先日、たまに覗く個人ブログさんで「ホワイトバンド」について書いていた。
別なところでは「ホワイトリボン」がブログタイトルを飾っていた。
さらにうちのGooブログでは「オリジナルテンプレートにピンクリボンが登場!」という広告が。
やたら最近多いですよね。ちょっとしたお手軽ボランティアブーム?
しかし募金活動ではなく、意思表示するだけの活動、というのは、
今までに無いタイプの不思議な運動です。
多分、テレビCMなどして一番有名だと思われるホワイトバンド運動では、
「世界の貧困をなくすために政策をかえよう」という、
やたらと大掴みな目的意識を掲げていますが、
個人的には、とりあえずバンドを身につける以外の活動は思いつかない…
例としてあげられているのは、一番即効性があると思われる
「途上国への債務帳消し」でしょうが、
日本の海外(しかも途上国)への債務が一体どのくらいあるものやら。
また、帳消しにすれば、その負担分は全てその国の持ち出しになるわけで、
それは私たちの税金に跳ね返ってくるのでは…(汗)
なんてちょっとマジメに考えてみる(笑)
あー、こんなん書くと、
「世界には飢えている人がいる。日本は恵まれているのになんだ!」
と思われる方もいるかもしれませんね(汗)
確かに日本は恵まれている。
しかし、だからといって、その豊かさに、人にわけあたえるべき余剰部分など
本当は全く無いのではないか、と私は感じています。
いくら義務教育でないといっても、自分の子供にかかる数千万の学費を削って、
寄付することはできないし、
煙草や酒は、生活必需品じゃない嗜好品だけど、
それをやめてその分寄付しろって言っても無理じゃないかなぁ…って(汗)
豊かさって、そもそもそういうものでしょ?
そして、その豊かさを享受する人間にとっては、それは余剰じゃないんだよね。
ホワイトバンドをつけて食事をしていながら、「ここのお料理多い」と残し、
温暖化対策のためウォームビズを身につけていながら、歩いて10分の場所に車で移動してしまう。
日本での一般的なボランティア活動は、万事そんな感じに見受けられます。
今の自分の生活レベルを保ったまま、自分は何一つ代償を払わぬまま、
気持ちだけ慈善活動を行っています、というような、
本来の「意味」を見失って、ただ、流行り感覚で身につけるだけのものに、
どれほどの意味があるのかな?と考えてしまうのです。
万事に対して懐疑的な、性格悪いワタシとしては(笑)
このホワイトバンドに関しては、ネットでも賛成・反対色々な説がありますから、
興味があるかたは検索してみてはいかがでしょう。
自分の目で確かめて、同意して身につけるもよし、必要ないと無視するもよし~。
さて、話を戻して、リボン活動。
じゃあ、他にもブルーリボンとかイエローリボンもあるのかと検索してみたら、
そもそも「リボン運動」なるものが海外で始まっていたらしく、
ブルーリボン、レッドリボン、グリーンバッチ、ブルーバンド、
そのほかにも、海外ではグリーンシルバーパープルオレンジその他モロモロ…、
色々な色が揃っているようです。
まさかこんなに出てくるとは、と自分でもオドロキ!
(あ、でも、日本で実際に使われてるのはレッド・ピンク・ブルーくらい…かな)
それぞれ別な意味のあるものではあるんだけど、
コレだけ出てくると、何がなにやら(笑)…有難味に欠けますね…