DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

TRINO 2006★金メダル1個分の重み・・・なのか?

2006-02-28 | 日記/備忘録/独り言/その他
荒川思わぬ“金”効果…JOCスリム化へ本腰 (夕刊フジ) - goo ニュース

うーん、メダルが少なかったから、スリム化・・・って
根本的に違うのでは・・・。
まぁ選手のスリム化はこれから徹底分析するみたいなのですが(これからって・・・)
JOC幹部や役員も、絶対必要なのであれば、選手数より多かろうがなんであろうが行くべきだろうし。
なんでメダルの数が影響するんだろう・・・??
ムダを認めた、ということ?いくつ取ってたら採算あったんでしょうね。

あと、「特別報奨金」とか、勲章とか、すぐに加熱しますが
上層部に暴走系がいるに違いない。(え”
毎回、報奨基準を変更するのは、全然公平でない気がします。
「苦しい台所事情を理由に行わない」というよりは
「そういう取り決めだから」でいいんじゃないのかなぁ。

荒川さんを偉業扱い(確かに素晴らしいとは思いますが)するのは、他でメダルが取れなかったことへの反動&言い訳にも見えるので、それだけを基準にいろいろなルールを動かすとあとあとタイヘンな気がします。
たとえば今度メダル30個(ありえないけど)とかになったら
どうするのか?とか。
それならもう、あらかじめメダルの頭数で割る、と決めてしまうとか。

いくらいろいろな規定が厳しくなっても、運営側がぐずぐずの体質だと
いつまでも純粋にスポーツ祭典として、オリンピックを楽しめないかも。
(メロドラマなオリンピックの方が国民ウケするかも、ですが;)

まぁ反省は大切ですよね。形だけにはならず、きちんとシステム化
して、ムダな議論・討論にまたまた税金を使うのだけは、やめてほしいっす。
<トリノ五輪>「成績不振は徹底分析」 遅塚選手団長


関係ないけど(あるけど<どっち?)、お友達ブログでゲットした情報♪
シアターオンアイス2006
ニチレイ
▼ 男子シングル 高橋大輔、エフゲニー・プルシェンコ ほか
▼ 女子シングル 村主章枝、荒川静香、安藤美姫
▼ ペア タチアナ・トットミアニーナ&マキシム・マリニン
▼ アイスダンス 渡辺心&木戸章之、エレーナ・グルシナ&ルスラン・ゴンチャロフ
テレビ放映
03/05(日) 後04:00 >> 後05:25  フジテレビ [S][H]  スポーツ/スケート
解説・八木沼純子 実況・塩原恒夫 西岡孝洋~東京(録画)

すごいメンバーです。
金メダル凱旋にもなる荒川フィーバー、ますます加熱しそう。
最高のタイミングでしたね!!ニチレイ、株あがったなー(文字通り?

でも、スルツカヤ、ドクターストップで欠場・・・心配です。
メダル争いの心労?病気関係でなければいいのですが。

で、オークションでチケット高騰ですって・・・。
静香金メダルフィーバー、周囲過熱

便乗商法も花盛り。アイスにトゥーランドット・・・うーん。
なんか・・・こういう大騒ぎって・・・嫌いにはなれない(え”
お祭りって楽しいもーーーん。

というわけで、これは便乗記事確信犯♪
コメント (10)
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ナルニア国物語★わたしとナルニア国物語(ベタ;;)

2006-02-28 | 
なるもにあ。

何度かコメントしたことがあると思いますが、このハンドルネームは、『ナルニア国物語』と『ハルモニア』(アニメ「NARUTO」の初期エンディング曲)を合体したものです。

私にとって『ナルニア国物語』は、ナルニアンな皆様同様(?)、ちょっと特別な意味のある物語です。

ナルニア国物語の作品そのものについても、いつかまた熱く語っちゃうかもしれませんが、今日は、極めて個人的な『ナルニア国物語』への思いを残しておきたいと思います。

んとにはるかな大昔になりますが、私が小学生2年の時、父の仕事の関係で転校をしました。同じ大阪市内ではありましたが、小さい時から超仲の良かった幼なじみとの別れは、少々おませ(だったそうです)で多感だった7歳の女の子に、目に見えないプレッシャーをかけたようです。
引っ越しの前夜、布団に入ってから「大丈夫、大丈夫」と何度もつぶやく私の声を聞いて母は「すごく可哀想なことをした、と思って涙がでた」そうです。きっと、親の前では元気に振る舞っていたんでしょうね。(本人・記憶にありまへん、まぁそんなもんですw)

私は小さい時はかなりの男勝りで(今はおやぢ?<うるさい!)、男の子と冒険ごっこや虫取りをしてる方が多いような子どもでした。幼稚園の手洗い場の水道管に、どれだけ石が詰められるか?という「物理実験」で園長先生にこっぴどく叱られたことは、今も恨み、ぢゃなくていい思い出です。(これははっきり覚えてる!結婚の約束をしていたN君に婚約解消されたからw

で、転校先では、女の子グループが転校生を珍しがって、あれこれ世話をやいてくれました。ただ、どうもそういう女の子アプローチに慣れていなかった私は、イヤなことはイヤ、したくないことはしない、と、ことごとく彼女たちの好意をムシしてしまったわけです。はい、ヤナやつ確信犯です。(ごめんなさいよぉ!と今なら素直に謝れる

結果は、3-4年期の、クラスの中核的女の子グループからのいじめ。(今から思えば当然ですね。)
一番顕著な時は、靴を隠される、ノートを隠される、鞄を隠される、というかくれんぼ系(違!)、グループ全員で囲まれての悪口(だったのかな?)、あいさつの無視(ってこれはお互い様なとこあり)、いじめの定番=トイレに閉じこめられたこともありました。ま、当時はいじめといっても、可愛いもので、授業がはじまって先生にバレルのを恐れた相手の方がこわくなって、すぐ出してくれました。意味ないやんw
一部のクラスメイト(大半の男子はいじめに気づかずw。あ、担任もまったく気づかずwww。)は、かばってくれたのですが、それがかえってマイナスに働いたようっす。そーゆーものよねー。

ただ、ものすっごく負けず嫌いな(まぁ基本あまのじゃくな世間を舐めたヤナやつでしたからw<いまも?ドキドキ)私は、そういういじめに動じないふりをして、ほぼ半年間、そのグループを完全無視しつづけました。
何をいわれても、されても顔をつんとあげて、かえって胸をはって歩いていたその時の自分を、今もリアルに思い出せます。はい、多分絵に描いたような「お高くとまった何様な女の子」だったことでしょう。(へぇ、ホントにいるんだ、こんなヤツ<オイ!

休憩時間、誰とも遊ばず口を聞かずな私が仲よくなったのは、数名のクラスメイト(いじめに気づかず普通に接してきた男子メイン)と、飼育係&図書係の上級生、そして図書室の本たちでした。

そこで出会ったのが『ナルニア国物語』です。

もともと本は好きだったのですが、この作品世界には異常にはまりました。
きっとホントはすごぉく寂しくて不安な気持ちを、読書で封じ込めたのでしょう。
物語にのめりこみ、そこで活躍する主人公やわき役に感情移入し、仲間となり友となり、敵と闘いました。
今でもちょっと自慢なのですが、全7巻の登場人物で名前がついているものを
一時期すべて諳んじて言えた時期があります。(今?・・・えへ?<えへじゃない!

半年たつ頃には、グループの女の子達もいじめに飽きたのか、お互いに成長したのか、なんとなくうやむやな感じで仲直り(?)していました。ただ、「なるもにあは変わり者」というレッテルは、小学校~中学校とつきまといましたが。(人間嫌い、という評価が多かったのはいかがしたものか・・・。)

この物語は敬虔なクリスチャンであったC.S. ルイスの人間観が、よく出ていると言われます。

当時の私には、そういう宗教色はまったく感じられなかったのですが
(後付的に情報補足されましたが)
別の記事でも書いたように
・人を信じるということ(のある種の依存性と自己責任)
・人を疑うということ(の苦々しさと負荷と自己責任)
・人を裏切るということ(の苦しみと自己責任)
・人を許すということ(高見からではなく、同じ立場として)
・人から許されるということ(許されたと思い込むのではなく、本当の意味で与えられるある種の「愛」)
上記を経た上で
・自分を信じるということ
を教えてくれた本です。

人間の心は弱い。自分のためにも、他の誰かのためにも揺れ動く。
でもそれ自体はいけないことではない。
いけないのは、途中であきらめること。
そして自分の気持ちに目をつぶること。
ある時は誘惑され、ある時は仲間を売り、ある時はどん底まで自信を失う。
そんな登場人物やわき役たちは、
私にはとてもとても身近で息づく存在でした。
そして、そうした心弱き者を、ずっと見守る大いなる太陽のようなアスラン。
よくキリストに例えられますが、アスランはアスラン、
私にとっては、すべてを超越した開かれた存在。
彼は長い間、私の憧れでした。いつか、彼に認められたい、と
本気で思ってたなぁ・・・。

そして、こうして記事に書くと、
あんまり変わってないやん、私、とため息ついてしまう・・・・・
はい、まだまだ人も自分もアスランのようには信じきれていない・・・。
まだまだ青い自分探し状態(なのか?)orz・・・

これからもできる限り楽しく、時に歯をくいしばって(え?)
そして、いつの日か、自分が信じられる自分と出会いたいです。
見守っていてくださいね。アスラン。
(なんか小学生の感想文みたい〜<んなに可愛くない?そりゃそうだー
コメント (21)
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