正さん日記

世の中思いにつれて

アメリカ中間選挙で民主党敗北、上院は過半数死守か

2010-11-03 04:55:25 | 世界
 アメリカ大統領選挙2年後に行われる中間選挙は、11月2日(現地時間)にアメリカ全土で開票が行われたが、これまでの予測のとおり、全議席が改選される下院で、共和党が過半数を獲得する見通しとなった。
 しかし、ほぼ三分の一に当たる37議席が改選される上院では、民主党の過半数割れの可能性が言われていたが、何とかぎりぎりのところで踏み止まり、過半数を確保する見通しになったとのことだ。
 
 全435議席が改選となる下院で、共和党は過半数の218議席を獲得するには民主党から39議席を奪う必要があったが、テレビ報道によると、少なくとも50議席を伸ばす見通しとのことである。
 一方、上院においては注目されていたウエストバージニア州で、故ロバート・バード議員の議席を守った。共和党は民主党からインディアナ、ノースダコダ、アーカンソー州で3議席を奪ったが、過半数を制するには民主党の大票田であるカリフォリニア州やワシントン州を制する必要があり、民主党は何とか過半数の維持にこぎつけた模様だ。
 今回注目された草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」が推す候補では、フロリダ州とケンタッキー州の上院選で共和党候補が勝利したが、デラウェア州では敗れた。

 なお、まだ結果は分からないが、全米50州のうち、37州で改選される州知事選挙でも、共和党が6州増やす予測で勢力分野は民主党19、共和党30と逆転する。(1州は独立系)全米の過半数の州を共和党が握ると、バラク・オバマ大統領にとって、今後の政権運営が厳しくなるばかりではなく、2期目に掛ける2012年の大統領選挙でも苦戦を強いられることになる。「関連:7月22日

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