DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

digisketch★Delicious time

2007-03-04 | 写真・スケッチ・らくがき


濃いめの珈琲を煎れ
好きな音楽をヘッドフォンで聴く。

時間がすこしだけ流れを変えて
私のための時空を開く。

真夜中の2時
特別な語り部が物語を紡ぐ。

甘い微笑は舌の上でほどけ
言葉を封じて呪文を描く。

身体の中を流れるのが
赤い液体ではなく深い陶酔であったなら

酔うよりも早く辿り落ちるだろう
遠い夢のような石畳の道を。

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2 コメント

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至福の空間 (ケイ)
2007-03-04 15:54:55
心地よい時の流れに身も心も包まれて至福の喜びを感じたい。
時計もただ時を刻むだけのオブジェでしかない。
その存在すら気にせず一切世間と隔離された甘美な陶酔の空間に身を委ねる。

朝も夜もない部屋に辿り着く場所があるのかもしれない。
心の扉はもうしばらく閉じておこう。
この感動がこぼれないように・・・・。

(私的な映画三昧の休日の感想です)



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ケイ様 (なるもにあ)
2007-03-05 04:13:26
とっても美しいコメント、ありがとうございます。
素敵で嬉しいです!

短いワンセンテンスで描写しきることを目指す
詩的表現は個人的に大好きなのです。
(詩のブログを作りたいくらいです。)

特に、
>朝も夜もない部屋に辿り着く場所があるのかもしれない。
という部分が、個人的にものすごく好き。
時間の流れが違う空間、イメージが広がります。

映画への思い、伝わってきました。
返信する

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