ＮＨＫはＣＩＡの手先ではないか

　「日本侵攻　アメリカの小麦戦略」は元ＮＨＫの職員高嶋光雪さんが書いたもので、日本が主食の米をないがしろにしてアメリカの小麦を勧めるようになった経緯をアメリカの小麦戦略ということで書いています。この本はテレビ「ＮＨＫ特集　食卓の影の星条旗」を元にしたもので、この本が廃刊になっているを何とかしたいと、後世に残すべきだと考えられたのが食文化研究家の小松猛夫さんで「学校給食の裏面史 「アメリカ小麦戦略 」という本を書かれたのです。
また、ＮＨＫは３:1:２弁当についても放送したこともあります。

　このように良い仕事をしていますが、しかし、反面この食卓の影の星条旗、食の欧米化と粉食奨励を推進することに大きな役割をしているのがＮＨＫだと考えます。

　統計を出してはいませんが、厚生省が粉食奨励をしているときお米を守りましょうと言うようなことはしていないでしょう。率先して、時代の流れということで粉食奨励をしてきたはずです。

　その流れが現在も続いています。８月のきょうの料理
アンコール放送
8月10日
有元葉子
パン大好き！　基本のサンドイッチ
きゅうりサンド／卵サンド　ほか
8月11日
多賀正子
パン大好き！　ギューギューホットサンド
ポケットトースト2種
8月12日
小林まさみ フライパンで！切り身魚料理　子どもも喜ぶ洋風仕立て　さけマヨ
さけとコーンのふわふわカレーボール／かじきのボリュームオムレツ
8月13日
加藤千恵 楽しい！手づくりスイーツ　レモンシフォンケーキ

とありました。アンコール料理と言うことは以前にも放送し人気があったと言うことです。これを1日２回放送しているのです。その影響力は絶大なものです。

　私たちがブログ上でアメリカの小麦戦略にはまっている日本はおかしいと頑張っても微力です。公共放送で粉食奨励が行われているのです。国が自給率向上を動叫んでもＮＨＫがそれを阻害することをしているのです。

　民放でも粉食奨励は頻繁に行われています。美味しいラーメンのお店特集は定番みたいなものでねたがなくなると何処でもこれをやります。めんやうどんやパスタや餃子やパンやケーキ、スイーツ・・・・国民こぞって粉食奨励をやっています。

　８月１１日たけしの本当は怖い家庭の医学でこの日は”家庭で出来る！病気にならない　旬レシピスペシャル”でトマトを食べましょう、と言う出だしはは良いのですが、料理研究家の奥薗さんが作った料理はパスタ料理で”フレッシュトマトのナポリタン”でした。次にトマトの冷や汁を作ってごはんにかけるところは良かったのですが、暑い夏にはソーメンにかけても美味しいです、とやっていました。
次はピーマン炒めてごはんにかける料理とここでは５０％が粉食でした。
　
　ＮＨＫはＢＳ１でも外国料理の番組のやって食の欧米化を推進しています。
和食とそれ以外の比率を出しますと学校教育の場でも和食は五分の一くらいの比率になっていますので、ＮＨＫの番組を見た感じでは同じくらいと推定します。

　ＮＨＫはＣＩＡの手先ではないかとしか言いようがありません。その宣伝効果は計り知れないほど大きいのです。
日本対諸外国と言う比率で日本は世界と争うことになっています。少なくとも和食と欧米食という半々の比率で取り上げるべきではないでしょうか。

　マスコミは世界の料理を取り上げすぎていますし食を美味しさの追求の一点で興味本意で取り扱いすぎです。
　そのことは日本破壊につながっているのです。日本の自給率を向上させるそういうことにマスコミも工夫努力をすべきです。日本の食事を悪いもののような扱いをして外国食を紹介するのは戦後厚生省がアメリカの手先の如くになってキッチンカーを運営した名残ですが、それはいけないことなのです。

　そのような活動をした人、組織を私はＣＩＡの手先と言うことにしているのです。

　ＮＨＫでは８月９日から３日間ＮＨＫスペシャルで元海軍偉い方達が２度と誤った戦争をしてはいけないと反省会をしたそのテープを元に番組を放送していました。

　戦争の責任は何処にあるのかを明らかにしておかないとまた同じ過ちを繰り返すということでの反省会で公表しない約束だったそうです。それ故に真実に近いものがほぼ明らかになってきると思われますが、日本の食料自給率を先進国最低と言う状態にした責任を明らかにする必要があると考えます。
　
　そして日本の為にならなかった人や組織はそれを明らかにしておきべきだと考えます。