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91歳 ユーチューバー、習志野市・中田さんの「逆さ歌」。読売新聞でも紹介

2022-09-20 12:15:05 | エンタメ

(読売新聞の記事より)
91歳 ユーチューバーで歌う 「逆さ歌」人気

 習志野市に住む中田芳子さんは、御年91歳の現役ユーチューバーだ。戦時中の出来事や歌の歌詞とメロディーを曲の最後から反対に歌う「逆さ歌」を中心に多岐にわたる動画を発信する。登録者数は約7600人に上り、累計再生回数は65万回を超える。「日々 これ 記録更新」を座右の銘に挑戦の日々を送る。

「亡くなった兄たちの分まで、後悔なく長生きしたいじゃない」――。日本統治時代の台北市で生まれ、幼少期を過ごした。学校近くには、特攻隊員の待機宿舎があった。毎日のように年の近い「兄」たちと一緒に、蓄音機でクラシックやジャズ、ポップミュージックを聴いた。

 「よっちゃん。僕、あした行くんだ。いい嫁さんになれよ」。特攻することが決まった隊員たちは、そんなことを口にした。彼らと過ごした短い時間を忘れることはできない。

 終戦後、日本に戻り、音楽の道を志した。ただ、音大への進学は、家庭の事情で断念した。自宅で音楽講師をしながら、子どもたちにピアノを教えてきた。

 逆さ歌との出会いは、50歳代の頃。テレビ出演をかけたオーディションで、趣味だった回文を披露した。だが、「読んでいるだけだとテレビ映えしない」と落選した。会場を後にしようとしたところ、担当者から「回文と音楽を混ぜてみたら」とアドバイスを受けた。帰宅後に寝ずに考え、逆から歌う方法を思いついた。

 まずは完成された曲を聴いて、暗記する。その上で、歌詞をローマ字に書き直して逆から読み、譜面も逆から書き起こす。メロディーは、音符の並びを後ろから弾く。録音した音源を逆再生すると、なじみの曲に聞こえてくる。

(「逆さ歌」を歌うための譜面。赤ペンで記号や文字が書き加えられている)

 その後は数々のテレビ出演を果たし、一躍時の人となった。80歳になってからは、「死ぬ前に自分がしてきたことを残したい」と、ユーチューブを始めた。映画「君の名は。」の主題歌で、RADWIMPSの「前前前世」など若者世代にも浸透した曲を披露する。今年6月には、人生初のライブも開催した。

 「ここまで来たら自分を大切に明るく生きていたいでしょ」。どれだけ年を重ねても、挑戦し続ける思いは変わらない。

(自宅で製作した動画を発信する中田さん(習志野市で))
 
逆さ歌のユーチューばあちゃん・中田芳子がスッキリ!!に(7月19日)

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中田芳子さんのyou tubeチャンネルはこちら

Yoshiko Nakada

 

 

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