「人の痛みは己の痛み」、ゼネコンの横暴を許さず、生コン労働者の生活と権利を守り、反戦平和の闘いをつらぬいてきた「関西生コン支部」。しかし国家権力・ゼネコンはこの「目の上のたんこぶ」を許そうとはしなかった。
賃上げ要求を出せば「強要罪」、賃上げさせれば「恐喝」、ストライキをすれば「威力業務妨害罪」という、労働者の権利をまったく認めない弾圧で89人もの組合役員を逮捕!
しかし今、641日もの不当な獄中生活をはねのけて、「あの男」武健一委員長が戻ってきた。彼が今、すべてを語りつくす
明日23日(木・祝)午後2時から
「棘(とげ)2」上映会があります。
9月23日(木)午後2時(開場1時30分)
船橋市勤労市民センターホール
関西生コン労組代表も関西からかけつけてくれることになりました。
船橋勤労福祉センターへの道順
鑑賞料:1000円
チケットなど連絡先:ちば合同労働組合 千葉市中央区要町2-8DC会館1F
043-225-2207 union1@outlook.com
※ご来場に際してはマスクの着用をお願いします。受付での検温・消毒にご協力ください。(船橋市の公民館は9月末まで休業ですが、勤労市民センターで行われるこの上映会については、予定通り行います)
上映実行委員会からのご案内
関西生コン事件をご存知ですか?
関西生コン労働組合委員長武健一委員長のいわれなき逮捕・およそ2年間の拘留を経てこの7月13日に懲役3年、執行猶予5年の判決が出た事件です。
この関西生コン労組は、日本でも珍しい産業別労組で、土木工事には欠かせない、建設事業の要ともいえる生コンの運転手の組合です。
この労働争議の特徴は、この労組を労働組合として認めず、暴力団と同じ反社として決めつけての弾圧事件だということです。そのため、憲法28条も労組法1条2項も関係ないとされたのです。武委員長は組長扱いで、抗議行動に参加していなかった人を含む89人が逮捕されました。これは警察、裁判所はもちろん、財界、暴力団や在特会が関与して捏造された事件です。今後もこのような事件が起きてきそうです。
その武委員長の思いのたけを描いたドキュメンタリー映画『棘2』が完成したことを受けて、船橋市で上映会をすることになりました。ぜひご覧ください。労働者を守る労働運動は人権運動でもあります。全国の労働者への、不当弾圧を許さない思いを込めて皆様にお届けいたします。
コロナも油断ならない状況ですが、感染防止に細心の注意を払っての開催です。
(東京新聞の記事)
(「ならしの朝日」9月5日号)
(レイバーネット日本にもお知らせ記事が載っています)
http://www.labornetjp.org/EventItem/1629853578686staff01
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