住みたい習志野

市内の情報を中心に掲載します。伝わりにくい情報も提供して行きます。

えん罪の布川事件 国が上告断念へ 再審無罪の国賠訴訟

2021-09-10 08:15:17 | えん罪

(FNNプライムオンラインより)

布川事件 国が上告断念へ 再審無罪の国賠訴訟

布川事件 国が上告断念へ 再審無罪の国賠訴訟

1967年に茨城県で起きた強盗殺人事件・布川事件で、再審無罪が確定した男性による国賠訴訟で、国が最高裁への上告を断念する方針を固めたことがわ...

FNNプライムオンライン

 

1967年に茨城県で起きた強盗殺人事件・布川事件で、再審無罪が確定した男性による国賠訴訟で、国が最高裁への上告を断念する方針を固めたことがわかった。

桜井昌司さん(74)ら2人は、「布川事件」で無期懲役が確定したあと、2011年に再審で無罪が確定した。

そのあとの国賠訴訟で東京高裁は8月、一審では認定されなかった検察官の取り調べについても、「社会的相当性を逸脱して、自白を強要する違法な行為」と認め、国と県に、およそ7,400万円の支払いを命じていた。

関係者によると、国が最高裁への上告を断念する方針を固めたという。

国と県が上告を断念すれば、高裁判決が確定することになる。



(えん罪で何十年も獄中にいた人々、無実なのに死刑にされてしまった人々については、以下の記事もご覧ください)

免田栄さん死去 死刑囚として初めて再審無罪が確定(12月5日毎日新聞) - 住みたい習志野

大崎事件「あたいはやっちょらん」。"命の砂時計"抱え、冤罪を戦う93歳(HUFFPOSTニュース) - 住みたい習志野

殺人罪で“12年”の服役後に「無罪確定」の女性 (カンテレニュースより) - 住みたい習志野

ハンセン病患者が無実なのに処刑された、とされる「菊池事件」再審求め署名提出 - 住みたい習志野

 

 

コメントをお寄せください。


<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペシャワール会”アフガニスタン支援活動"再開。中村哲さん肖像画や女性のかぶりものについて

2021-09-10 00:45:09 | 人権、環境

(rkbニュースより)

ペシャワール会"アフガニスタン支援活動"再開

イスラム主義組織「タリバン」が、権力を掌握したアフガニスタン。

かねてから現地で人道支援を続けてきた福岡市のNGO「ペシャワール会」は9日、農業の支援活動を9月から再開したことを明らかにしました。

凶弾に倒れた中村哲さんを追悼する肖像画が塗りつぶされたことについては、「中村さんの否定ではない」との見解を示しています。

肖像画塗りつぶしはタリバン政府の指示ではない?

塗り潰された中村医師の肖像画、タリバンが指示? 幹部が語る真相(山田敏弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

(国際ジャーナリストの山田敏弘氏がタリバン幹部シャヒーン氏に、中村哲さん肖像画塗りつぶし事件などについて質問したところ、こんなやりとりがあったそうです。)

「タリバンの上層部は、彼の肖像画が塗り潰された事実は承知していない」

つまり、現場にいるタリバンのメンバーが勝手に行ったことであり、上層部や幹部らによって指示されたものではないと明らかにした。そしてこう述べている。

「ドクターナカムラは、アフガニスタンの人たちの生活向上のために偉大な仕事をしてくれた。われわれは非常に感謝している。タリバンは、私たちの支配下にある地域では安全を提供することで彼の活動がしやすくなるよう助けてきた。不幸なことに、前政権が支配していた(東部ナンガルハル州の)ジャララバードで殺害されてしまった。われわれは決してドクターナカムラがアフガンの人たちのために行なった仕事を忘れることはない」

これまでのシャヒーン氏とのやりとりなどから、でまかせを言うような人でないと筆者は判断しており、本当に幹部らは知らなかったのだろう。(了)

女性のかぶりものについて

日本のメディアは欧米のメディアに追随する傾向があるので、「タリバンが、いやがる女性たちにかぶりものを強制している」というような報道がされていますが、アラブの人たちは、この問題についてどう思っているのでしょうか?

こんな動画や記事があります

「女性は宝石」イスラム教の女性が髪や肌を隠す理由

長い記事なので一部をピックアップすると

➀美しい部分を隠せ、とコーランに書かれている

「信仰する男たちに言え。かれらの目を伏せ(ちらちら見ないで)、貞操を守るように、と。それがかれらにとって一層清廉である。アッラーはかれらが行なうことを熟知している。信仰する女たちに言え。かの女らの目を伏せ、貞節を守るように、と。外に表れるもの以外は、かの女たちの美を目立たせてはいけない。そして覆い布(フルム)をその胸の上に垂れて、自分の配偶者、父親、家族、幼児等を除いて、かの女たちの美を目立たせてはいけない。」 ―クルアーン(コーラン)御光(みひかり:ヌール)章ー

➁イスラム教徒の女性に「かぶりものをする理由」を聞いてみると

🔴第一は宗教心

「イスラム教徒だから」「それがムスリマ(イスラム女性)としての正しい行いだから」

🔴女性は宝石

「紙で包んであるアメとそうでないアメがあったら、人はどっちを食べる? 包んである方でしょう。

むき出しのアメはハエがたかっているかもしれないし、汚い手で触ったかもしれない。

スカーフもそれと同じ。女性の髪が美しい・高貴なものだから包む。包むからますます価値が上がり、尊ばれることになるのよ

自分の美しさは大事な人にこそ見せるものであり、不特定多数の男を楽しませるものではない、こういう考えです。

根底には、「女性は美しいもの」「大切にされるべき存在」という自己肯定感、「女性としての自分を大切にする」という思想があります。

🔴「きちんとした女性」と見てもらえる

宗教の教えに沿った服装をすることで、周囲から「品行正しい女性」「モラルがある人」と見てもらえるという理由もあります。

いわばサラリーマンの背広とネクタイのようなものです。

公共の場でも「ちゃんとした女性」として扱ってもらえます。

🔴性的な嫌がらせが減る

男性のわずらわしい視線をカットでき、性的嫌がらせを受けにくくなる

「ハチミツにふたしないで晒しておいたら、ハエがよってくるでしょう?

それは当たり前よ。いちいち苛立つより、最初から隠してしまった方が賢いわ」

🔴心や才能で魅了する

美しさを隠すことで、美ではなく「心や才能で」男性を魅了することができると考える女性もいます。

美ではなく「心や才能で」男性を魅了することができる

そして心で男性をひきつけた方が良いと語ります。

「容姿は年をとるにつれて衰えるけれど、心や才能はそうではないから」

🔴「見られる者」から「見る者」へ

美しい部分を晒した女性は、本来見られる側の存在です。

隠す事で、「見せたい相手にだけ」美しさを見せることができる。

見せる相手・見せたくない相手を、自分で選ぶことができるのです。


つまりは女性が優位に立ことだ、と彼女は考えます。

🔴外見で差別されない自由

肌や髪を隠すことで、美醜や年齢で差別されない自由と開放感も得ることができます。

「足が太い」「ウェストのくびれがない」などの身体的コンプレックスも。

🔴「モテる」のは夫だけでいい

不特定多数の男性にチヤホヤされるのは、イスラム女性にとってあまり嬉しいことではありません。

自分を「妻」と認め、大切にしてくれる男性だけにモテればいい。

美しさは人生を共に歩んでくれる男性にだけに見せるもの。

不特定多数の男性にタダで見せるものではない。肌の露出は不要なトラブルのもと。

「モテ」るために頑張らなくていい。これによって気持ちに余裕が生まれます。(了)

 

こんな記事もあります。

イスラム教の国の男女に聞きました。”女性の適切なスタイル”はどれ?

「世俗主義」のレバノンやトルコでも男女とも「かぶりものがない方を好む」と「かぶりものがある方を好む」が拮抗しています。

その他の国(エジプト、イラク、パキスタン、サウジアラビア、チュニジア)では男女とも「かぶりものがある方を好む」人の方が圧倒的に多いし、むしろ女性の方が「かぶりものがある方を好む」、という結果が出ています。

皆さんはどうお考えでしょうか?

 

 

コメントをお寄せください。


<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す

 

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする