2/7(土)、8(日)と五日町スキー場で行われた第3回中越スキー技術戦に出場してきました。
賞金(男子優勝5万円、準優勝3万円、三位2万円、以下7位まで1万円)やたくさんの賞品が出る大会にも関わらず、おおっぴらに出場者を募集していないためか出場者が少ない「おいしい大会」としてk2hikoさん(第1回に参加)から教えてもらい、淡い期待を抱いて実力も顧みず参加してきました。いわゆる基礎スキーの技術戦は今回が初参加です。k谷さんと一緒に参戦しました。
一日目の午後にデモレッスンがありました。ナショナルデモンストレーターの片山秀斗さん、水落亮太さん、栗山大樹さんが参加するという豪華な顔ぶれ。私の班は片山秀斗ナショナルデモンストレーターでした。うれしかった~。

レッスンでは、大回りでは「ポジションが後ろです」、小回りでは「雪面をもっとしっかりグリップしましょう」と、辛口のコメントを頂きました(汗)。適切なアドバイス、ありがとうございました。
二日目に大会本番が行われました。大会本番は5審3採制。滑り終わるとその場で点が出る公開方式でした。これは面白かったです。草技術戦とはいえ、お祭り加点(?)はないらしく、上位の選手で大体80前後、しょぼい滑りには容赦なく60点台が出されていました。ジャッジ間でかなりのばらつきが出ることも多く、9点差が出たときもありました。
1種目目: フリー滑走 (中急斜面、222点=75+74+73点)ゲレンデ最上部のテクニカルコースの半面(リフト沿い)で行われました。コース上部の方はジャッジからは見えない位置にあり、落ち込んだ先の急斜面で演技する形になりました。1種目目ということでまだ体が硬かったので、大きく動くことを心がけました。落ち込む手前で小回りしてリズムを合わせ、落ち込んだ先で谷回りを大きく取り、大回りで演技を締める構成にしました。クラス10位/19人中。落ち込んだ先でもリズム変化入れた方がよかったかなー。

フリー滑走、片山デモの前走
2種目目: 大回り (急斜面、229点=77+76+76点)テクニカルコースのもう半面で行われました。外足をしっかり踏めているポジションと内足のたたみに注意して、あとはスキーを走らせてアグレッシブに大きく滑ることを心がけました。今大会で唯一まともな点が出ました。クラス13位/19人中。

大回りと小回りが行われたテクニカルコース斜面
3種目目: 小回り (急斜面、211点=71+70+70点)大回りと同じ斜面で行われました。丸いS字のターン弧を描くように滑ることだけをイメージしてスタートしたのですが、荒れ始めたバーンの雪だまりとその下の硬い雪質を感じてびびってしまい、失敗を恐れて止めるエッジングになってしまいました。70点ちょいしかでなかったのはショックでしたが、小回りは全般的に非常に点が辛かったです。クラス14位/19人中。
ああいう荒れた急斜面でも雪面を常にしっかりグリップできている、安定感のある小回りができるようになりたいなあ。
4種目目: フリー滑走(中斜面、223点=75+74+74)ゲレンデ最下部の正面コースで行われました。1種目目のときよりもよりアグレッシブに滑ることを心がけましたが、最後の急斜面でターン弧が小さくなったためか得点伸びず。クラス16位/19人中。
総合順位: 885点 (シニアの部第13位/19人中)まあ実力どおりの結果でしょう。皮算用すると、7位までの入賞者が私と30点差なので、各種目3点ずつ上げれば賞金に手が届くじゃないですか。あながち遠い目標ではないということですね!(笑)
大回りで良い点も出たし、よかったところは伸ばして、悪いところはきれいさっぱり忘れて・・・じゃなかった、しっかり直して(汗)、次回に繋げたいと思います。
最後に閉会式(表彰式)が行われて、くじ引きによる抽選会で終わりました。最大の目玉はオガサカのスキー板(AM2本、Unity1本)。ほぼ全員が賞品をもらえ、私はニットキャップをゲット。

シニアの部、表彰者の皆様。おめでとうございます!
中越技術戦をネット検索していたら、偶然にも
シニアの部の優勝者のブログ(40オヤジの独り言)発見。都シニア技術選の優勝者という経歴。ん~~、これくらいの高レベルの人が出場していたとは、強いわけだ。
なお一緒に参戦したk谷さんは、大会当日に仕事上のトラブル発生、その対応でやむを得ず棄権、本当に不運で残念でした。
最後になりますが、前回の指導者研修会でお会いしたOさん、今回気さくに声を掛けてくださり、滑る前には応援してくださり、成年の部で見事5位入賞されたOさん。本当にありがとうございました。