水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

2015年2月27日発行/北海道漁協系統通信6064号

2015-02-27 16:45:29 | 系統通信
日本海沿岸ニシン漁獲(2月20日現在)
1,230トンを水揚げ、前年最終実績を上回る

第14期GLA研修(最終)
13名のGLAが共済推進の第一線へ

道が「北のハイグレード食品2015+」に16点を認定
水産関係からは無着色たらこなど7品目が選出 

平成26年度太平洋小型さけ・ます漁業協会通常総会
シロサケ漁獲増えるもカラフトマスが不振の1年に
次回サケマス交渉は3月中旬からモスクワで開催

サハリン州はサケ・マス流し網禁止法案に反対
ロシア国内で定置網と流し網の漁業対立が背景に

道漁業環境保全対策本部がサハリン・エナジー社と情報交換
資源開発プロジェクト「サハリン2」の安全対策に意見交わす

厚岸漁協がサッポロファクトリーで「味覚まつり」
浜ゆで毛ガニ、殻付カキを超特価で販売、大賑わい

日本海沿岸ニシン漁獲(2月20日現在) 1,230トンを水揚げ、前年最終実績を上回る

2015-02-26 04:37:00 | ニュース

 1月10日から解禁された日本海ニシンの刺し網漁は、2月中旬に入ってややペースが落ちてきたが、1,000トンの大台に乗せ、不漁だった前年の最終実績(1,141トン)を上回った。
 道水産林務部水産振興課普及指導員がまとめた2月20日在の漁獲量(刺し網・定置網)は、1,230トンで前年同期の167%。後志が303トン、石狩が927トンとなっており、漁協・支所別では、小樽市が225トン、石狩湾漁協の石狩支所で385トン、厚田本所で400トンと水揚げがまとまった。そのほか石狩湾漁協浜益支所が142トン、東しゃこたん漁協が63トン、余市郡漁協14トンとなっている。
 道総研中央水試のニシン漁獲物調査速報によると、2月17日に小樽市漁協で獲れたニシン(15トン)の組成は、尾叉長28センチにモードがある4年魚(2011年級)が最も多く、5年魚以上の高齢個体は顕著に低下している。魚体の平均体重も274グラムと小ぶりになっている。3年魚(2012年級)の一部も漁獲され、2月中の4年魚、3月の3年魚の獲れ方が今後の漁況のポイントとなる。20日以降の調査では、4年魚の産卵、来遊のピークは過ぎ、3年魚主体の小型化が進むと予想されている。
 札幌市中央卸売市場へのニシン入荷は、1月が約160トンと盛況だった。2月に入っても24日現在で約100トンの入荷があるが、魚体の小型化に伴い、価格もキロ300円台が多くなっている。

2015年2月24日発行/北海道漁協系統通信6063号

2015-02-24 16:46:46 | 系統通信
2015年日ロさけ・ます漁業交渉 
道水産会と関係団体が道、国に安定操業の継続を
ロシア200海里操業の適正な入漁料、割当量の確保

道議会水産林務委員会 
ロシアのサケ・マス流し網禁止法案めぐり質疑 
ロシア水域で操業する道内船28隻、根室への影響を心配

道連合海区漁業調整委員会
日本200海里水域100隻、ロシア水域は24隻

日本海沿岸ニシン漁獲(2月10日末現在)
908トン水揚げ、前年同期の146%

平成26年度全道漁協指導部門担当者会議
燃油価格高騰対策など水産関係予算、浜プランの内容を説明

平成26年度全道漁協漁場環境保全研修会
100名が流木等の漂流漂着物対策について見識深める
「流木の海洋流出防止に向け対応を検討」平野本部長が示唆

2015年2月20日発行/北海道漁協系統通信6062号

2015-02-23 11:40:23 | 系統通信
27年度道予算案・26年度補正予算案(水産林務部関係) 
補正127億円 構造改善9億7,000万円投じ加工施設整備
地方創生枠で日本海振興、藻場機能回復、就業者支援の調査を

道の漁業取締船「ほっかい」の進水式が挙行される 
関係者20名が新船の安全を祈念 
3月22日室蘭で引き渡し、26日に竣工式の予定

第3回道総研オープンフォーラム
「北海道に適した循環型社会を目指して」に330人

北辰丸竣工記念道総研セミナー「北海道の海を科学する試験調査船」
調査船の役割、最新機器の機能、海底画像の新たな可能性など

コンブ格付実績報告(平成26年度1月末)
1月分のコンブ格付け実績過去最高を記録

北海道一周「浜の味」産直市
寿都町・羅臼・北るもい漁協など全9団体が出展
ホッケ・ハッカク・クロマグロなど各地の美味い魚が集結

日本海沿岸ニシン漁獲(2月10日末現在) 908トン水揚げ、前年同期の146%

2015-02-20 11:05:48 | 系統通信

 1月10日から解禁された日本海ニシン刺し網は、2月に入っても好調を維持している。道水産林務部水産振興課普及指導員がまとめた2月10日在の漁獲量(刺し網・定置網)は、908トンで前年同期の146%。後志が244トン、石狩が664トンとなっており、漁協支所では、小樽市が180トン、石狩湾漁協の石狩支所で296トン、厚田本所で300トンと水揚げがまとまった。そのほか石狩湾漁協浜益支所が66トン、東しゃこたん漁協が53トン、余市郡漁協10トンとなっている。

 現地では6年魚の漁獲が終わり、5年魚から下の年級群に移っているが、3年魚、4年魚も一部では獲れている。
 札幌市中央卸売市場へのニシン入荷は、1月が約160トン、平均キロ単価400円と盛況だった。2月に入っても20日現在で約90トンの入荷があり、入荷量が落ち着いてきた分、キロ単価は500円台とやや下がっている。
 全体としては2月中に1,000トンの大台に乗る可能性が大きく、昨年の最終(1,141トン)を上回る豊漁が期待される。