カムイ外伝
出張レポをシルバーウィーク中にまとめなければならず、
お休み返上。(ま、自営業的によくあることですが)
・・・んな時に松ケンたら、カムイ外伝・舞台挨拶31回という
無茶な企画を@@@@;;;
正当なルートでチケットが取れず、
「これは行くな、仕事しろ、という神の啓示」(私の人生、神の啓示多し)
と、ぐずぐずと(ぐずぐずと?)あきらめていたのですが
未練がましく(あきらめてないじゃん!)ヤフオクをチェックしてたら
なんか落札できそうな出品がちらほら。
・・・はい、やってしまいました。
うーん、ホントは販売元の禁止行為に加担することになるので
ちょっと後ろめたくもアリ。
でもプロを制御できない各種チケット販売会社にも問題あるよねー(←いいわけ
というわけで、行ってきました、舞台挨拶。
終了後、司会者の女性退場時にパチリ。
今回は2階席前方でしたが、舞台が案外近く思ったよりよかったです。
(が、舞台挨拶登場が客席からだったので、そこは見えなくて超残念!;)
なんか松山ケンイチくん、考え考え言葉を選んでいて、
「あのう」が今までになく多かった気が・・・
初日ということもあるのでしょうが、
ケガでの中断、役への迷い、大物先輩を従えての主役、
いろいろタイヘンだったんだろうなぁ、と
今さらながら、そういう面での松ケンの成長に感じ入ったり。
これは雑誌で読んだのですが、監督に「もっと主役としてドンと構えろ」
みたいなことを言われたという松ケン。
確かに、映画の中でもカムイが主役としてドンといる、という感じではなく、
存在感的には半兵衛や領主様が際立つ部分あります。
が。原作も、カムイを通して他者を描くという感じで、あまり
カムイの感情表現はなかったと思うので、そういう意味でも
私は原作に忠実な気がします。カムイは影、という印象。
(だから一点難を言えば、明るい時のカムイが違和感なわけで・・・)
舞台挨拶は、ちょっと緊張気味(?)な松ケンに比べ
大物男優のみなさんは余裕綽々。
(みなさん、背が高いのね!大後さんが小さく見えました。
でも可愛かったケド)
伊藤英明さんは「いい加減な役なんでいい加減にやりました」と
笑いを取りつつ。沖縄の暑さのなかでのタイヘンさも。
佐藤浩市さんは、崔組に参加してみてどうでしたか?
の質問に、「うわさどおり、物静かな現場で怒鳴り声1つ聞こえず」
みたいな、マギャクなコメントで、キャストが苦笑。
「最初自分の愛馬が“いっぱく”かと思ったら“いちじろ”でした」
とか、淡々と顔は笑わず面白いのがすごくいい味!!
おされなスタイルで登場した小林薫さん。(心の中で盛り上がってました!
飄々としていて、笑いを取るコメントでやっぱり素敵でした!
監督の怒鳴り声が聞こえない日はなく、魚のすずきさんにもダメダシ
のコメントには監督が「うそだよー」と突っ込みまくり。
それでも語り続けるとぼけた小林さん、私はあなたに惚れました!(オイオイ
アクションシーンが見応え合った小雪さんは、
年をとったらできないことが増えていくけど、
いい経験になったし、これからもチャレンジしていきたい、というコメント。
笑顔が本当に美しい彼女ですが、今回はスガルの厳しい表情も素敵でした。
大後寿々花さんはセクシーボイスでの名コンビですが、
現場にはいったら松ケンが全然違っていてびっくりしたそうです。
音楽を担当された岩代太郎さんが来られていて、飛び入り挨拶をされ、
『レッドクリフ』の音楽が大好きだった私には嬉しかったです。
この方の映画音楽は音がすごく壮大で、今回も気持良かった!!
監督は今回はセーブしたのかな?前の試写会より、語りがなかった印象。
作品を完成させるのは観客、という言葉にバトンタッチを終えた後の
「願い」を感じ、少ない言葉の中に、この作品への愛しさ、思いが伝わる
熱さがありました。
関係ないですが、小雪さんを意識しすぎたのか、彼女と一切目線を
合わさず、彼女のコメント中も笑ったりもしなかったのが、
かえって他のキャストへの反応とは違って、気になっちゃったよw<松ケン
(意地悪で野次馬な&んなことばっかり関心を持つ)マスコミ対策も必要なのでしょうが
陽人のようにナチュラルでいられればいいね、と願う。
舞台挨拶の様子はこちらが完璧です!(いつも超お世話になっております/ぺこり
L WORLD ★ 松山ケンイチ
映画は、前より落ち着いて物語を楽しみました。
前回は松山ケンイチファンモードで見ていたせいか、
「あれ?こんなシーンあったっけ?」とか
「あ、ここはこういう感じだったのか」とかけっこうあって
飽きずに見ることができました。
改めて実感したのは、殺陣を含む戦いのシーンの凄さ。
どこかかアニメ風な独特な動きがあって、
でも1つ1つの動きが際立っていて、誤魔化しがなく、私は好きでした。
なんか体当たり、って感じがするのだな(殺陣の組み方の勝利かな、と
クライマックスは今回は、より切なさ・カムイの孤独を感じ、
泣いてしまいました。
原作ファン、崔監督ファン、松ケンファン、時代物ファン、
アクション映画ファン、で評価はけっこう分かれそうですが
松ケンファン&カムイファンとしては満足です!
参考:
オリコンスペシャルインタビュー
『カムイ外伝』崔洋一監督、極限状態まで追い詰められた松ケンに放った鬼の一言! - goo 映画
いい監督に出あえてよかったね。
いつかきっとカムイが松ケンに恩返しする日が来ると思う。
もう「アエラ」の表紙にまで登場しちゃって、
書店で松ケン祭り状態。
1冊買うなら私はこれをお薦めします。
cut
松山ケンイチというある種の化学反応というか、
手術台のうえのミシンとこうもり傘の出会い的進化というか。
「松山ケンイチ」を分析する&感じる松山ケンイチが面白いです!
私は「役者」というものの業や生き方・考え方をその時々で
記録し・解体し、また再構成して歩いていく、
進行形の松山ケンイチが大好きだーーーー!!!
以下、リンク切れ防止保管用舞台挨拶関係:
松山ケンイチ「いつまでも心の中に残っていてほしい」
大ヒットコミックの実写映画「カムイ外伝」が19日、全国で公開された。
都内では孤独な忍者を演じた主演の松山ケンイチ(24)らが舞台あいさつ。撮影中に右太もも打撲で全治3週間のけがを負い、途中、撮影が半年間中断。「ようやく公開を迎えました。みなさんから拍手をいただけて本当にうれしい」と感無量。「ぼくにとって重要な作品になりました。いつまでも観客の心の中に残っていてほしい」と話した。
2009年09月19日 13:31
小雪、ドッキリシースルー☆松ケン悩殺!?
まぁ、こういうトーンが多いわけですが;;
松ケンの恋ゴコロってすごくよくわかる。
尊敬する人や頑張る人、自分にないもの、成長させてくれるものに
魅かれるのよね。うんうん。
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