。それならば、いっそうのこと、国連安保理事会に付議することなど前向きになればよさそうなものだと思うが、そうもいかないところに、中国と北朝鮮との腐れ縁があるのだろうか。
北朝鮮に対する中国の最大の悩みは、もし、北朝鮮が崩壊すると、難民が自国へ押し寄せることにあると言う。従って、どうしても金正日政権を存続させなければならないとのことだ。北朝鮮は、そのことが分かっているから、後見人中国の悩みをよそに強硬路線を取っている。
しかし、28日の米韓合同軍事演習をきっかけに、もし戦争状態に陥ったら、中国も見て見ぬふりをする分けにはいかない。28日は日本政府としても、臨時体制を取っておかなければならない。「関連:11月25日」
今まで、黄海における米韓の軍事演習には不快感を示してきた中国も、今回は黙して語らずの態度を見せている。北朝鮮の後見人と目されている中国としても、今回の北朝鮮の延坪島への砲撃については、民間人を含む死者が出たこともあり、余り口が出せない状況になっているようだ。
それよりも、中国は、北朝鮮が先にウラン濃縮を進めた上、今回の砲撃を行ったことについて、ほとほと困っているとの見方もある。それならば、いっそうのこと、国連安保理事会に付議することなど前向きになればよさそうなものだと思うが、そうもいかないところに、中国と北朝鮮との腐れ縁があるのだろうか。
北朝鮮に対する中国の最大の悩みは、もし、北朝鮮が崩壊すると、難民が自国へ押し寄せることにあると言う。従って、どうしても金正日政権を存続させなければならないとのことだ。北朝鮮は、そのことが分かっているから、後見人中国の悩みをよそに強硬路線を取っている。
しかし、28日の米韓合同軍事演習をきっかけに、もし戦争状態に陥ったら、中国も見て見ぬふりをする分けにはいかない。28日は日本政府としても、臨時体制を取っておかなければならない。「関連:11月25日」