DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

世界一美しい本を作る男~シュタイデルとの旅~

2013-10-12 | ドラマ・映画・演劇・アート
『世界一美しい本を作る男~シュタイデルとの旅~』公式サイト

渋谷・イメージフォーラム。

21:15開演にも関わらず満席でした。

本が好きな人、紙が好きな人、インクのにおいが好きな人(笑)必見。

「世界一美しい本を作る」ということの意味・信念・自負、

個人の思いが個人を超えて感動的な「美/存在」を生みだす。

私は本のページをめくる紙ずれの音も大好きなので

見てるうちに何度か気を失いかけました(おいおい

いい本はほんとうにとってもいい音がする。。。

至福映画!


映画com.解説より:
「世界一美しい本を作る」と称され、ノーベル賞作家ギュンター・グラスや写真家ロバート・フランク、シャネルのカリスマデザイナー、カール・ラガーフェルドらに支持されるドイツの小さな出版社シュタイデルの秘密に迫ったドキュメンタリー。印刷所創設者のゲルハルト・シュタイデルが、クライアントに直接会うため世界を飛び回る姿に密着。世界の一流アーティストたちと綿密な打ち合わせを繰り返し、収録作品や使用する紙、インクの選定までこだわるシュタイデルの姿勢が、「本」を「アート」に昇華していく様をとらえる。監督は「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン」を手がけたゲレオン・ベツェル。




以下、パンフから抜粋:「日本のみなさんへ」

日本は、紙や表紙用の布など、世界で最も美しい本の為のマテリアルと技術を有する国です。自動車産業やオーディオだけではありません。色、筆、印刷紙、印刷機など本当にすばらしい技巧の伝統を持っています。この豊かさを日本のみなさんは知っていますか?私に次の生というものがあるのなら、日本に生まれて、今のような出版社を経営したいというのが私の望みです。そうしたら「世界一美しい本を日本で作る男」というドキュメンタリー映画ができますね。 ゲルハルト・シュタイデル

とっても同感です。。。

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2013-10-12 | ドラマ・映画・演劇・アート

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