しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

東部地域まつりに参加

2009-11-10 06:46:12 | 日記
 日曜日はこれに参加してまいりやした!

 江戸川区では年間を通じて各地域でこのようなお祭りが行われてます。

 そのうち葛西と東部地区のまつりに材木屋の集まりである「江戸川材友会」として毎年参加しております。

 地域まつりは神輿が出る訳でもなく、地域の交流を主にしているのかな?

 天気にも恵まれ、来場者も多い。


 「江戸川材友会」ではまな板を中心に各材木屋が端材なんかも持ち寄って、桧の香りをプンプンさせては元気よく木材のPRをしております。

 最近では、街中に建つ家々も地元の材木屋や職人さんが関わる事も少なくなってしまい、工場で加工された部品を現場で組み立てるような家づくりばかり。

 本物の木に触れる事すら少なくなってしまいました。

 同業者も少なくなる一方で、底辺を拡げようとの試みなのです!

 
 せっかくの日曜日に朝からこんな事をやっててさー、となかなかやる気になれなかったのですが、お手伝いの売り子が帰ってしまったから渋々ね・・・・

 やり始めたら元気になったお調子者の私は、結構対面販売は得意なのです!

 「これは吉野桧だから香りが良いでしょう?なかなか買えませんよ!材木屋のPRのためにこんなに安い値段を付けているんだから。さあ買った買ったー!」

 「これはね木曾桧で最高級品!ダメダメ、値引きは出来ないよ!」

 あれ?自分はこんなに売るのが上手だったかな?ってくらいに絶好調です。

 ほとんどがおばちゃん相手に売ってましたが、ちょっと若いお母さんがくれば簡単に値引き交渉に応じてしまいます。美人には弱いしゃちくんなのらー!

 要注意人物は話相手のいないおっさんだね!

 仲間が制作した貯金箱。神社にある賽銭箱のミニチュアで良く出来ております。

 材種はピーラー(米松無節で目が詰まった物)で¥3000也。

 これを見てる暇そうなじいさんが「これはどう見たって賽銭箱だな?神棚に置くにしたって賽銭箱って書かなきゃだめだ!」

 延々とそんなうんちくを目の前にいる仲間に話していた。

 いい加減、他の客の迷惑になるから私が割って入って話を切り上げさせた。

 「仲間が趣味で作った物なんでね~、貯金箱にしようが買った人の自由だね」

 「どう見たって賽銭箱だろうが、商売やっててそんな事もわからねえのか?」

 「別にこれを売って喰ってる訳じゃねえし、木のPRをしてるだけだから買わねえんだったら帰ってくれ!」

 「いやいや、余計な事を言ってしまった、申し訳ない」

 そんなやりとりがあって、お引き取りいただいた。

 いつもニコニコしてる私だが、意外と沸点が低いのには自分でも驚いていた。

 職人相手の材木屋稼業、口は悪いが心意気で商売をしております!
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする