水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

カムチャッカ地方太平洋サケ・マス約48万㌧ サハリン州の漁獲7万㌧超

2018-09-13 16:27:30 | ニュース

 ロシアの大平洋サケ・マスは、カムチャッカ地方の豊漁が続いている。道機船連によると、カムチャッカ地方の生産量は47万7千㌧で、直近偶数年の2016年を25万3,600㌧上回っている。漁獲勧告量52万2千㌧の9割に達した。

 サハリン州の遡河性魚種生産管理委員会は、南クリールのカラフトマス漁獲勧告量の期中見直しを行い、当初の2万4,560㌧に1万8,700㌧上積みされ、4万3,260㌧となった。

 この結果、サハリン州のカラフトマス勧告量は10万6,800㌧となった。9月初めまでの太平洋サケ・マスの漁獲量は7万㌧を超え、このうち6万5,600㌧をカラフトマスが占める。


道東サンマ 地震からの復旧後、再び好調な水揚げ

2018-09-13 16:26:17 | ニュース

 道東沖のサンマ漁は、一時漁が切れていたが、「北海道胆振東部地震」による停電の復旧後、再び水揚げが回復してきた。漁業情報サービスセンターによると、週明けの10日には670㌧、11日には1600㌧の水揚げがまとまり、単価も㎏500円〜600円と高値をつけた。

 花咲港は台風21号、胆振東部地震の影響を受けて操業が抑えられていたが、10日608㌧(㎏515円)、11日1,195㌧(㎏617円)と久々のサンマの水揚げでわいた。今後の漁が好調を維持するよう地域の期待も大きい。


釧路にまき網14船団 8月末までに約1万4千㌧

2018-09-13 16:24:57 | ニュース

 道まき網漁業協会によると、釧路沖のまき網船団の操業は7月18日からスタートし、9月に入り14船団が集結しえいるが、8月末現在で累計1万3,869㌧。釧路に9,859㌧、広いに4,010㌧が水揚げされた。

 漁業情報サービスセンターによると、8月末現在、釧路に水揚げされたイワシは累計で1万2502㌧と前年同期の19.7%増。ただし、魚体が小さく、平均㎏単価は28円と40円台をつけていた前年に比べかなり安値で推移している。釧路では昨年9月、10月に6万6千㌧のマイワシが水揚げされており、今後の漁模様に期待がかかる。