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岸田首相のあげた「国葬にする理由」は4つとも消えてしまった。「国葬」はもはや統一教会の宣伝に使われるだけ?

2022-09-20 13:06:10 | 国葬・統一教会・宗教

(JBpressの記事を元に編集しました)

英女王国葬で真価が問われる安倍「国葬」と自民党と統一教会の「実際の関係」

英女王国葬で真価が問われる安倍「国葬」と自民党と統一教会の「実際の関係」(JBpress) - Yahoo!ニュース

■ 国葬の理由にならない岸田首相があげる理由

 国家元首でもない安倍氏を「国葬」にする理由について、決めた当人である岸田文雄首相は、ことあるごとに4点をあげて説明してきた。

 (1)民主主義の根幹たる国政選挙を6回にわたり勝ち抜き、国民の信任を得て、憲政史上最長の8年8カ月にわたり重責を務められたこと。

⇒梶栗氏(統一教会系「国際勝共連合」や「世界平和連合」の会長)は信者たちを前にした説教で、こう述べている。
 「この8年弱の政権下にあって6度の国政選挙において私たちが示した誠意というものも、ちゃんと本人(安倍氏)が記憶していた。こういう背景がございました」つまり岸田首相が掲げた「国葬」の理由の(1)については、統一教会の協力があってのものだ、と信者に説いている。
 当時から統一教会との関係が批判されていれば、そして教団組織の支援がなければ、6度の国政選挙を勝ち抜いて憲政史上最長の政権運営を担えたか、疑問が残る。少なくとも、岸田首相が関係を絶つことを党是とした統一教会と安倍氏の間に選挙協力があったことからすれば、長期政権も称賛に値するのだろうか。

 (2)東日本大震災からの復興や、日本経済の再生、日米関係を基軸とした戦略的な外交を主導し、平和秩序に貢献するなど、様々な分野で歴史に残る業績を残されたこと。

理由の(2)についても、「歴史に残る業績」と呼べるものばかりだろうか。森友学園及び加計学園問題については、いまだに燻ったままだし、問題が指摘された首相主催の「桜を見る会」は中止されたままだ。その「桜を見る会」には、教団関係団体の幹部が招待されていた。2017年には、統一教会幹部たちが来日して、自民党本部や官邸にまで招かれていたという。  まして、統一教会が現在の「世界平和統一家庭連合」に名称を変更したのも、2015年の安倍政権下でのことだ。それまでの所轄庁の方針を大きく変えてのことだった。統一教会との関係を批判された自民党の国会議員の中には、「名前が変わっていて、統一教会だと気付かなかった」と言い訳する輩まで出てくる始末だ。

 (3)諸外国における議会の追悼決議や服喪の決定、公共施設のライトアップを始め、各国で様々な形で国全体を巻き込んでの敬意と弔意が示されていること。

⇒ 理由の(3)については、弔問外交を期待してのことだろうが、エリザベス女王の国葬がその8日前に入った。はっきり言ってしまえば、海外から弔問に訪れる外国要人の顔ぶれは比べものにならない。2週続けての「国葬」となれば、どちらかを優先することも考えられるし、その場合の優先順位は誰が見ても明らかだ。
 しかも、海外から要人がやって来たとしても、支持率が急落して、早くも“次”が囁かれるような首相を相手にするだろうか。
 時事通信が今月9日から12日に実施した世論調査で、岸田内閣の支持率は前月比12.0ポイント減の32.3%と急落。昨年10月の政権発足後最低となったばかりか、不支持率は同11.5ポイント増の40.0%で、初めて不支持が支持を上回っている。
 朝日新聞の今月10日から11日の世論調査では、岸田内閣の支持率は41%だった。前回8月27日、28日の調査では47%だった。一方で、不支持率は前回39%から47%にまで増え、ここでも初めて不支持が支持を上回っている。
 NHKが今月9日から3日間で行った世論調査でも、内閣支持率は先月の調査より6ポイント下がって40%、不支持率は12ポイント上がった40%だった。ここでも支持率は去年の内閣発足後の最低となった。
 そして、毎日新聞が17日と18日にかけて実施した最新の調査では、岸田内閣の支持率は29%を記録。先月の調査から7ポイント下落した一方で、不支持利率は10ポイントも増えて、64%にまで達した。
 この4つの報道機関の調査によると、安倍氏の国葬に「賛成」「評価する」と「反対」「評価しない」は、時事通信で25.3%と51.9%、朝日新聞で38%と56%、NHKで32%と57%、毎日新聞では27%と62%と、いずれも「反対」が大きく上回り、国民の半分以上が反対していることがわかる。
 また、岸田首相の「国葬」の説明に「納得できない」「不十分だ」とする人は、6~7割に及ぶ。首相の統一教会問題への対応や、自民党や国会議員の説明を「評価しない」「納得できない」「不十分だ」とした人も、やはり6~7割に達していた。
 「国葬」と統一教会が、内閣支持率を押し下げ、不支持を急伸させていて、この2つは密接に関連しているはずだ。
 そんな「国葬」に海外から要人がやって来ても、政権も盤石でない首相と信頼関係など構築できるだろうか。弔問外交も期待は薄い。

 (4)民主主義の根幹である選挙活動中の非業の死であり、こうした暴力には屈しないという国としての毅然たる姿勢を示すこと。 

⇒ 理由の(4)は、確かに民主主義の根幹である選挙活動中にあってはならない、そして決して許される行為ではない。こうした暴力には屈してもならない。
 だが、「国葬」の実施から予算まで閣議決定だけですべてを決めておいて、あとから国会で説明して済ますやり方が、民主主義の基本と言えるのか。岸田内閣のやっていることは、むしろ中国共産党が某らの重要会議で決めたことだから、と事後伝達するのと同じだ。国民の支持が得られていないことは、報道各社の世論調査からも明らかで、説明にも納得していない。  岸田首相は統一教会との訣別を宣言して、被害者救済に関連省庁の連絡会議を設け、今月末までの無料電話相談窓口を置いた。

 だが、これは繰り返し指摘していることだが、その一方で、どうして加害者団体の首領をビデオメッセージで称讃する首相経験者を「国葬」にしなければならないのか。いうなれば、日本国民を食い物にする日本の敵に味方して、宣伝にも使われたはずの人物に、国費を注ぎ込んで葬式を出す意味がわからない。
 その説明がないままの岸田首相のダブルスタンダードが、いわば国民の混乱と怒りとなって世論調査に表れている。「国葬」を決めた4つの理由も意味を成さない。「丁寧な説明」をやたらに口にする岸田首相だが、同じことを丁寧に繰り返すだけでは、説明にすらなっていない。  それでいて、「国葬」は「国民の弔意を強制するものではない」と言いつつ、いまのところ16億6000万円の予算を注ぎ込んで、休日でもない日に、都内には交通規制が敷かれて、国民生活に不自由をかける。「国葬」に反対の半分以上の国民からすれば、迷惑な話だ。

■ 世論の大勢は「国葬に反対」だが教団にとってはまたとない士気発揚の機会
 ただ、それで喜ぶ人たちもいる。統一教会の幹部たちだ。前述のように、信者たちを前にした説教で、きっとこう語ることだろう。
 「私たちが安倍政権に示した誠意と、安倍元首相がお母様(韓鶴子)に示した敬意が、ちゃんと『国葬』というかたちで報われました。間違いではなかったのです」
 そうやって宣伝に利用することは、想像に難くない。
 もっとも、エリザベス女王の国葬を目の当たりにして、ほだされた日本人が安倍氏の「国葬」に便乗してしまう可能性もある。それはそれで衆愚というものであり、醸成された空気の中で人の心が操られるのだとしたら、それこそ統一教会の手法にはまっているのといっしょだ。

(編集部より)
(1)統一教会のおかげで長期政権になった(2)モリカケ問題、文書偽造、教団関係者を多数招待した「桜を見る会」、教団幹部を自民党本部や官邸に招いて教団の名称変更を行った
(3)海外から弔問に訪れる海外要人はわずか。そもそも統一教会問題で大幅に支持を失った岸田首相にあきれているし、弔問外交も期待薄(4)「民主主義を守る決意」と言いながら、何でも閣議で勝手に決めてしまい、「民主主義を破壊」して強行しようとしている。

結局「安倍首相へのお母様(韓鶴子)の敬意が、国葬という形で報われた」と、統一教会を喜ばせるだけ。

「統一教会の、統一教会による、統一教会のための」国葬に、コロナ禍で苦しむ国民の血税を何十億もつぎこもうとしている。だから「実質は統一教会葬。そのために莫大な税金を使う国葬」にみんなが怒っている。岸田首相、いい加減に目をさまして欲しいですね。

 

 

 

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91歳 ユーチューバー、習志野市・中田さんの「逆さ歌」。読売新聞でも紹介

2022-09-20 12:15:05 | エンタメ

(読売新聞の記事より)
91歳 ユーチューバーで歌う 「逆さ歌」人気

 習志野市に住む中田芳子さんは、御年91歳の現役ユーチューバーだ。戦時中の出来事や歌の歌詞とメロディーを曲の最後から反対に歌う「逆さ歌」を中心に多岐にわたる動画を発信する。登録者数は約7600人に上り、累計再生回数は65万回を超える。「日々 これ 記録更新」を座右の銘に挑戦の日々を送る。

「亡くなった兄たちの分まで、後悔なく長生きしたいじゃない」――。日本統治時代の台北市で生まれ、幼少期を過ごした。学校近くには、特攻隊員の待機宿舎があった。毎日のように年の近い「兄」たちと一緒に、蓄音機でクラシックやジャズ、ポップミュージックを聴いた。

 「よっちゃん。僕、あした行くんだ。いい嫁さんになれよ」。特攻することが決まった隊員たちは、そんなことを口にした。彼らと過ごした短い時間を忘れることはできない。

 終戦後、日本に戻り、音楽の道を志した。ただ、音大への進学は、家庭の事情で断念した。自宅で音楽講師をしながら、子どもたちにピアノを教えてきた。

 逆さ歌との出会いは、50歳代の頃。テレビ出演をかけたオーディションで、趣味だった回文を披露した。だが、「読んでいるだけだとテレビ映えしない」と落選した。会場を後にしようとしたところ、担当者から「回文と音楽を混ぜてみたら」とアドバイスを受けた。帰宅後に寝ずに考え、逆から歌う方法を思いついた。

 まずは完成された曲を聴いて、暗記する。その上で、歌詞をローマ字に書き直して逆から読み、譜面も逆から書き起こす。メロディーは、音符の並びを後ろから弾く。録音した音源を逆再生すると、なじみの曲に聞こえてくる。

(「逆さ歌」を歌うための譜面。赤ペンで記号や文字が書き加えられている)

 その後は数々のテレビ出演を果たし、一躍時の人となった。80歳になってからは、「死ぬ前に自分がしてきたことを残したい」と、ユーチューブを始めた。映画「君の名は。」の主題歌で、RADWIMPSの「前前前世」など若者世代にも浸透した曲を披露する。今年6月には、人生初のライブも開催した。

 「ここまで来たら自分を大切に明るく生きていたいでしょ」。どれだけ年を重ねても、挑戦し続ける思いは変わらない。

(自宅で製作した動画を発信する中田さん(習志野市で))
 
逆さ歌のユーチューばあちゃん・中田芳子がスッキリ!!に(7月19日)

90歳ユーチューバーが初ライブ 習志野・中田芳子さんの「逆さ歌」 - 住みたい習志野

21日にプラッツ習志野で「逆さ歌」ライブ。習志野市の中田芳子さんをチバテレが特集 - 住みたい習志野

21日に人生初のリサイタル 逆さ歌の達人、中田芳子さん(ちいき新聞) - 住みたい習志野

中田芳子さんのyou tubeチャンネルはこちら

Yoshiko Nakada

 

 

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