この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

年末クラブキャンプ@菅平

2012-01-03 22:13:20 | スキーの話題一般

 明けましておめでとうございます 


 本年もよろしくお願いいたします。


さて昨年末に菅平にて行われたクラブキャンプに参加してきました。本ブログで度々紹介してきた飯島庸一トレーナーをお招きしての雪上トレーニングキャンプです。



飯島庸一トレーナー


これまで飯島さんのセミナーやパーソナルトレーニングを通じてフィジカルトレーニングの重要性を実感してきたところですが、雪上でのレッスンもして頂けると知って、クラブキャンプとして企画しました。私たちがよく受けるスキースクールでのレッスンやデモレッスンとはひと味違ったレッスンとなりました。

まず1日目の午前はスキーを脱いでのアラインメントチェックからスタートしたのち、板を履いてのすり足やスケーティング、ステップターン、テールジャンプを通じて前後バランスとポジショニングの確認を行いました。

午後は、切り替えで低いポジションから板をしっかり踏みながら身体を伸ばす滑りを行いました。非常に低いポジションを取っているようでも、ビデオを見ると自然でなめらかに滑りになっていることに驚かされました。午前中に確認した切り替えでの身体の方向や、正しいポジションで切り替えることが重要ポイントです。

2日目は前日の低いポジションから、少し山側に傾いた低いポジションへ発展。切り替えで荷重を山足のかかとから母子球へ移動させるトレーニング。山側の低いポジションから切り替えを行うことにより、板および身体の性能をさらに引き出すことができます。

取りあえず1日目午後の撮影ですが、こんな感じの滑りになりました。


2012・大回り・急斜面・菅平(裏太郎)


僕自身、滑りのイメージがこれまでとは根本的に変わりました。参加したクラブメンバーの滑りも大きく変わったと感じます。滑りだけでなくスキー技術に対する考え方も変わったのではないかと思います。飯島さんのレッスンは技術の組み立てがとてもシンプルで合理的。アドバイスも常にポジティブなので、受けていて楽しかったと好評でした。

今後も定期的に飯島さんのトレーニング企画を行ってゆく予定です。