「Untitled works」
探索ADV・前作プレイ推奨
制作者:まかぼと様(しーあーちん!)
=====================
とある洋館の部屋で目覚めた主人公は、自分は何者かも、なぜここにいるかも、すっかり忘れてしまっていることに気が付いた。
何もわからないなりに、とりあえずここを出ようと探索するうち、彼を「母」と呼ぶ不思議な少女と、「父」と呼ぶ奇妙な男とに出会う。
果たして自分は何者なのか。
過去作「authoring mare」と同じ、「火のヒト」と「土のヒト」とが存在する世界の物語です。
とはいえ、authoring mareの続きではなく、同じ世界観の独立した話なんですが…
過去作と登場人物が被っていたり、歴史的な出来事は同じですんで、そちらをプレイしているほうが物語は理解しやすいように思います。
うーん…ここまで書いて困りました。
正直、内容がわかるように説明すると…超ネタバレになってしまう…
とりあえず、今作の内容とは直に関係ないんですが、根本的な「火のヒト」の特徴と、ざっとした歴史を書いておきまする。
たぶん、ここを知ることなくぶっつけでプレイすると、何がどうなったのかよくわからないかな…と思うので。
まずは火のヒト…「ガイスト」について。
「心が本体・体がなくても生きていける」
「意志が強ければ殺されても死なない」
「もちろん老いない」
「体はオマケなので自分の意志である程度変えられる」
「さまざまな魔力を行使できる」
という特徴があると心得おきください。
…こんだけ高スペックな種族が、同じ「人間」扱いってのはどうかと思いますが、そういう設定です。
対する、土の人間は、ごくふつーの人間ですね。
肉体依存の種族で、体が失われれば死んでしまう、短命な種族。
魔法もほとんど使えない。
で、大昔はこの火と土の種族、うまくやってたんですが…
これだけ能力に差があれば、いろいろ軋轢が生まれるわけです。
…寿命の長さが違うと、価値観から人生観から天と地ほど違うでしょうし。
火のヒトは、高スペックだけあって優しく理性的で人格も優れた人ばかりだったので、土のヒトに嫌われ、敵視され、虐げられても、ひたすら耐えて耐えて生きていました。
土のヒトはそれをいいことに、やりたい放題迫害しまくりました。
しかし、ある時、あまりの扱いのひどさに耐えかねた火のヒトは、土のヒトに対して反旗を翻します。
もともと実力差はありますから、一転して、土のヒトは一方的にやられる側になりました。
傍目から見れば、まあそりゃ、やり返されても仕方ないんじゃね?という状況です。
しかし…それは人間が虫けらのやることに本気で怒って皆殺しにするようなもの。
実力差ありすぎの世界では、強い方が我慢することになるお約束。
幼い弟妹がどんな悪さをしようとも、怒られるのは兄姉なわけです。
かくして親のヒステリー…いや神の怒りに触れた火のヒトたちは制裁を受け、それまで以上に、土のヒトの奴隷のように扱われることになります。
(っていうか神……いくら火のヒトが死なないからって、贔屓が過ぎませんかね…;)
主犯とされた火のヒトの皇帝は厳重に封印され、当時の側近たちは、怨みと悲しみを込めて、あちこちに魔力を集めるための装置を作りました。
最強の皇帝・ヘリオガバルスを、いつか復活させるために…
そこから時は流れ。土のヒトにとっては全てが遠い過去の伝説となったころ…
その装置の一つで起きる出来事が「authoring mare」のお話になります。
さてそこを踏まえて! ここはちょっとだけ今作のネタバレ。
火のヒトと土のヒトが結ばれ、子供ができた場合。
その子供は、その両方の資質を受け継ぐことになります。
とはいえ、どちらも完全ではありませんので…純粋な火のヒトほどの能力はないものと思われます。
火のヒトは魂がメイン。土のヒトは肉体がメイン…うまく二つに分ける、ことも、おそらく可能…ってことかな。
父親の目的と子供の用途がいまいちハッキリしないんですが、愛妻と永遠に生きるための「器」が欲しかったんでしょうねぇ…
個人的には、白黒の彼が報われないのが哀しかったっす。
同化して一つになる、って選択肢は…ダメなのかなぁ。
長く離れすぎて自我が強くなってて無理?
多少説明不足な感はありましたが、しっかりした自分の世界を持ってる作者様なので、次が楽しみです。
アツマールに出ている天使の話(連載)と開発中の天使の話(無題)も、この先が面白そうですよ!
そうそう、今作の見どころはヘリオ(絵画)!
前作より色っぽくなって出てきたのがツボでした。
腹筋ツヤツヤ!皇帝バンザイ!ひゃっほう!
喋れるようになった彼も再登場でいい感じ。
セットでガーベラが出てこないのがちょっと残念…
探索ADV・前作プレイ推奨
制作者:まかぼと様(しーあーちん!)
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とある洋館の部屋で目覚めた主人公は、自分は何者かも、なぜここにいるかも、すっかり忘れてしまっていることに気が付いた。
何もわからないなりに、とりあえずここを出ようと探索するうち、彼を「母」と呼ぶ不思議な少女と、「父」と呼ぶ奇妙な男とに出会う。
果たして自分は何者なのか。
過去作「authoring mare」と同じ、「火のヒト」と「土のヒト」とが存在する世界の物語です。
とはいえ、authoring mareの続きではなく、同じ世界観の独立した話なんですが…
過去作と登場人物が被っていたり、歴史的な出来事は同じですんで、そちらをプレイしているほうが物語は理解しやすいように思います。
うーん…ここまで書いて困りました。
正直、内容がわかるように説明すると…超ネタバレになってしまう…
とりあえず、今作の内容とは直に関係ないんですが、根本的な「火のヒト」の特徴と、ざっとした歴史を書いておきまする。
たぶん、ここを知ることなくぶっつけでプレイすると、何がどうなったのかよくわからないかな…と思うので。
まずは火のヒト…「ガイスト」について。
「心が本体・体がなくても生きていける」
「意志が強ければ殺されても死なない」
「もちろん老いない」
「体はオマケなので自分の意志である程度変えられる」
「さまざまな魔力を行使できる」
という特徴があると心得おきください。
…こんだけ高スペックな種族が、同じ「人間」扱いってのはどうかと思いますが、そういう設定です。
対する、土の人間は、ごくふつーの人間ですね。
肉体依存の種族で、体が失われれば死んでしまう、短命な種族。
魔法もほとんど使えない。
で、大昔はこの火と土の種族、うまくやってたんですが…
これだけ能力に差があれば、いろいろ軋轢が生まれるわけです。
…寿命の長さが違うと、価値観から人生観から天と地ほど違うでしょうし。
火のヒトは、高スペックだけあって優しく理性的で人格も優れた人ばかりだったので、土のヒトに嫌われ、敵視され、虐げられても、ひたすら耐えて耐えて生きていました。
土のヒトはそれをいいことに、やりたい放題迫害しまくりました。
しかし、ある時、あまりの扱いのひどさに耐えかねた火のヒトは、土のヒトに対して反旗を翻します。
もともと実力差はありますから、一転して、土のヒトは一方的にやられる側になりました。
傍目から見れば、まあそりゃ、やり返されても仕方ないんじゃね?という状況です。
しかし…それは人間が虫けらのやることに本気で怒って皆殺しにするようなもの。
実力差ありすぎの世界では、強い方が我慢することになるお約束。
幼い弟妹がどんな悪さをしようとも、怒られるのは兄姉なわけです。
かくして
(っていうか神……いくら火のヒトが死なないからって、贔屓が過ぎませんかね…;)
主犯とされた火のヒトの皇帝は厳重に封印され、当時の側近たちは、怨みと悲しみを込めて、あちこちに魔力を集めるための装置を作りました。
最強の皇帝・ヘリオガバルスを、いつか復活させるために…
そこから時は流れ。土のヒトにとっては全てが遠い過去の伝説となったころ…
その装置の一つで起きる出来事が「authoring mare」のお話になります。
さてそこを踏まえて! ここはちょっとだけ今作のネタバレ。
火のヒトと土のヒトが結ばれ、子供ができた場合。
その子供は、その両方の資質を受け継ぐことになります。
とはいえ、どちらも完全ではありませんので…純粋な火のヒトほどの能力はないものと思われます。
火のヒトは魂がメイン。土のヒトは肉体がメイン…うまく二つに分ける、ことも、おそらく可能…ってことかな。
父親の目的と子供の用途がいまいちハッキリしないんですが、愛妻と永遠に生きるための「器」が欲しかったんでしょうねぇ…
個人的には、白黒の彼が報われないのが哀しかったっす。
同化して一つになる、って選択肢は…ダメなのかなぁ。
長く離れすぎて自我が強くなってて無理?
多少説明不足な感はありましたが、しっかりした自分の世界を持ってる作者様なので、次が楽しみです。
アツマールに出ている天使の話(連載)と開発中の天使の話(無題)も、この先が面白そうですよ!
そうそう、今作の見どころはヘリオ(絵画)!
前作より色っぽくなって出てきたのがツボでした。
腹筋ツヤツヤ!皇帝バンザイ!ひゃっほう!
喋れるようになった彼も再登場でいい感じ。
セットでガーベラが出てこないのがちょっと残念…