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この一滑は絶対無二の一滑なり

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オープンマスターズ技術選参戦@菅平

2014-03-24 22:48:08 | スキー技術選
先週末は菅平スキー場にて行われた東京都オープンマスターズ技術選に参戦してきました。

昨シーズンは不甲斐ない結果に終わったので少しでも自分の滑りが出せればと思ってやってきました。しかしオープン技術選というだけあって、強敵揃いであるということには変わりありません。

さて当日は快晴。僕が参戦した技術選でここまで天気の良かったのは本当に久しぶりのような気がします。



さて、1種目目は裏太郎ゲレンデで大回り。前回は規制が入っていましたが今回は普通に大回りです。これまでずっと取り組んでいる板の走りを活かすポジショニングと運動に加え、前後ポジションも少し改良して滑りました。結果は258ポイントとトップから2点とまずまずの位置に付けました。

2種目目はファミリーゲレンデで小回り。前回はここで大きく上位陣から引き離されたので食らいつきたいところ。前回の惨敗をバネに改良に改良を重ねてきた点の出る推進系小回りで滑りました。

珍しくウエーブが設定されており、その処理が出来映えに影響してきます。結果は264ポイント。滑り終わるとMCのマッスル力也さんから高得点!とのコールがありましたのでゴールエリアにて思わずバンザイ。しかしながら後に滑ってきたライバル達が275ポイントと271ポイントという異次元の点数であえなく沈没。前回の惨敗の悪夢が蘇ります。

3種目目はファミリーゲレンデでフリー滑走。ウエーブで魅せようと構成を考えてショート板で滑りました。ウエーブにターンをぴたり合せて積極的に元気に滑って269ポイント。全体の2位と高評価。

総合成績はクラス3位でなんとか表彰台に上がることができました。終わってみれば全体成績でも3位。しかし本来なら僕より上位にいるべき強敵の方々が今回は怪我や不参加でしたので、あまり喜んではいけない結果だと思います。実際ビデオを見直してみると、自分はまだまだ足りないところが多いなぁと思います。



これで今シーズンの技術選は終わりました。結果的にはマスターズ選の2大会でともに表彰台に上がることができましたが、この結果に傲ることなくこれからも練習を積み重ねて技術を向上してゆきたいと思います。
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東京都スキー技術選参戦

2014-02-07 21:40:30 | スキー技術選

先週末は東京都スキー技術選に参加してきました。この大会は全日本スキー技術選の東京都代表選手選考会を兼ねており、基礎スキーにおいて「めっちゃ上手い」方々が己の技術を披露し競う大会です。これまで車山スキー場で開催されてきましたが、今年から苗場スキー場に場所を移しました。

私はこれまでマスターズ技術選には参加してきましたが、車山の寒さと厳しい斜度設定のためこれまで参加を敬遠してきました。この度は滑り慣れた苗場ゲレンデになりましたので、初めてこの大会に参加することにしました。



(期間中は良好なコンディションで大会が開催されました)


一日目は第3ゲレンデにて大回りおよび小回り種目。大回りは今シーズンに入って磨きをかけている滑りをしましたが得点は235ポイントと全く伸びず。小回りはウエーブ規制が入っており、ウエーブにうまく切替のタイミングを合わせることができずに234ポイントとさらに残念な点数。

高い点数が出ている他の選手をよく観察してみると、少しずつこの大会ジャッジの着眼点というか、傾向みたいなものが分かってきました。(1)谷回りでの早い捉え、(2)板を走らせるポジショニングと身体運動、(3)スピードとスペースのある積極的な滑り、あたりが高得点のポイントだと思いました。(1)と(2)はマスターズ選で要求されるエレガントな滑りと共通するものがありますが、この大会では特に(3)の要素がないと点数が伸びにくいかなという印象を持ちました。

二日目は第3ゲレンデのフリー滑走と第4ゲレンデの不整地小回り。前日の観察結果を反映させてフリー滑走を滑ってみました。得点は245点と前日の大回りから10ポイントもアップ。分析した着眼点の方向性は外れてはいなかったようです。不整地小回りでは前半は調子よかったのですが、後半に堅いコブでバランスを崩してしまい、リカバーしましたが241ポイントと伸ばせず。

二日目を終わって予選成績は157位と残念ながら決勝(120位以内)には進めませんでした。

なお、三日目に行われた決勝では男子は水口雄太選手、女子は川端祐沙選手が優勝。水口選手はゲスト参加された我らが高瀬慎一ナショデモを抑え、前年優勝・全日本4位の東京都チームエース・岡田利修ナショデモを逆転しての優勝。今大会はまさしく彼のための大会でしたね。

初めて参加した大会でしたが、めっちゃ上手い選手をたくさん見ることができ、刺激をもらいました。成績は不本意で悔しい気持ちが残りましたが、これをバネにまた今後の練習に活かしたいと思います。


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東京都スキーマスターズ技術選@上越国際

2014-01-21 20:33:39 | スキー技術選

先週末は東京都スキーマスターズ技術選の第1戦に参戦してきましたので報告します。場所は初訪問の上越国際スキー場でした。

マスターズ選で求められる表現要素は「エレガントな滑り」ですが、これまで私の追求してきた滑りはどちらかというとその反対の「アクティブ」だったり「ダイナミック」だったりしたので、それが原因してか、この大会での成績が伸び悩んでおりました。昨シーズンのオープンマスターズ選での惨敗のあと、エレガントに滑るにはどうしたらよいかを考えましたが結論は出ませんでした。結局、ジャッジの観点などというものはあまり気にしないようにして自分の滑りに徹し、点数が出なかったらそれをありのままに受け止めることにしよう、という結論に達しました(笑)

さて、大会当日は大雪。昨シーズンのガーラ湯沢での大会を思い出しました。不安定な足下、走らない板、視界不良という悪条件で、滑りがアピールしにくいコンディションです。



(新潟特有のドカ雪の大会となりました)


一種目目は大回り。ずっと一貫して取り組んでいる板の走りを引き出すポジショニングと運動に、青木美和キャンプで教わった張り付き系の要素を加えて滑りました。結果は全選手中トップの259ポイント。この大会で初めて種目別1位を取りました。

二種目目は小回り。ジャンピング系の滑りはマスターズ選では評価されないということはさんざん思い知っているので(笑)、やはりここ最近取り組んでいる張り付き系の小回りで滑りました。雪が柔らかいのであまり板を踏みすぎないように注意したのですが、最初の数ターンこそ良かったのですが横幅をアピールし過ぎて途中で失速。結果は254ポイントといまいち伸びず。

三種目目はフリー滑走。競技を中断してピステンを入れるという力業でゲレンデ状況は好転。得意のフリーですので思い切り気持ちよく滑りました。結果は260ポイントと全選手中2位の高得点。

総合成績は773ポイントで7組中2位。強敵揃いの7組で念願の初表彰台に上がることができました。全選手の中でも2位の得点で、1位の50オヤジさんとの差はわずかに2ポイント。クラブリーダーのもっちゃんが1点差の3位。我が所属クラブで表彰台独占。尊敬し目標としてきた憧れのスキーマニア達とようやく肩を並べることができました。



(これをもらうためにこれまで努力してきました ^^)


マスターズ選に参戦して5シーズン目でようやくエレガントな滑りという観点で評価してもらえました。上体のパワーに頼りすぎないようにして板にもっと仕事をさせるという、今シーズン取り組んでいる滑りをしてみたら、結果的に高評価だったというのが素直な感想です。振り返ってみると、エレガントな滑りというのは僕がいま目指している効率よく板の走りを引き出す滑り方の延長線上にあった、ということかもしれません。

スキー人生でまた一つ目標をクリア。ここまで来たらトップを取ってみたいという欲が出てきたかな(^^;)。モチベーションが上がりましたので、また練習に励みたいと思います。

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オープンマスターズコンテスト参加記

2013-03-27 21:02:43 | スキー技術選
先週末は菅平高原にて行われた東京都オープンマスターズコンテストに参加してきました。昨シーズンは出張で参加できず残念だったので、今年は楽しみにしていました。

大会当日はあいにくの濃霧。9時競技開始の予定でしたが12時半スタートで、フリー滑走はキャンセルとなりました。

1種目目:大回り(裏太郎ゲレンデ)
途中でコースが狭く規制してあり、そこでリズム変化を入れる種目です。軽井沢の反省を活かしてあまりガツガツ滑らないようにエレガントに滑りましたが得点はそれほど伸びず。それでも上位陣とは数点違いで取りあえず食らいつきました。

2種目目:小回り(ファミリーゲレンデ)
珍しくファミリーゲレンデでの競技となりました。今シーズン覚醒しつつある小回りでしたが、スタート直後からポジションが狂ってしまい、それを修正しようとあがいているうちに終わってしまいました。得点は上位陣から10点近い大差を付けられて沈没。


(DJおよびジャッジ席はサロモンの豪華トレーラー)

リザルトが発表されていないので総合成績はまだ分かりませんが、まあいわゆる惨敗です。これで今シーズンの東京都のマスターズ技術選2戦+オープンマスターズが終わりましたが、目標としていたこれらの大会で成績が残せず終わりました。エレガントな滑りというジャッジの観点がなんであるかを相変わらず掴めないまま、フラストレーションを残して今シーズンの技術選を終了しました。

翌日はフリーで滑る機会がありましたので、ビデオ撮りなどして滑りを修正しました。特にジャッジが割れる大回りと、ポジションに不確実性のある小回りを集中練習。高いレベルを維持しながらもあまり個性を出し過ぎないようにして、全てのジャッジに評価される失敗リスクの少ない滑りを確認しました。

その練習を踏まえ、今週末はいよいよ今シーズンのメインイベント、クラウン検定にチャレンジしてきます。
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アサマ2000技術選参戦記

2013-03-20 23:59:57 | スキー技術選

本日はアサマ2000にて開催されたスキー技術選大会に参戦してきましたので報告します。昨シーズンに引き続いて、今回も会社のスキー仲間であるk2hikoさんと誘い合わせて参加しました。

k2hikoさんが前回の大会で賞品(全体11位)としてゲットした高峰マウンテンロッジの宿泊券を、おこがましくも私との前日宿泊に利用させていただきました。k2hikoさん、ラグジュアリーな宿泊を堪能させて下さり、ありがとうございました!

さて、この日のアサマは晴れ。いつものアサマであれば硬いバーンのはずですが、この日は気温はプラスと高めで、インスペクションで滑ってみると硫安も撒かれておらず、バーンはかなり緩くなっています。

この大会はゲストジャッジ陣が、水落亮太・水落育美・小林仁SAJナショデモ、佐々木常念SIAデモ、水口雄太・内田智久SAJデモとすごく豪華なことが特徴です。



(デモ達が勢揃いしての開会式挨拶)


1種目目 大回り(クラス22位/全体48位)
とにかく今シーズンの滑りを披露することだけを考えて滑りました。切替の質や谷方向への重心の落としといった、ジャッジ受けする運動要素を意識して出すように滑りました。結果としてはジャッジ間で点数が割れました。あとから講評を聞いて分かったのですが、雪質が軟らかかったので、切替があまり急だと評価を低くするジャッジがいた模様です。

2種目目 小回り(クラス8位/全体19位)
雪質が軟らかかったので、今シーズン修得した加速する新型小回りで滑りました。僕の順番の前にラッキーにもデラがけが入った幸運にも恵まれて高得点。新型小回りの完成度がいよいよ本物になってきたようで、すごく嬉しかったです。

3種目目 フリー滑走(クラス12位/全体28位)
何も考えずフリーダムに楽しく滑るのが一番良いと思いつつ、事前に考えていたターン構成で滑ってしまいました(汗)。そこそこ良い点数が出てよかったです。

総合成績 
14位/66名(40~54歳クラス)
33位/136名(全体順位)

前年よりも順位を上げましたが、目標はクラス10位以内でした。この大会は本当に選手のレベルが高くて実力不足を実感させられるのですが、それでもこれだけの位置に上がってこられたこと自体は今シーズンの成果とすべきかもしれません。さらに精進してレベルを上げてゆきたいと思います。

ちなみに、飛び賞(総合33位)が当たりましてコカコーラ・一ケースをもらいました。嬉しいのですが、飲み過ぎると健康を害しそうです。ほどほどに間隔を空けて飲もうと思いますw


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大人の技術選@富士見パノラマ 参戦記

2013-03-03 19:38:38 | スキー技術選

今週は富士見パノラマスキー場で行われた「大人の技術選」に参加してきました。今シーズンは技術選向きの尖った技術をあまり練習できていなかったのですが、富士見パノラマで滑るとサルレナリン(=スキーヤーをサル化させるホルモン)が放出できて自然と自分の長所が出る気がしました。そんな楽しいゲレンデですので、大会でも思いっきり楽しく滑ることだけを心掛けました。



(竹田征吾さんの開会式挨拶。カッコイイ!)


今回の大人の技術選のジャッジに竹田征吾さんが参加されました。征吾さんと言えばSWITCHというビデオで僕の滑りの考え方を外脚主導(正確には山脚主導)へと一変させてくれた尊敬と憧れの人です。おのずと気合いが入ります。

大会前日に降った雨のあと、当日の冷え込みで大会バーンのラーチゲレンデは硬め。東京都マスターズ選のような緩斜面とはうって変わって、急斜面ハードバーンという僕好みのバーンに仕上がっており、テンションも高めです。

一種目目:大回り
最近少し点数の出ない大回りです。僕の長所は上体のモーションも活用したダイナミックな滑り。緩斜面では動きすぎで減速に繋がる技術も、富士パラの急斜面ではもっとも活きる技術です。結果は246ポイントで総合14位。まずまずのスタートです。一時は調子を落としていた大回りですが、精度がまだ低かったためか得点は伸びませんでしたが、調子を取り戻しつつあると思います。

二種目目:小回り
今シーズン取り組んできた新型小回りで挑戦です。失速する軽井沢バーンと異なり、踏めば応える確かなバーン(笑)。しかし硬めのバーンに最初は慎重に、後半は大胆に(汗)。大ブレイクこそしませんでしたが総合13位で上出来。得点も83点から78点まで割れて、やはりジャッジ全員を唸らせるにはもっと精度とパフォーマンスを上げないといけないと思いました。

三種目目:フリー滑走
得意のフリー滑走なので、とにかく気持ちよく滑ることだけを心掛けてスタートしました。バッチリ決まって結果は高得点の8位。やはり細かい技術要素をアピールしようとするよりは、僕の場合自分のパフォーマンスを見て見て!って感じで気持ちよく滑れば結果がついてくるということを再認識しました。

総合成績 11位/101名中(40歳代クラス8位/46名中)
好きな富士見パノラマゲレンデ、憧れの竹田征吾さんのジャッジということもあり、やる気と興奮の大会で成績も上々でした。上手い選手ばかりのこの大会でこの位置に来れたということは大変な自信に繋がると思いました。

やはり僕自身の滑りが最も活きるのは急斜面・ハードバーン。その一方で東京都マスターズ選のような難雪・緩斜面はフラストレーションがたまるけど、エレガントに滑ってぜひ克服したいと思う自分がいます。今後もいろいろ試行錯誤しながら技術を向上させてゆきたいと思います。



(大会バーンは硬くて締まったバーンでした)


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第2回スキーマスターズ技術選@軽井沢

2013-02-18 21:06:35 | スキー技術選

先週末は軽井沢プリンススキー場で行われたスキーマスターズ技術選に参加してきました。昨シーズンは正指導員検定会直前だったので、検定会向きの滑りを壊さないようにこの大会ではあまりがっつり滑らないようにしたのですが、今シーズンは心置きなく自分の滑りを出すことができます。

軽井沢のバーンは硬くて締まっているのですが、なぜかスピードが乗りません。人工雪の雪質せいか?と思っていたのですが、数日前に降雪があり、それを圧雪したバーンでもやはり板が走りません。浅間山から吹き下ろす逆風のせいもあるかもしれませんが、軽井沢のバーンのスピードの乗らなさ加減は本当に不可解です。

さて大会当日は風も弱まり、綺麗に圧雪されたバーンが用意されました。文字通り言い訳の出来ない絶好のコンディションです(笑)。



(完璧に整地された大会バーン)


1種目目 小回り
今シーズンから取り組んでいる新型小回りで挑戦です。しかし練習段階からどうも乗れてない感じがしていました。上体と下肢の運動がうまくマッチングできなかったことがまず原因の一つ目。二つ目は、新型小回りは板をたわませることで加速してゆくタイプですが、軽井沢の斜面では板を踏むと逆に失速。三つ目の原因は両脚の同調ができず見栄えが悪し。得点は250点といまいち。

2種目目 大回り
こちらも今シーズンから取り組んでいる改良型大回りでチャレンジ。上体をしっかり運動することで板にスピードを乗せることで失速を防ぐ作戦。他の選手よりも大きな弧を描いて滑りましたが、むしろ動きすぎと判定された模様。得点は246点と全く評価されず。ビデオを観ると切替時の運動精度が改善の余地ありでした。

3種目目 フリー滑走
大回りのビデオを見て自分でも動きすぎだと感じたので、今度は少し上体の動きを抑えめにして滑ってみましたが、得点は250点と平凡。

総合成績 クラス10位/全体40位
滑りは着実に進化しているのですが、都マスターズ選でなかなか成果が出ません。滑りの方向性は間違っていないと思うのですが、まだまだ完成度が低く、運動の精度をもっと上げないといけないと実感します。また現在開発中の自分の滑りは板の性能を引き出すダイナミックな滑りなのに対して、マスターズ選の観点はエレガンス。特に軽井沢のような緩斜面では自分の長所が活きないと思います。マスターズ選にアジャストしたエレガントなタイプの滑りを開発する必要性を感じました。

そんなことを感じながら、どうにかして軽井沢の走らないバーンをエレガントに攻略できないかな~と思って他の上手い選手の滑りを見ていたらちょっとひらめきました。大会終了後にそれを試してみたのが下の滑りです。



減速要素の少ないエレガントな滑りですね~(笑)。新型小回りがハイスピード対応のターボ車だとすれば、この滑りは走る性能を活かしながらも消費エネルギーの少ないエコ車とでも呼びましょうか(笑)。見ていた仲間からも「それを本番で出せば良かったのに」と高評価をもらいました(^^;)。

成績はいまいちの軽井沢大会でしたが、来シーズンに向けて明るい材料を見つけて終わることができました。


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甲信越ブロックシニアスキー技術選大会参戦記

2013-01-31 22:27:26 | スキー技術選

苗場スキー場にておこなわれた甲信越ブロックシニアスキー技術選大会に参加してきました。今週行われている甲信越ブロックスキー技術選手権大会兼全日本スキー技術選手権大会予選会の会場を利用して、その前日に行われるシニア層(40歳以上)のための大会です。マニア仲間の50オヤジさんと一緒に参加してきました。



(大会当日は天候が悪く難しいコンディションでした)


この大会の特徴はジャッジ陣が豪華であることです。丸山貴雄さん・松沢寿さん・水落亮太さん・岡田慎さん・栗山太樹さん・佐藤秀明さん、ジャッジ全員がSAJナショナルデモンストレータです。



豪華ジャッジ陣。左から丸山貴雄・松沢寿・佐藤秀明・栗山太樹・岡田慎・水落亮太ナショナルデモ


そしてポイントの2番目は平日開催であること。いくらスキーマニアといえども平日に参加できる人は限られます。案の定、全参加人数は19名、Aクラス(40代)は9名。これは入賞のチャンス到来だと思っていました。ええ、実際の滑りを見る前は。えぇ…(^^;)

1種目目:フリー滑走
前日の練習ではバーンが硬かったので結構板も走り、良い感じの仕上がりでしたが、大会当日はしんしんと雪が降りスピードが乗らない条件になっていました。ダイナミックな演技をしようとしたことが裏目に出て、板を踏みすぎてしまったようです。270点前後をたたき出す選手が多いなか、僕の得点は266ポイントと今ひとつ…

2種目目:大回り
フリーの点数が伸びなかったので、今度は踏みすぎないように、雪面に逆らわないようにしながら、今シーズンの滑りを表現してみたつもりでしたが、得点はさらにイマイチの264ポイントに…orz

なによりも他の選手が本当にみんなマヂで上手い。みんな間違いなく真性スキーマニアです(-_-;)。翌日の予選会に出る現役選手もいるようです。この段階で上位選手から得点が相当離されてしまい、既に入賞は諦めモードに…(-_-;;)

3種目目:小回り
今シーズン改造に取り組んできた小回りでしたが、練習を重ねるうちにようやく上体のモーションと板の運動がマッチしてきた感じがしました。その滑りをこの大会で披露しました。ポイントは驚きの272ポイント! 並み居る強敵を抑えて、なんと全参加者中で種目別1位のポイントを叩き出しました。種目別ではありますが技術選大会参戦で初めて1位を取りました。チョー嬉しい!!

4種目目:中回り
技術選では珍しい中回り種目です。一昔前のテク検定以来です。板のたわみ性能を活用しながらしっかり大きく運動し続けることを心掛けて演技しましたが、やはり雪面が重く感じられ板が走りません。得点は265ポイントと平凡な結果。。。

総合成績 ポイント クラス4位/9名中(全体4位/19名中)

終わってみれば上々の出来で4位入賞。ひとえに小回りの大ブレイクのお陰です。得意の大回り種目があまり評価されなかったのが残念ですが、滑りの方向性が間違っているというよりは、重い雪面状況に滑りをアジャストできなかったことが原因かなと思いました。ガーラでのマスターズ選といい、重い雪面状況への対応が今後の課題となりました。



(スキー技術選で2枚目の賞状です)


さて今回大ブレイクの小回り。練習のときのビデオがありますのでご覧下さい。



大平流ジャンピング小回りと、今シーズンから取り組んでいる上体モーション(別名・胴体主導)とを融合させた最新作です。滑りの方向性に関して今大会でナショデモからお墨付きをもらったことでさらに自信を深めました。そしてこれまでずっと苦手だった小回りをようやく完全に克服できたかな。ビデオを見ると現状ではまだまだ荒削りだと思いますので、さらに練習して小回りをもっともっと格好良くしてゆきたいと思います。


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マスターズ選@ガーラ湯沢の成績振り返り

2013-01-30 21:20:10 | スキー技術選

先日行われた第1回スキーマスターズ技術選のリザルトがようやく発表されましたので振り返りを行います

大回り 257ポイント(6位/7組19名)
小回り 255ポイント(8位/7組19名)
総合成績 512ポイント(8位/7組19名、17位/全体156名)

新たな強敵が加わって7組の激戦度合いが増したことや、自信をもって臨んだ滑りで思ったほど点が伸びなかったこと、得意のフリー滑走がキャンセルになったことなどが重なり、順位的には満足のいかない結果でしたが、7組の3位とのポイント差が3点、1位との差が9点でしたので、悪いなりに今後に繋がる位置だと思いました。

第2戦の軽井沢でもがんばります!

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第1回スキーマスターズ技術選@ガーラ湯沢

2013-01-22 22:23:07 | スキー技術選

先週末はガーラ湯沢にて行われたスキーマスターズ技術選に参加してきました。技術選に参加してから4シーズン目に入りました。今シーズンはフィジカル面を鍛えると同時に、スキー技術をベースから組み立て直して、さらに上の滑りを目指してきました。その成果が試される場所となりました。

大会当日は大雪。2年前の大会を思い出します。開会式のあとのインスペクションまで進みましたが、バーン状況が悪すぎるということでピステンによるコース整備が入りました。そのためフリー滑走種目はキャンセル。大回りと小回りの2種目で行われることになりました。



(大量の降雪と視界不良により難しいバーンコンディションとなりました)


1種目目:大回り
斜面の上半分がピステンが入らず不整地のままなので、そこはクローチングを組んで加速し、下半分の整地で演技をする組み立てでいきました。今シーズンから取り組んできた板の走りを引き出す運動とテクニックを使ってダイナミックな滑りを表現しました。

得点は257点。演技自体は100%出せたと思うのですが、トップとは少し離される結果となりました。高得点のためにはまだ何かが足りないという感じが残りました。

2種目目:小回り
昨シーズンのこの大会ではカービング系小回りで滑って高評価でしたが、シーズン終わりの大平キャンプで学んだ技術を取り入れ、より落差と振り幅の取れるダイナミックな小回りに取り組んできました。

斜面上半分は不規則な荒れ地となっており、地雷原状態です(汗)。上半分は無難に滑って、下半分で今シーズンの滑りを表現しました。得点は255点と平凡。少し低いポジションでエッジングの強い滑りをしたのが災いしたのか、かなりの低評価となりました。

総合成績
今季は7組のマニアが2名が6組に上がって抜けた代わりに新たな強敵が加わり、相変わらずのマニアの森。リザルトが発表にならなかったので総合順位や得点がまだ分からないのですが、まあまあ善戦したと思います。小回りの出来がイマイチだったことと得意のフリー滑走がキャンセルになったことを加味すれば、成長の成果が見られるまずまずの成績かもしれません。

しかしいくつか反省点が残りました。まず、自信を持って臨んだ大回りで得点が伸びなかった原因ですが、ジャッジの観点に合っていなかったのではないかという点です。マスターズ選の観点は「エレガントな滑り」であることです。僕の理想の滑りは板の走るダイナミックな大回りですが、それは大会の観点に合っていないばかりか、今回のようなモサ雪にも合っていないと評価されたのだと思います。

もう一つの反省点は、小回りが完成度がまだ低いということです。滑りの方向性には自信があるのですが、板の動きと身体のモーションがまだマッチしていない感じです。さらに練習を重ねて、身体のモーションによって板の性能を最大限に引き出す小回りを目指してゆきたいと思います。

これらの反省を踏まえ、次回軽井沢の大会で成果を出したいと思います。リザルトが発表されたら成績の振り返りを行う予定です。

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