（テレ朝ニュース）
国葬の入札巡り…野党が指摘「桜を見る会で疑念を持たれた事業者」
国葬の入札巡り…野党が指摘「桜を見る会で疑念を持たれた事業者」
今月27日に行われる安倍元総理の国葬を巡り、野党が業者の落札について経緯をただしました。政府側は適正だったと強調しています。 秋の味覚「ナシ」の贈呈を受けた岸...
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岸田総理大臣：「そもそも武道館でこうした事業を担うことができる業者は4社ほどに限られているということも聞いているなかで今回、入札が行われた。結果としてこの会社（ムラヤマ）が落札したということであります」
しかし、野党からはこんな声も…。
立憲民主党・山井和則議員：「忘れもしない『桜を見る会』の時に数年間連続して受注し、かつ『桜を見る会』の時には事前にまだ結果が決まってないのに内々に内閣府と打ち合わせをしたり、そういう疑念を持たれた事業者だった」
立憲民主党が国葬に関するヒアリングで指摘したのは2019年の「桜を見る会」を巡り、内閣府が入札公告前にムラヤマなどと打ち合わせし、開催スケジュールを伝えて当時、国会で野党から批判を受けた問題です。
加えて警備費など不透明な国葬の総額でも追及を受ける様相の岸田総理。当初の思惑に狂いが生じているのでしょうか。
立憲民主党・柚木道義議員：「1億7600万円で受注しているが、例えば過去『桜を見る会』についてはどんどん経費が増えているんですよね？『ムラヤマ』が入札をして…。ということは今後、例えば、想定外の色んな経費や演出も含めて掛かりました…となると、入札額より経費が増えて税金から払うことはあり得るのか？可能なのか？」
(SmartFLASHの記事より）
読売世論調査でも国葬「評価せず」が56％…説明不足の岸田首相は火だるまに
読売世論調査でも国葬「評価せず」が56％…説明不足の岸田首相は火だるまに - Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]
9月2～4日、読売新聞社が実施した全国世論調査で、安倍晋三元首相の国葬を実施することに、「評価しない」が56％（前回調査46％）で、「評価する」の38％（前回49％）を逆転した。
8月20・21日に毎日新聞と社会調査研究センターが実施した全国世論調査では「反対」53％、8月27・28日に朝日新聞が実施した全国世論調査での「反対」50％に続き、世論の半分が国葬に反対していることとなった。
「岸田首相は記者会見で、安倍元首相の国葬をおこなう理由として、『憲政史上最長の8年8カ月にわたり重責を務めた』『内政や外交で大きな実績を残した』『国内外から哀悼の意が寄せられている』などの理由をあげましたが、読売の世論調査を見れば、国民が首相の説明に納得していないことが見てとれます。
SNS上では国葬への賛否両論があふれるか、なにより岸田首相の説明不足を批判する声が多い。
《この人たちの「丁寧な説明」というのは「同じ説明を繰り返す」だけなので、おそらく何も前に進まない》
《どうせ閉会中審査に出ても、説明にならない言葉を並べてやった感だけ出すんでしょう》
《”国家を挙げて“実施する国葬の経費を説明していない。こりゃ、国会の閉会中審査は、総理に対する集中砲火で炎上しそうだ》
元大学教授らが40万筆超の“反対署名”を提出 文科省「学校で黙祷拒否 処分せず」 安倍元総理の国葬めぐり
元大学教授らが40万筆超の“反対署名”を提出 文科省「学校で黙祷拒否 処分せず」 安倍元総理の国葬めぐり | TBS NEWS DIG
安倍元総理の国葬の撤回・中止を求めるとして、元大学教授らが先ほどインターネット上で集めた署名を内閣府に提出しました。署名はインターネット上の複数のサイトで集めら...
TBS NEWS DIG
安倍元総理の国葬の撤回・中止を求めるとして、元大学教授らが先ほどインターネット上で集めた署名を内閣府に提出しました。署名はインターネット上の複数のサイトで集められ、あわせて40万筆を超えたということです。
東京大学 上野千鶴子 名誉教授
「私達は彼（安倍元総理）のやってきたことの検証の必要こそあれ、今、国論をさらに割って国内の対立を煽るような国葬には絶対に反対したい」
文科省担当者
「黙祷をしなかったということにおいて、子供が不利益を学校から受けるとか、教師が不利益を受けるということはそもそも我々全く想定をしておりません。それに基づいて処分が行われるということも想定をしていない」
仮に学校で黙祷をしなかった場合でも、処分はしないと明言しました。
「国葬」の協議を逃げ回る 「高木毅」“パンツ”国会対策委員長に不安の声
今月27日に迫った安倍元総理の国葬が最大のテーマとなる閉会中審査を巡って、与野党間での調整が続いている。ちなみに、こうした調整を担当するのが、各党の国会対策委員長。しかし今、自民党の国会対策委員長である高木毅氏に対して、与野党から不満の声が噴出しているというのだ。
電話にも出ない
野党関係者が言う。
「今回の閉会中審査の調整、実はかなり難航しているのですが、その原因の一つが、他ならぬ高木委員長なんですよ。立憲の国対委員長である安住さん（安住淳衆院議員）がいくら高木さんに呼びかけても、すぐには返事をせず、協議自体がなかなかスタートしなかったということなんです。高木さんは、とにかく電話にも出ないし、逃げまくっているんです」
業を煮やした安住氏は、
「このままでは閉会中審査自体が開かれなくなる可能性もあるため、仕方なく、本来政府側の人間で、国対とは関係のない、松野博一官房長官に連絡を取り、どうにか協議が進んでいるとのことでした。岸田総理が閉会中審査に出席することが決まったのも、松野さんルートを通じてのことでした」
この態度には、自民党幹部も呆れる。
「国会対策委員長は、対立する野党とも上手に付き合い、反発する党内を収め、国会運営を円滑に進める重要な役割。時には寝業も必要な、立ち回りが非常に難しい立場でもあります。それがこの有様じゃ、職務放棄と言われても仕方ありません」
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