ダンナが出張だったので、本読むぞー、ビデオ見ちゃうぞー♪とわくわくしていたのですが…
一昨日もその前も、子鬼とともに夜9時から爆睡。
夜中ごそごそして起こしてくれるダンナがいないと、朝まで寝てしまうらしいです…
うーむ、世の中うまくいかんもんだの。
というわけで、たいして見てないし読んでない…
昨日かろうじて読んだのはカジシン2冊です。
私の行きつけのレンタル屋は古本屋と抱き合わせなので。
あと、100円だった(笑)「窓際のトットちゃん」
あまりの懐かしさと安さに買っちゃったよん。でもいい話だー。
カジシンの本「黄泉びと知らず」を買って来て、
読もうと開いたとき、一枚の写真が入っていました。
中学か高校の卒業式。ステージ壇上を斜め横から写したもので、
卒業証書を貰った男子生徒が、ステージの真正面にある階段を下りていくところ。
その向こうには、証書順番待ちらしい数人の子が、(おそらく)神妙な顔で並んでいる。
全体にピンボケで、誰の顔もよくわかりません。
多分、階段を下りる子を撮りたかったのかな?
とりあえず、不要な写真だから栞にでも使ったのでしょう。
たまに古本を買うと、レシートやらメモが挟まってたり、裏表紙に判子が押してあったり、
○月×日購入、なんて覚書めいたメモがあったりします。
売るときは、一応店側もぺらぺら捲って挟みモノの確認をするわけですが、
この本は真新しかった上に、写真も本の途中ではなく目次の前くらいに挟まっていたため、
見落としたのでしょうかね。私も買うときぺらぺらしたけど、気付かなかったし。
他の人はどうか判りませんが、私にとっては、こういうのって面白い。
見ながら、いろいろ考えてしまいます。
前の持ち主は学生かー。
本は初版だな…カジシンは、決して今学生の人にとって、知ってる範囲のメジャーな作家
ではないだろうから、きっと、黄泉がえりの映画を見て買ったんだろうな。
何故売ったんだろう? 初版で買って、しかもこの本の綺麗さ…。
一度読んで気に入らなかったか…映画とカラーが違いすぎたからかな?
いや、この卒業式の写真…例えばこれが高校だとすると、進学とか就職とかで、
自分の家を離れるとか…それで、荷物の整理に古本を…?
それはないか。実家があるなら、気に入った本は置き去りにしとくのが普通だし。
ん、待てよ? 同時に買ったカジシンのこっちの本…
初版、1992年…14年前。しかもすごく綺麗…。
カバーをかけてあった綺麗さもあるだろうけど、本自体も、それほど読み返された気配なし。
同時に店頭に並ぶあたりも、なんとなく、同じ持ち主だった気配が…
(頻繁に見ていたわけではないが、ここ数ヶ月で並んだのは確か。
カジシンの本は去年同じ店でチェックした覚えがあるから)
……もしかして、これは親のほうか?
…などと、一人いろいろ楽しんでいます。写真いちまいで(笑)
ああ、なんかまるで、少女グラビアで一人妄想するヲタクみたいかも…(汗)
で、でもでも、同じ本を好んで読んでる人って、なんか気になりません?(汗)