(ブログ読者の方から以下の記事をご紹介いただきました)
「休憩なし」「高熱で配達」アマゾン配達ドライバーの厳しい労働環境
(毎日新聞の記事)
厳しい労働環境浮かぶ 配達員相談「休憩なし」「人手不足」 /東京 | 毎日新聞
インターネット通販大手アマゾンジャパンなどの商品を配達するドライバーの労働相談に応じる「配達ドライバーホットライン」が11日、都内で開かれた。ネット通販の需要が...
毎日新聞
インターネット通販大手アマゾンジャパンなどの商品を配達するドライバーの労働相談に応じる「配達ドライバーホットライン」が11日、都内で開かれた。ネット通販の需要が高まる中「トイレに行く時間もない」など厳しい配達員の労働環境が浮かんだ。
ホットラインは、ドライバーの労働実態を明らかにしようと、アマゾンの商品を配達するドライバーを組織する労働組合の全国ユニオンが連合や労働問題に詳しい弁護士らと開いた。同労組などによると、ドライバーの多くは荷物を配送するアマゾンの下請け業者らと業務委託契約を結び個人事業主として働いている。雇用契約でないため、最低賃金や労働時間規制など労働法の適用を受けていない。
関東を中心に全国から20件の相談があった。配達方法の変更があり、「1個いくら」で運んでいたのが「1日いくら」に代わり、「収入は増えないのに、配達個数は以前の100前後から倍以上になり200を超える」などの相談があった。また、仕事量の増加で「休憩を取れず、トイレにいく時間もない」、「人手が不足しており、高熱でも配達を強いられた」、「このままでは事故を起こしてしまわないか心配だ」などの深刻な相談が寄せられた。
こんな記事もあります。
アマゾンで労働組合結成の衝撃波
(「論座」の記事)
アマゾンで労働組合結成の衝撃波 - 木代泰之|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
6月13日、神奈川県横須賀市でアマゾンの荷物を配達するドライバー10人が労働組合を結成した。10人は個人事業主(フリーランス)で、アマゾンが委託した運送会社と業務委託...
論座(RONZA)
6月13日、神奈川県横須賀市でアマゾンの荷物を配達するドライバー10人が労働組合を結成した。10人は個人事業主(フリーランス)で、アマゾンが委託した運送会社と業務委託契約を結んで働いている。ドライバーによる職場単位での労組結成は初めてだ。
経営効率や利便性至上主義への異議申立て
会見によると、1日に配る荷物量はネット通販の普及やコロナの巣ごもり需要で以前の2倍の約200個に増加。1日12時間という長時間労働が常態化しているという。
一方、配達料は日当制(1万8千円)で2年前から変わらず、ガソリン代や車の維持費は自己負担だ。配達先や労働時間はアマゾンのAI(人工知能)やスマホのアプリで効率よく管理される。
労組は「業務委託は偽装であり、実態は雇用された労働者と同じ」と主張。アマゾンに対して労働契約の締結や長時間労働の是正を求めている。結局、ネット通販の便利さは、配達員の過重労働の上に成り立っている。
この国で働くフリーランスは462万人いる。昨今は食事宅配サービス、各種インストラクターなどが、権利保護を求めて労組を結成する動きが広がっている。
こうした動きは、現場で働く人の実情をよく考慮せず、経営効率や利便性だけを最大価値として追求する企業社会への異議申し立てでもある。
4月には米アマゾンで初の労組結成
新たに労組を作る動きは米国でも活発だ。今年4月1日には、ニューヨーク市のスタテン島にあるアマゾン物流倉庫で労働組合(ALU)が結成された。
リーダーは元従業員のクリスチャン・スモールズ氏。「倉庫ではコロナ下なのにソーシャル・ディスタンスを取るスペースがない。安全対策を取ってほしい」と会社に要求したら、その日に解雇され、彼は労組結成を決意した。
米国初 アマゾン物流拠点で労組結成へ - 住みたい習志野
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