【米国ブログ】日本でファストフードが拡大、日本食への影響を懸念
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日本文化に関する情報を発信する米国のブログ「thejapanguy」では、日本に滞在中の米国人男性が日本食とファストフードについてつづっている。
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日本には、マクドナルドやウェンディーズ、ケンタッキー・フライド・チキンなど米国のファストフードはたくさんある。筆者は、今より米国で暮らしていたころの方がファストフードはより身近な存在だったと語っている。
なかでもウェンディーズのファンで、おおざっぱな味や時代遅れな感じが好きで、サンドイッチが他店に比べてコクがあると記している。マクドナルドのシェイクやフライドポテト、さくさくのアップルパイも捨て難く、1つの店を選択できないほど、ファストフードの食べ物が好きだったと振り返っている。
しかし、現在日本に住んで、あんなに好きだったファストフードだが、食べる機会が激減していることに気づいたという。米国在住時は、地元のファストフード店に立ち寄って、軽食や甘い物をよく食べていたが、今では2~3カ月おきに1回食べる程度だと語っている。
日本では、ファストフードの代わりに地元のコンビニエンスストアで買っているからだとその理由を分析。確実にファストフードの利用頻度が減っており、そのために以前より健康になったと感じているという。筆者にとって日本食はおいしい上、目新しいものが多く、ファストフードに魅力がなくなったようだ。
逆に米国のファストフードは、日本では目新しさがあるようだと記している。筆者は、日本人にもファストフードは人気があるので、チェーン店も増えているようだと見ている。米国では忙しい人ほどファストフードを好む傾向にあるという。日本社会も人々は忙しく、仕事に追われているといった社会背景からファストフードが好まれているのだろうと記している。
しかし筆者は、ファストフード文化が日本に根づくことで、これまでのバランスの良い食生活が崩れるのではないかと心配しているという。ファストフード文化の成長と健康には相関関係があると述べ、日本食の良さを見直してほしいと締めくくっている。(編集担当:田島波留・山口幸治)(イメージ画像:Photo by Thinkstock/Getty Images.)
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