道水産林務部は1月31日、平成30年(1〜12月)の北海道漁業生産が101万8千㌧と前年比19%増加し、3年ぶりに100万㌧台に復帰したと発表した。金額は約2,732億円で同2%減の見込み。
数量は、平成28年以降100万㌧を下回っていたが、ホタテ貝やサンマなどが回復し、イワシの好漁が続いたことで、前年を上回り100万㌧を超える見込み。金額は、ホタテ貝やイワシ、サケ、サンマなどが魚価安だったことから前年を下回る見込みにある。
主な魚種の生産高(概数)は、ホタテ貝38万5千㌧(137%)・774億円(104%)、イワシ12万7千㌧(100%)・42億円(86%)、スケソウ12万㌧(101%)・102億円(99%)、サケ6万5千㌧(117%)・455億円(79%)、サンマ6万㌧(161%)・126億円(101%)、ホッケ3万2千㌧(183%)・38億円(101%)、スルメイカ1万6千㌧(81%)・95億円(83%)、コンブ(乾燥重量)1万4千㌧(109%)・249億円(118%)、ニシン1万3千㌧(146%)・15億円(110%)、タラ3万6千㌧(119%)・86億円(102%)、タコ2万4千㌧(116%)・158億円(143%)。
振興局別では、石狩3千㌧(86%)・17億円(63%)、後志3万㌧(117%)・103億円(90%)、檜山4千㌧(96%)・27億円(90%)、渡島12万2千㌧(128%)・420億円(106%)、胆振4万6千㌧(107%)・132億円(93%)、日高3万7千㌧(124%)・160億円(111%)、十勝4万7千㌧(124%)・55億円(95%)、釧路14万9千㌧(95%)・219億円(93%)、根室13万5千㌧(125%)・477億円(112%)、オホーツク22億5千㌧(125%)・542億円(86%)、宗谷20万6千㌧(137%)・491億円(102%)、 留萌1万5千㌧(93%)・90億円(89%)。