ロシアの大平洋サケ・マスは、カムチャッカ地方の豊漁が続いている。道機船連によると、カムチャッカ地方の生産量は47万7千㌧で、直近偶数年の2016年を25万3,600㌧上回っている。漁獲勧告量52万2千㌧の9割に達した。
サハリン州の遡河性魚種生産管理委員会は、南クリールのカラフトマス漁獲勧告量の期中見直しを行い、当初の2万4,560㌧に1万8,700㌧上積みされ、4万3,260㌧となった。
この結果、サハリン州のカラフトマス勧告量は10万6,800㌧となった。9月初めまでの太平洋サケ・マスの漁獲量は7万㌧を超え、このうち6万5,600㌧をカラフトマスが占める。