この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

東京都スキーマスターズ技術選@ガーラ湯沢

2012-01-17 21:03:19 | スキーの話題一般


先週末にGALA湯沢にて行われたスキーマスターズ技術選手権(第1戦)に参加してきました。

本格的にこの技術選に参加するようになってから3シーズン目になります。自分のスキー技術のレベルを測る場として、そしてスキーマニア達との切磋琢磨の場として、スキー検定とは違って楽しい雰囲気で行われるこの大会がすっかり気に入り、ここで順位を上げることを最大の目標とするようになりました。

特に、オフシーズンには飯島トレーナーからコーチングに受けてトレーニングに取り組み、フィジカル面でのレベルアップを図ってきました。その成果を試す機会にもなりました。

前日入りして練習に臨みましたが、土曜日はあいにくの悪雪。気温が高いため重い雪にスキーが止まってつんのめりそうになります。練習らしい練習が出来ないまま一日が終わりました。

さて日曜日はいよいよ本番。一晩中雪が降っていましたが、大会バーンのジジコースはしっかり圧雪されており滑りやすそうです。

一種目目: 大回り(87+86+85=258点)
滑りやすそうなので大回り板を選択。切り替えでのポジショニングに注意しながら滑りました。ビデオを見ると腕の使い方が思いっきりヘンです(汗)。調子に乗りすぎました。そして意外に雪面が柔らかくてスピードが乗らず、後半は失速気味。それでもまあまあそれなりの点数が出て良かったです。

二種目目: 小回り(88+87+86=261点)
今シーズン新たに開発してきたカービング系小回りで滑りました。成果のほどをご覧下さい。

 


 

板の角付け+抜重動作で滑る「なんちゃってカービング小回り」ではなく、板をしっかり踏んで走る性能を引き出しながら振り幅も落差も大きく取る本格派です。山回りで踏みすぎると雪面から反発を食らうので、山回りでのポジショニングが非常に大切になります。これまではいわゆる止めるエッジングやテール振りの小回りになりがちでしたが、ようやく小回りのコツが分かってきた感じがします。

三種目目: フリー滑走(87+87+86=260点)

大回りでスピードが出ないことが分かったので小回り板で滑りました。大回り部分は縦目の弧でスピードを殺さないように、小回りのリズム変化のあとは少し大きく弧を描いてダイナミックさを出すことを心掛けました。目標の260点が出ました。

総合成績: 779点 (クラス7位/21名)

3位との得点差が7点、1位との差が12点。一年前同じGALA湯沢での大会で1位との差が37点ありましたから大きな進歩です。激戦の7組では遠い雲の上だと思っていたスキーマニアたちにまた少し近づけたかな。

次回の第2回軽井沢の大会もとてもたのしみです!